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TOEFL Mail Magazine Vol.42
 

TOEFLテスト受験者インタビュー

今回のインタビューは、大学時代に米国に交換留学された経験もある、上出 未来(うえで・みく)さんです。

 
 略歴:
 2000年4月 早稲田大学商学部入学
 2002年9月 ポートランド州立大学(アメリカ)留学
 2004年3月 早稲田大学商学部卒業
専攻:ビジネス
留学時に必要だったTOEFLテストのスコア:
 TOEFL-PBT 525点/TOEFL-CBT 197点
過去のスコアの推移:(合計3回受験)
 1回目:210点(TOEFL-CBT)
 2回目:225点(TOEFL-CBT)
 3回目:247点(TOEFL-CBT)
大学時代に米国交換留学にて
大学時代に米国交換留学にて

 TOEFLテストについての感想をお聞かせ下さい。

 TOEFLテストは所要時間が長く、かなり疲れる試験です。ただ、どの試験にも言えることですが、何回か受験することで自分なりのコツをつかめてくると思います。短期間に全ての項目において対策をするのは難しいので、得意分野を伸ばしたり、極端に苦手な分野を一定水準まで上げるなど、選択と集中をすることが大事だと思います。そして重要なのは、必ずしも「TOEFLテストの点数が高い=英語ができる、話せる」訳ではないということです。海外の大学でsurviveすることと、TOEFLテストの点数はイコールではありません。海外ではTOEFLテストが測る英語力以外にも積極性や柔軟性など他の能力も要求されます。しかし現実として、ある程度のTOEFLテストの点数がないと留学できませんので、そこは英語力強化の部分として割り切って頑張ってみて下さい。

 TOEFLテスト受験の際のアドバイスをお願いします。

 実際私はそんなに熱心に勉強をしなかったのですが、経験から項目毎にアドバイスをしてみます。
★ Listening
主に2項目から成っており、アメリカの大学生活でよくあるシチュエーションにおける会話と、実際の講義があります。後者の方が難易度がかなり高くなります。またCBTの場合、簡単な問題に答えられないと、その後どんなに正解しても一定以上の点数にならなかったり、逆に難しい問題に答えられると敗者復活できる場合もあるようです。いずれにしろ問題量が多いので、一つの問題ができなくともすぐに気持ちを切り替えることが大切です。そして、なるべく前半でミスをしないようにするといいのではないでしょうか。
対策としては、自分の好きな分野でなるべく毎日英語を聞くようにしました。参考書は市販のものを使いましたが、洋楽を聞く際に歌詞カードを見ないで聴き取る、映画を観る際に字幕を英語にする(米国製のDVDは字幕を英語表示にできます)などちょっとしたことでも英語耳に近づけると思います。
★ Reading
特に対策はしませんでしたが、科学、生物、ビジネス、一般教養などあらゆる分野のReadingをしておくといいと思います。日本語でもあらゆる分野において基本的な知識を持っていると、だいぶ読みやすくなります。そして試験の時は、読みながら問題を解くと時間短縮になるのではないでしょうか。
★ Writing
一番苦手な分野でした。試験時間は30分しかなく、時間との戦いなので、あらかじめ出題されるテーマに目を通して(米国ETSのTOEFLテスト公式WEBサイトに掲載されています)、ある程度ストラクチャーや使うボキャブラリーを考えておくといいと思います。かなり数があるので大変ではありますが、役に立ちます。

 交換留学を決意したきっかけは何ですか?

 異なる環境の中で自分の力を試し、高めたいと思ったからです。初めて一人暮らしをしたり、社会人の多い大学に在籍するなど、今までと全く異なる環境に身を置いたので苦労も多かったですが、その分自分を高めることができ、実りのあるものになりました。最後までやり遂げられたのは留学仲間や友人、家族などの支えがあったからです。日本にいた時は当たり前すぎて気づかなかったのですが、このことに気づくことができたことが留学の最大の成果だと思っています。

 留学先での苦労を教えてください。

大学時代に米国交換留学にて 勉強面では、特にグループワークで苦労しました。なかなか発言ができず、グループに貢献できなくて歯がゆい思いをしたからです。日本ではリーダー的役割を果たすことが多かったのでなおさら悔しかったのですが、なんとか貢献しようと雑用的な仕事でも積極的にこなしていき、状況を少しずつ改善していくことができました。体当たりで取り組んでみて初めて気づいたのですが、コミュニケーションにおいて大事なのは流暢に話せることではなく、伝えたいという気持ちを持って接することです。どうしても語学上のハンデはありますが、日本人は平均的に高い能力を持っていますので臆せずぶつかってみて下さい。
生活面では、トイレが逆流して部屋が水浸しになるなどのトラブルも多発しましたが、自分だけで対処していく中で度胸や問題解決能力がつきました。【写真:ポートランド州立大学が始点・終点の公共電車】

 留学の経験を活かし、今後はどのようなことをしたいですか?

 異国の地で暮らして初めて感じた日本の良さを世界中に伝えていきたいです。特に、食品などあまりグローバル化されていない分野で自分の強みを活かしていけたらいいですね。

(インタビュー:2005年9月 TOEFL事業部 稲吉 美和子)
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