CIEEレポート

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第79回 英語教員対象「TOEFL iBT® テストPropell® ワークショップ」2018年開催報告


一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会
TOEFL事業部

2018年のTOEFL iBT® テストPropell® ワークショップ(以下、Propellワークショップ)は、通常の英語教員向けに加え、団体向けの開催も行いました。
昨年に引き続き、小学校、中学校、高校、大学、専門学校や語学学校等の様々な教育現場で教鞭を執られている英語教員の皆様にご参加いただきました。

英語教員対象Propellワークショップ

当協議会Webサイトで開催案内をしているPropellワークショップは、英語教育に携わる教員の方であればどなたでも自由に参加いただけます。2011年以降、毎年7〜12月に開催してきましたが、2018年はより多くの先生方にご参加いただけるよう開催時期を2〜3月と8〜9月に分けました。2~3月は横浜・岐阜・神戸、8~9月は東京・京都において、今回は全て2技能(SpeakingとWriting)に焦点をあてた半日ワークショップを実施しました。

【各会場の様子】

  • Propellワークショップ
    2/24(土)開催<横浜会場>
  • Propellワークショップ
    3/10(土)開催<岐阜会場>
  • Propellワークショップ
    3/25(日)開催<神戸会場>
  • Propellワークショップ
    8/25(土)開催<東京会場>
  • Propellワークショップ
    9/22(土)開催<京都会場>
  •  

初開催となった横浜・岐阜をはじめ、どの会場も時間が足りなくなるほど内容が充実したワークショップになりました。特にSpeaking、Writingの採点体験は、グループディスカッションを多く取り入れながら時間をかけて行われ、より密度の濃いものとなっていました。この採点体験は、毎回、参加者からたくさんの質問が出され、その質問にワークショップの講師であるETS公認トレーナーだけでなく、時には参加者が回答・意見する場面もあり大変インタラクティブな時間となります。一方向ではなく双方向になることで、本ワークショップ開催目的の1つである「TOEFL iBT® テストにおける採点基準・方法について深く理解していただくこと」ができたと確信し、また先生方の今後のご指導に少しでもお役立ていただけることを願います。

団体向けPropellワークショップ

Propellワークショップは、所属団体の英語教員に限定して実施することも可能です(※1)。
2018年は、長崎大学様で言語教育研究センターに所属する英語教員の方々を対象として4技能を網羅した1日ワークショップを行いました。同センターの教育改革の1つに「授業の改善」が挙げられており、その一環として本ワークショップをご活用いただきました。

参加者の所属先が同じということもあり、ディスカッションなども最初から非常に積極的で、ワークショップは終始活発な雰囲気の中で進められました。

Propellワークショップ

ワークショップ終了後のアンケートでは、ワークショップの総合評価として8割の方が「非常に満足」、2割の方が「満足」と回答してくださいました。また価値のあった内容として、回答者全員が「非常に価値があった」と評価したのは「Speaking scoring Practice」でした。
この採点体験では、参加者がTOEFL iBTテストで実際に使用されているRubrics(採点基準表)を使いながら、受験者のサンプルアンサーを聞き採点を行います。参加者がスコアを予想した後、ETS公認トレーナーがETSの採点官がつけたスコアを伝え、何故そのスコアになるのか、Rubricsを使用しながら詳しく解説します。RubricsはETSのTOEFL® テスト公式Webサイト上に公開(※2)されていますが、ワークショップを通じて実際に採点を体験し、解説を聞くことで、TOEFL iBTテスト(アカデミック英語)におけるSpeaking、Writingの採点方法をより深く理解でき、このRubricsを教育現場ですぐに活用していただけるのではないかと思います。

Propellワークショップ参加者による「授業での実践事例」

Propellワークショップに参加された先生方を中心にご寄稿いただいている「授業での実践事例」では、実際にSpeaking、Writingの指導や評価においてRubricsを活用されているケース(下記参照)も多く、本ワークショップ開催のもう1つの目的である「今後の英語指導に役立てていただく」ことに繋がっていることを大変嬉しく感じます。

授業での実践事例
英語教員による生徒・学生の英語力向上に向けた授業での取り組み
2018年寄稿より抜粋(Rubrics活用)

同志社大学におけるTOEFL®を活用した取り組み:Intensive Courses for TOEFL® (I.C.T.)
 同志社大学 全学共通教養教育センター 内山八郎先生
自分に最適な教材で4技能を統合的に学習する -自律学習を目指して-
 広島女学院大学 人文学部 国際英語学科 関谷弘毅先生
生徒の好奇心を引き出し、4技能をつなげて伸ばす
 鎌倉学園中学校・高等学校 高木俊輔先生

最後に

当協議会はTOEFLテスト日本事務局として、Propellワークショップをより多くの先生方の英語指導にお役立ていただきたく、来年も引き続き本ワークショップを開催します。
次回の開催予定は決まり次第、下記ページに掲載します。
TOEFL iBT® テストPropell® ワークショップ

また、ワークショップを担当するETS公認トレーナーは現在5名ですが、全員が過去に参加者としてPropellワークショップに参加されています。そのトレーナーの先生方にPropellワークショップに参加する意義についてお話を伺いました。参加を検討されている皆様へのメッセージもありますので、以下ページをぜひお読みいただき、参加をご検討いただければ幸いです。
ETS公認トレーナーからのメッセージ

皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 

(※1)団体向けPropellワークショップ実施に関するお問合せは、TOEFL事業部(ctas@cieej.or.jp/03-5467-5477)までお願いいたします。

(※2)
Speaking Rubrics
Writing Rubrics

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。