TOEFLのテストについて
TOEFL iBT®︎とTOEFL ITP®︎
TOEFLにはTOEFL iBT®︎とTOEFL ITP®︎の2種類がありますが、一般的にはTOEFL iBT®︎を指します。
TOEFLはリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つのセクションから構成されており、総合的な英語能力を測る事ができます。
30点満点の4技能の合計120点が満点となり、TOEFL iBT®︎は海外の大学・大学院での審査基準として用いられるケースが多いです。
TOEFL ITP®︎は日本国内の大学入試や大学内でのクラス分けに使用されることが多い、団体向けのペーパーテストです。
スピーキングを除いた、リーディング・リスニング・文法の3セクションで構成されています。スピーキングテストが無いため、語学留学や海外の大学進学を希望する際のアピールとしてはTOEFL iBT®︎よりも劣ります。
TOEIC®︎・IELTSの違い
TOEFLとTOEIC®︎、IELTSの違いは以下の通りです。
TOEFL iBT®︎ | TOEIC®︎ | IELTS | |
利用目的 | ・留学 ・大学入試 | ・就職 ・転職 | ・留学 ・海外就職 ・移住 ・大学入試 |
試験内容 | ・リスニング ・ライティング ・リーディング ・スピーキング | ・リスニング ・リーディング | ・リスニング ・ライティング ・リーディング ・スピーキング |
スコア | 120点満点(30点×4技能) | 990点満点 (リスニング495点、リーディング495点) | 9.0 |
難易度 | ★★★ | ★★ | ★★★ |
出題傾向 | 学術的内容が多い | ビジネス・日常会話 | 学術・日常会話・ビジネス |
試験時間 | 3時間30分 | 2時間 | 3時間 |
試験会場 | 日本全国のテストセンター | 日本全国の大学など | 日本全国のテストセンター |
受験費用 | 26,950円 | 7,810円 | 25,830円 |
TOEFL®︎のメリット
留学先の多くの国で通用する
留学先として人気の高いアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの教育機関で採用されており、英語圏の多くの国で通用することがメリットです。 TOEFL®︎を受験することで留学先の授業や日常生活で不便なく英語を用いたコミュニケーションを行うことができます。試験の勉強がそのまま留学準備にもなるため、留学を検討している方におすすめの試験です。
移住権の申請が可能
TOEFL®︎で獲得したスコアは、移住権の申請に利用することも可能です。 ニュージーランドやオーストラリアなどの移住先として人気の高い国であるほど高い英語能力が必要となります。これらの国は移住権を申請する際にTOEFL®︎のスコアを利用することが出来ます。
実践的な英語力を養うことが出来る
TOEFL®︎ではリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4つの技能を満遍なく学習するため、実践的な英語力を養うことが可能です。 TOEFL®︎の学習を行うことで、自らの考えや意見を自分の言葉で英語を用いて話せるようになるでしょう。