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  • ニュージーランド クライストチャーチとプナカイキでの「環境保護」ボランティア

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今回は春休みにニュージーランドで開催された環境保護ボランティアに参加した大学生の体験談をお届けします。参加のきっかけから帰国後まで、体験者の声を詳しくご紹介します。

  • 島田 珠実 さん / 大学2年生 (参加当時) / 2~3月に3週間参加

島田さんが参加したニュージーランド「環境保護」ボランティア

オーストラリア/ニュージーランドで、チームメンバーと交流をしながら環境保護活動を行うワークキャンプ型プログラム 植林、種の採取、外来種の除去、フェンスや遊歩道の整備などの環境保護活動に従事する。 ボランティアハウスなどの施設でメンバーと共同生活。参加は1週間から可能。>>詳細はこちら

参加を決めた理由

高校生の時から、「大学生になったら海外に一定期間滞在してみたい」という目標がありました。学生のうちに、学生にしかできないことに挑戦したかったからです。それを絶対に実現させようと、大学2年生の春から本格的に海外滞在について考えるようになりました。留学、語学研修、インターンシップなどあらゆる海外滞在方法がある中、一番興味を持ったものがボランティアでした。学校に行くだけでは学ぶことができないことを、実際に自ら行動しながら得たいと思ったからです。また、ボランティアは、自分の成長だけでなく、他への貢献にも繋がるという点にも惹かれました。

国内のものも含め、数多くあるボランティアの中でもCIEEを選んだ理由は、すべて自分で行動しなければならないという点でした。CIEEの海外ボランティアは現地集合、現地解散で、プログラム期間外のホテル、また行き帰りの飛行機の手配もすべて自分で行わなければなりません。一人で現地へ行き、日本人がいるかどうかもわからない集合場所へ一人で向かい、時には一人で休日を過ごし、帰りも一人で帰る。この工程に私は惹かれました。行動力も、コミュニケーション力も、さらに加えて英語力、勇気、経験値も身につくのではないかと考えたからです。私がCIEEの海外ボランティアに参加を決めた理由は以上の点にありました。  

クライストチャーチ郊外に滞在

私が過ごしたクライストチャーチは、ニュージーランドの南島に位置する、2011年にカンタベリー地震(マグニチュード6.1の地震)があった、地震の多い都市です。今もまだ完全に復興されておらず、クライストチャーチ大聖堂は倒壊したままの状態でした。しかし、街はとてもきれいで、通りすがる人たちみんな笑顔で挨拶をしてくれるほどいい人たちでした。買い物もしやすく、スーパーにある食材も美味しいものばかりでした。日本人にはとても過ごしやすい街だと思います。

交通機関は電車がなく、バスでした。(普通のタクシーは高いです!)バスで注意しなければならないことは、とても遅れることが多いということと、次のバス停の名前が放送/表示されないことです。基本的にバスに乗るときは手元のスマートフォンのマップを見ながら、「次停まりそうだな」と思ったらバスのSTOP ボタンを押していました。また、滞在期間が2週間以上の方(バスを多く利用される方)には、クライストチャーチの中心地にあるバスインターチェンジでメトロカードを買うことをお勧めします。普通に乗るより安く乗ることができますよ! 街のランドマークはハグレー公園です。植物園を楽しめたり、カヌーの体験ができたりします。週末には季節に応じた様々なイベントも開催されていて、とても魅力的な公園でした。

環境保護のボランティア活動  

ボランティア活動は、毎日違う場所で違うことをしました。活動場所へはボランティアリーダーが連れて行ってくれました。活動内容は、主にマルチング・雑草抜き・保護網の除去・外来種の除去・種取り・苗づくり・苗植えでした。特に心に残っていることは苗を植える作業です。この苗植えは、クライストチャーチではなく、プナカイキというところで行いました。(*プナカイキはクライストチャーチから車で約5時間かかるWest Coastにあります。(クライストチャーチはEast Coast)クライストチャーチのボランティアは1週目クライストチャーチ、2週目の月曜日にプナカイキに移動してその週はプナカイキで活動、2週目の金曜日にクライストチャーチに戻り、その後また1週間クライストチャーチで活動といった流れでした。)苗植えは、単純にみんなで木を植える作業でしたが、2日間かけて7人で計443本の木を植えることができました。その木々が何年後かに大きく成長すると思うとうれしい気持ちでいっぱいになりました。クライストチャーチでの活動では、成長したFlaxというニュージーランドの植物の周りについている保護網をとる作業が心に残っています。とてもハードな作業だったのですが、終わった後に山の上から見た景色が本当に綺麗だったからです。

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ある一日のスケジュール
  • 07:00 起床

    08:00 活動場所へ移動(ボランティアリーダーが連れて行ってくれます)

    08:30-09:00 ボランティア開始

    13:00 ボランティア終了

    14:30-15:00 帰宅、自由時間

    17:00 夕飯作り始める

    19:00 夕飯

    20:00 シャワー

    20:30 自由時間

    23:00 就寝

2~3月のクライストチャーチの天気、持参必須アイテム、食事

天気は良く晴れていました。時期的には夏なのでとても暑いことを想像していましたが、ずっと半袖でいる日は少なかったように思います。朝と夜は特に冷え込むことが多いので、長袖やパーカーは何着か持っておいて損はないと思います。

