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  • 「私が体験したカンボジア」水上コテージでの宿泊、マングローブの森で活動

カンボジア

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今回は春休みにカンボジアで開催された国際ボランティアプロジェクトに参加した大学生の体験談をお届けします。 カンボジアならではの、文化、価値観とは…?

  • 宅和 花菜子さん / 群馬大学 / 理工学部 / 19歳(当時)

宅和さんが参加した国際ボランティアプロジェクト

各国から集まる仲間と寝食をともにし、国際交流をしながら、ボランティア活動を通じて社会や人々に貢献できる国際ボランティアワークキャンプです。第1次世界大戦後、それまで敵対していたヨーロッパ諸国の若者たちが、国境を越えて共同生活を送りながら協力して、戦争で破壊された農地や街を再建する平和活動をおこないました。これが国際ボランティア ワークキャンプの起源と言われています。その後、この国際ボランティアの活動は世界中に広まり、建物の修復、社会福祉、環境保護など、活動の分野も多岐にわたるプロジェクトが開催されるようになりました。CIEEでは、1995年からこの活動に参加し、現在、ヨーロッパを中心に世界約30か国の国際ボランティアプロジェクトに日本人の参加者を送り出し、同時に日本国内で世界中からのボランティアを受け入れるワークキャンプを開催しています。>>詳細はこちら

カンボジアを選んだ理由と、実際の印象

環境系か、古城の掃除のボランティアをやってみたいとずっと考えていました。CIEEのサイトで探したところ、アイスランドとカンボジアで環境系のボランティアをみつけました。航空券の値段がカンボジアに行く方が安かったことと、大学での友達に東南アジアからの留学生がいたことでカンボジアの方が身近に感じたので、カンボジアにしました。また、私が住んでいる地域が海から遠いこともあり、マングローブがどんなものなのか全く知らなかったので、興味を持ちました。

実際行ってみて、“すごい暖かい国だな”が一番はじめに感じた印象です。日本の夏と違ってジメジメしてなかったのですごく過ごしやすかったです。はじめの方は、ご飯食べる時もトイレ行く時も衛生面にすごく気を使いました。でも結構どこも綺麗で、ご飯は味も美味しいし、一回もお腹壊さないし、とても快適でした。カンボジアの人は超親日!って感じで、1人で歩いていると日本語で“こんにちは”とか“かわいいね”とか声をかけられました。スリがあるかなとか思っていたけど、そんなこともなく安心して過ごせました。ただ、トゥクトゥクとか金額が表示されてないものは、結構ぼったくられてるなと言う印象もあります。しっかり高いよーと言えたときは、安すぎじゃない??と言うくらい物価が安い国でした。また、人が本当に懐っこくて、英語が伝わらない相手でもすぐに仲良くなれる、とても人柄のいい国だなと思いました。

現地に着いてからの前泊の手配方法

カンボジアに出発する前にネットで探して、予約しておきました。私は、プログラム前にSiem Reapを観光したので、Giant ibitsというバス会社を使いPhnom Penhまで移動し、バス停の隣にあるホテルを予約しました。

ビザの取得方法と、かかった費用を教えてください

郵送でビザを取りました。現金書留でパスポートとビザ申請に必要な6000円を大使館に送りました。ビザ申請には代替4000円と書いてあったのですが、郵送の場合の費用が書いてなかったので、大使館に直接電話して確かめました。

宿泊先から集合場所までの道のりで困ったこと、こうすればよかったと思うことはありますか?

困ったことは、事前にGoogle Mapで集合場所を調べたところ、infoで送られてきた場所と違ったことです。なので、info上のオフィスの場所を自分のiPhoneのGoogle mapで探し出して、ホテルからどのくらい時間がかかるか調べました。泊まったホテルとオフィスの場所が車で30分くらい離れていたので、交通渋滞が起きやすいカンボジアでは時間ぴったりに着くかドキドキしました。もっとオフィスに近いところにホテルを取ればよかったと思いました。

また、普通のトゥクトゥクに乗ったのですが、正規の値段の倍くらい取られてしまったので、メーター制のものに乗ればよかったと思いました。Googleはオフラインでもマップで現在の位置を知ることができるので、それを利用して、トゥクトゥクに乗っている間は常に周りの景色と、Google MAPを見ながら、遠回りされてないか確かめました。他のメンバーはオフィスまで結構迷ったらしいのですが、こうしたおかげで、まったく迷わずにすみました。

初日のオリエンテーションは、どんな内容でしたか?

初日は自己紹介だけしました。二日目の午前中に、communityでの注意事項等の説明、communityの歴史やマングローブについて、また、このプロジェクト内にやってみたいことや一晩過ごしてみて不安に思ったことの発表・話し合いをしました。あとクメール語を少しだけ教えてもらい、自己紹介できるようになりました。

ボランティア活動の内容を教えてください

国際ボランティア

マングローブの植林:コミュニティーから船に乗って、マングローブ畑に行きました。Communityで育てた苗をボートに乗せて運び、腰くらいまでの水位の中植えました。田んぼみたいな感じでドロドロした土に穴をあけてそこに苗を植えました。

種の採取:マングローブの森にみんなで船に乗って移動し、木になっている種を採取しました。現地の人たちが木に登って上のほうの種を取ってくれたので、それを拾ったり、下のほうにある手の届くところのものを取ったりしました。腰ぐらいの水位の海の中をひたすら歩きました。

