TOEFL メールマガジン

TOEFL iBT 体験レポート

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今回は、大学院の出願のためTOEFL iBTを受験し、今年9月からThe University of British Columbia M.A. in Economicsに留学予定の男性から体験レポートをご寄稿いだきました。皆さんもぜひご参考にしてください。

また、TOEFLメールマガジンでは、体験談等のご寄稿を随時募集しています!

米谷寛紀さん

米谷寛紀さん

2007年4月 関西学院大学 商学部 入学
2009年9月 The University of British Columbia交換留学
2011年3月 関西学院大学 商学部 卒業
2011年9月 The University of British Columbia M.A. in Economics 入学

TOEFLテストの点数推移

2007年 6月  TOEFLテスト ITP 500点
2008年 5月  TOEFLテスト ITP 557点
2010年 6月  TOEFL iBT 85点
 (Reading 27, Listening 18, Speaking 19, Writing 21)
2010年 8月  TOEFL iBT 88点 (R25 L21 S22 W20)
2010年 11月  TOEFL iBT 96点 (R27 L25 S22 W22)
2011年 1月  TOEFL iBT 99点 (R26 L26 S23 W24)
2011年 2月  TOEFL iBT 97点 (R28 L26 S19 W24)
2011年 3月  TOEFL iBT 86点 (R27 L17 S18 W24)
2011年 7月  TOEFL iBT 98点 (R27 L27 S22 W22)

受験目的

2008年までは大学の交換留学のプログラムに応募するため

2010、2011年は大学院の出願に必要な点数を取得するため

感想

TOEFLテストの点数上昇は英語の上達に繋がります。私は留学のためTOEFLテストを何度も受験しましたが、TOEFLテストの勉強をするたび、自分の英語力が上がっているのがはっきり分かりました。例えば2009年に交換留学をした時は、経済学の講義を理解し発言することがうまくできず、授業で教授に苦笑いされたこともありました。しかし、2011年2月にカナダでJapan-Canada Academic Consortiumという学術フォーラムに参加した時は、環境問題に関する英語での講義を理解し、討論会で積極的に発言することができました。それまでにTOEFL iBTの勉強を通じ語彙力、聞き取り力、表現力を磨いてきたおかげです。

対策

この体験レポートでは、スピーキング問題における対策について述べていきます。私はこのセクションがもっとも苦手で、対策も分からず困りました。以下の内容は、私が1年間のTOEFLテスト勉強の中で考えた対策です。同様に困っている方々の参考になればと思います。

1. The Official Guide to the TOEFL TestのCD-ROMを使う

この本に付属しているCD-ROMには2回分の練習問題が入っていて、ほとんど本番と同じように練習ができます。これで実際に練習して傾向をつかみ、各問に対する解答の型を作ることと、高得点と低得点の解答例と採点例があるので、高得点になる解答の仕方を分析することができます。なお、このCD-ROMは地域と言語の設定変更を行う必要があります。この変更をすると他のアプリケーションの動作に多少影響しますが、設定を戻せば再び正常に動作します。

2. 録音機器を使う

ボイスレコーダーなどを使って、自分のスピーキングの解答を録音し、聞いてみます。自分の話す英語の文法ミスや発音の間違いに、かなり気づきます。

3. 練習の時からできるだけゆっくり答えるように心がける

練習の時からできるだけゆっくり答えるように心がける方が良いです。試験の時は緊張して普段より早く話しがちで、採点者にとって聞き取りにくい速度になってしまいます。また、早口で話すと文法や表現の使い間違いも多くなります。ですから、普段からできるだけゆっくり話すように心がけた方が良いです。解答スピードの目安は文法や表現の間違い、解答の詰まりがなくなる程度です。ゆっくり話すと解答時間内にすべて答えられるか不安になりますが、大丈夫です。解答の型を準備していれば、無駄な解答はある程度省くことができるので、ゆっくり話しても時間はあります。

4. 発音はリスニング問題を繰り返し朗読して直す

英語の発音は、リスニング問題を聞いて、自分で何度も朗読してみることでかなり良くなります。1文ごとに問題を止めて朗読、または問題を流しながら後追いで朗読するのが効果的です。私は昔、dollarの発音すらネイティブの人たちに理解してもらえませんでした。そこでTOEFLテスト ITPのリスニングの教材を使って、毎日発音の練習を30分行いました。今は授業などでネイティブの人たちにある程度、自分の意見を理解してもらえています。(おそらく)

各問への対策

*編集部注:TOEFL iBTの問題構成はこちらをご参照ください。

問1、2 ~受験者の好みや支持する意見を問い、その理由を述べさせる問題~

ここでは3つポイントがあります。「具体性、発展性、論理性(話の繋がり)」です。前述のOfficial GuideのCD-ROMにある解答例と採点例には、このことが詳細に述べられていて参考になります。例えば、よく行く場所はどこかという問題には『図書館⇒大学生で8時間くらい勉強する必要⇒勉強する場所が必要だが、家はうるさく集中できない⇒図書館は静か⇒さらに参考書がたくさん置いてあるので勉強がはかどる』という解答です。試験本番の準備時間中は頭の中で展開を考えます。回答準備時間15秒では紙に書く時間が十分にないからです。

問3 ~読んで聞いた情報を要約する問題~

問題形式は決まっているので、解答の型をあらかじめ用意します。これにより、限られた回答準備時間に、基本的な表現や解答の流れを考える必要がなくなり、その分時間をリスニングの情報を要約することに割り当てることができます。リスニング時に、その型に当てはめる重要な部分のみを聞くことに集中すれば良いため、2分弱のアカデミックな内容を1分にまとめることにパニックにならずに済みます。

以下は私が用意した解答の型です。

  1. The fe/male student dis/agrees with the university’s proposal to ~ for two reasons. (10秒)
  2. First, s/he thinks that ~. (25秒)
  3. Second, s/he thinks that ~. (25秒)
  4. Therefore, s/he thinks that ~. (時間が余れば)

問3と問4はパッセージを読んだ時に提案と理由を簡単にメモっておくと、よりスムーズに型通りに解答できます。

問4、6 ~読んで聞いた情報、聞いた情報についての問いに答える問題~

学術的内容の要約問題で1番難しく、解答の型や表現の仕方を数パターン用意しておいた方が良いです。以下は私が主に使った型です。

  1. The professor gave two examples (experiments/ways) of ~ (main idea) (10秒)
  2. In the first example, s/he talks about ~ (25秒)
  3. In the second (another) example, s/he talks about ~ (25秒)

問5 ~聞いた情報を要約する問題~

リスニング情報の要約は比較的に簡単なので、準備時間では『あなたならどうするか』の部分を考えることに時間を割きます。

読者へのメッセージ

多くの方々が私と同じように留学のためにTOEFLテストを受けられると思います。TOEFLテストで身につけたスキルは留学で必ず役に立つので、頑張ってください。はじめ私は、難しく・長く・お金のかかるTOEFLテストが嫌いで、学部時代の難敵でした。今もあまり好きではありません。けれど、TOEFLテストがなければ、真剣に英語力を磨く機会がなく、留学先でもっと多くの失敗をしたと思います。留学先で授業の理解ができ、私生活でもたくさんの友達とうまくコミュニケーションが取れたのは、TOEFLテストで磨いた英語力のおかげです。今ではTOEFLテストに感謝しています。みなさんもTOEFLテストを勉強して留学先でjump startを切ってください。

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