プナカイキでの1週間は毎日雨だったので、レインコートは欠かせませんでした。私が持って行かなかったものの中で、持っていけばよかったなと一番思ったものは、タッパーです。ボランティア活動中の昼食は基本的に朝自分たちで作って持って行きます。家にあるタッパーを借りることはできますが、衛生的にあまりきれいではないと感じたので、私はサンドイッチをラップに包んでそのまま鞄に入れて持って行っていました。あの時タッパーを持ってきていればなと何度も思いました。

食事は、朝も昼も夜も自分たちで作って食べていました。朝と昼は個人個人で自分が食べるものを自分にだけ作って食べていましたが、夜は当番制でみんなの分を作りあって、みんなで一緒に食べていました。食材は毎週ボランティアリーダーが買って来てくれました。(ボランティアの帰りにみんなで買ったこともありました。)食べたいものは基本的に何でも買ってくれました。

週末の過ごし方

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週末はみんなでビーチに遊びに行ったり、都市部の観光をしたり、いろんなスーパーを回ったりしました。1日だけ、1人でただ行きたいところに観光しに行った日もありました。誰を頼ることなくバス停やバスの時間を調べたり、観光地を調べたり、道を聞いたり、自分のペースで楽しむことができてとてもいい経験になりました。ウィローバンク野生動物保護区という動物園はオススメです。ニュージーランドにしかいない鳥、キウイを見られ、他にもたくさんのニュージーランドの動物を間近で見ることができます。

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また、みんなで夜のSPARKSというイベントに行ったのもとても楽しかったです。SPARKSはハグレー公園で行われる、毎年恒例の音楽と花火のコンサートのようなもので、地元の人たちも集まってとても盛り上がっていました。しかし、夜出歩くのは危険なので、身の回りのものにはかなり目を配るようにし、メンバーと離れ離れにならないよう気をつけました。そのイベントの日以外は、夕方には帰れるように時間には気をつけて週末は楽しみました。ある日の夜、家に住んでいる女の人と一緒に、家の外で寝袋をかけて寝そべってとてもきれいな星を眺めたことも最高の思い出です。星が最高にきれいでした。流れ星も見ることができました。

「英語を話すこと」や「日本の良さ」について、海外に出てみて気づいたことは?

思っていた以上に通じませんでしたし、聞き取ることもなかなか難しかったです。しかし、ボランティアリーダーも一緒に暮らしていたメンバーも、聞き取れていないことがわかったら聞き返してくれたり、ゆっくり話してくれたり、簡単な単語に言い換えたりして話してくれました。また、自分からわからなかったら積極的に「Sorry?」と言って聞き返したり、ボランティアリーダーに個別で教えてもらいに行ったりしました。わからないことを恥じず、自分の英語力のためにも、努力しました。

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日本の良さは、ご飯がおいしいことと、バスや電車が時間通りに来ることだと思います。ニュージーランドの食材も美味しかったですが、やはりなかなか慣れず、便秘や生理不順には苦しみました。交通機関の遅れは、すべての予定が遅れる原因でしたので、とても大変でした。その点、日本は素晴らしいです!

滞在中に起きた一番のハプニング

使って良い食材が何かどうかで、もめそうになったことがありました。まず、私がクライストチャーチに訪れたときは、たまたま日本人が私含めて3人、ベルギー人2人、フランス人1人、オランダ人1人でした。みんなで話すときは英語でしたが、母語が日本語とフランス語に偏っていたために、夕飯を作るときは日本人勢かフレンチ勢かで別れることが多かったです。 毎週、みんなで献立と、それに伴って買う食材を決めていたのですが、私たち日本人勢が当番の時、私たちは、これから使わないと思っていた食材を使って料理をしようとしました。しかし、フレンチ勢に、それは私たちが当番の時の献立に使うのだといわれてしまって、私たちが思うように料理ができなくなってしまいました。私たちが献立を変え、事は終わりましたが、危うく喧嘩するところでした。今考えれば、献立を考える段階でしっかり意思疎通できていなかったのだろうなと思います。言語とコミュニケーションの大切さを学びました。

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これから参加される方へのメッセージ

行く前に、なぜ行きたいのか、何をしたいのか、何のために行くのか、など、目標と目的をノートなどにメモしてから行くといいと思います。その目標や目的があるだけで、滞在中のあらゆる場面で「よし、今はあれをしなくてはいけない時だ。」「私はまだここが頑張れてないから明日はもっとここを頑張ろう!」など考えることができるからです。自分の成長と、帰国後の達成感に繋がると思います。また、滞在中の夜は時間があったので、毎晩英語で日記を書くようにしていました。それがあったことで、帰国後の振り返りが楽になりましたし、日記自体が、いい思い出の品にもなりました。そして、それを元に帰国後はしっかり振り返りもしました。 また、出発前は不安ばかりだったので、クライストチャーチの交通事情、航空券の時間、ホテルの場所は何度も何度もチェックし、頭に叩き込みました。入念なチェックが大事ですよ!これらのことと、滞在中に純粋に楽しめたことが、私のクライストチャーチでの海外ボランティアを、中身のあるいい経験にしてくれたと思っています。しかし、頑張りすぎるとストレスも溜まってしまうと思うので、楽しむことも絶対に忘れないでくださいね!!何より大切なことです!応援しています。

旅メモ

使ったお金の総額

飛行機代 往復で約150,000 円(ニュージーランド航空)
持参した金額:現金20,000円 /クレジットカード 20,000円

お土産

別れの時には、折り紙と、日本の名所の写真の裏にメッセージを書いてプレゼントしました。 とても喜んでくださいました。

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