苗づくり:とってきた種を植える作業をしました。暑い中単調な作業でしたが、ふざけてどろをつけあったりしながら、楽しく行いました。

国際ボランティア
ある一日のスケジュール
  • ~8:00 起床、朝食準備開始

    ~9:30 ワーク(マングローブ植林)やシャワー等自由時間

    ~12:00 昼食、自由時間 (コーヒーショップ行ったり、local peopleと遊んだり)

    ~14:00 ワーク(タネの採取)

    ~18:00 夕食

    ~20:00 ミーティング

    ~20:30 フットサル (自由参加)

国際ボランティア

出会った外国人の中で印象的だった人を教えてください

違うチームのリーダーのNanaです。21歳なのに自分と比べ物にならないくらいしっかりしていて、すぐに私たちを受け入れてくれました。それに、Nanaが作ってくれる食事が全部おいしかったです。帰る時も、プログラムが終わって二日後のフライトだったのに、一緒に晩御飯を食べてくれました。ホスピタリティとフレンドシップとリーダーシップが備わったお茶目な人でした。日本人ボランティアが日本語を話していると、簡単な単語をすぐにまねして、その意味をすぐに理解する、言語能力が高い人だなと感じました。

宅和さんにとっての異文化体験は何でしたか? 

人に対する気持ちの持ち方や、人との接し方が違うことです。フランス人メンバーと喧嘩したことがありましたが、私も結構悪いなと思うところはありますが、お互い様なのでは?と思うところもありました。最終日にやっぱり話さないまま別れるのは嫌だなと思い、謝りました。向こうはいいよー許してあげるって感じで、まったく自分たちには非がないように振舞っていました。これが日本なら、思ってなくても、「私も少しは悪いところがあった」とか謝ってくるんだようなと思いました。

またカンボジアの人ですが、日本は腫れ物には触らずみたいなところがあるけど、ガンガン喧嘩の仲裁に入ってきて、逆に状況を悪化させられた感じがしました。その点、違うボランティア団体から来ていたオーストラリアの子は一個年下でしたが、「気にせずに、一緒に楽しみましょう!」という感じで、どちらの味方にもならず、いい感じに場を納めてくれました。

他にも、日本人とカンボジア人は「他の文化を知りたい!教えて!」という感じでしたが、フランスの人たちはあまり興味がない感じでした。ここは、自分たちの文化に自信があることや、歴史的経緯が関係しているのかなと思いました。日本の文化は他国の文化を存分に取り入れていく文化なので、一緒に暮らしてみて、順応性の違いも感じました。

一緒に共同生活をした人たちの印象を教えて下さい。日本人同士で固まってしまったことでのメリット・デメリットは何ですか?

思ったことを全て言葉にして伝えることができました。自分が英語で伝えられなかったり、理解できなくても誰かが伝えてくれたので、英語を話す練習はできませんでした。

日本人以外のメンバーはフランス人が2人でした。時期的に日本人がめちゃめちゃ多く日本人ばっかりだったのは、結構異例のことらしいです。他のグループにオーストラリアからのメンバーもいましたが、ワークの時以外は別行動でした。

滞在環境(衛生面、設備)と、それに対する対策や、心構えは?

シャワーや洗濯はしたい時にいつでもできるので、洗剤とかは荷物に余裕があるなら、いっぱい持ってきても大丈夫です!また、洗濯を干す用の紐や、はんがー、洗濯バサミを持っ行った方が良いです。せんたくを干す場所は用意されてないので、自分たちで紐を使って作りました。

トイレは洋式が一個しかなく、どのトイレもペーパーは付いていないので、1ロールは持ってきておいたほうがいいと思います。

泊まる場所は水上コテージで涼しいし、快適です。布団はマットレスが敷いてあって、枕も用意されています。シーツも毎回きちんと洗濯されているようです…。が、気になる人は大きいバスタオルとか、タオルケットとか持って行った方がいいと思います…。寝袋と銀マットを持って行ったのですが、暑いし、ペタペタするしで、ただ荷物がかさばっただけでした…。 初日帰りたいくらい日本と違う環境でしたが、住めば都で、とても快適でした!

自由時間を充実させるために工夫したことは何ですか?

コミュニティの同い年くらいで、めっちゃフレンドリーな人たちが、暇な時間になるといつも遊びに来たり、ワークを手伝ってくれたので、その子たちと仲良くなって、カードゲームをしたりしました。工夫せずとも楽しい自由時間が過ごせました(笑)。

国際ボランティア
旅メモ

使ったお金の総額

航空券:75600円(羽田-シェムリアップ、プノンペン-成田)
ホテル(リバーサイド)ーCYA Office(トゥクトゥク):$10(これはぼったくられた金額です。メーター制を使えば$5で行き来できました。) 
プロジェクト参加費:$220
Free Day の観光費用:$30
フットサル参加費:$1x2回
初日のご飯とプロジェクト場所までの交通費:$8
最終日のプロジェクト場所-CYA officeまでの交通費$10

シェムリアップでの観光を合わせると全部で20万は使いました。

帰国後も英語/英会話の勉強を継続していますか?

Youtubeでシャドーウィングしたり、映画などを字幕でみたりしています。英会話の勉強は全くできていないです。プロジェクトで出会ったカンボジアの人とアプリを使って英語でコミュニケーションを積極的に取るようにはしています。 今回カンボジアに行って、英語を使っているうちにだんだん話したいことがうまく言えるようになったので、実践する以外に一番いい方法はないので、英語を使う機会を設ける為に試行錯誤中です。

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