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  • アメリカ Summer Work & Travel参加者に聞く! 英語でのコミュニケーション、現地でどうだった?!

Summer work&travel 英語でのコミュニケーション、現地でどうだった

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Summer Work & Travel USAは、アメリカで短期アルバイトをするプログラム。給与をもらって仕事をする以上、一程度の英語力が必要で、参加条件は「中級以上の英語力があること」です。 英語に関する不安の声も多いので、実際に現地ではどのようなコミュニケーションがあったのか、参加者の方にインタビューしました!

秋山 泰河さん 明治大学 2年生(参加時) / モンタナ州 グレーシャー国立公園 / 8~9月に約6週間参加

 ・大学でネイティブスピーカーの講師による授業が週6コマあるが、それ以外は恒常的な英会話の機会はなし
 ・海外渡航経験はなく、このプログラムが初海外!

秋山さんが参加したSummer Work & Travel

学生だけに認められたアメリカのJ-1ビザ(交流訪問者ビザ)プログラム。アメリカの文化を経験しながらアルバイトをすることができるプログラムです。アルバイト後には30日間を上限に旅行を目的にアメリカに滞在することも可能です。CIEEアメリカ本部は、Summer Work & TravelをJ-1ビザの制度ができた1969年から実施しており、約50か国から大学生を受け入れています。 >>詳細はこちら

参加前、英会話に対する自信はありましたか? 

大学でネイティブスピーカーの講師による授業が週6コマあり、そこで英語を聴いたり話したりする機会がありましたが、それくらいしか英語を実際に使う機会はなく、自信はなかったです。ただ、授業の中で、英語で話さざるを得ない状況になれば間違っていようが発音が変だろうが、話そうとする姿勢ではいました

渡航前、英語に関してどのような準備をしましたか?

大学の授業以外では、「英会話」という点では特に準備しませんでしたが、洋画を英語で観たり、時事ニュースを使った英語学習番組をネットで視聴したりしました。
映画は、ジャンルを問わず英語字幕で観ていたのですが、全然聞き取れず、「こんな状態で渡航して大丈夫か…?!」、と不安になることもよくありました。時事ニュースの英語学習には、「ABCニュースシャワー」というものを使いました。5分で完結する動画なので続けやすく、英語勉強法としてお勧めです!(注釈:「ABCニュースシャワー」については、記事の最後でご紹介します)

渡航中の英語でのコミュニケーションは、どのようなものでしたか?  

① 就労前後の旅行中のコミュニケーション
ご飯を食べるにしろ、何をするにしろ、学校で習うような表現・単語とも違うし、話すスピードも速いし、で、分からないことがたくさ んありました。生活の英語って難しいんですよ!でも、分からないなりにジェスチャーを使うなり、大して重要そうでないものは流し たりして、何とかなりましたけど。
現地に向かうために寝台特急を使ったのですが、隣の席の女性が話しかけてくれ、時折会話をするようなこともありました。

② アメリカ到着後の手続きに関するコミュニケーション
アメリカ到着後、CIEEアメリカ本部に電話をしたのですが(注釈:Work&Travel参加者がアメリカ到着後に行う必須手続きの1つ)、英語は分かり易く、相手が話していることは分かりました。ただ、聞かれたことに答えているつもりなのにまた同じ質問をされて…というやりとりが続き、やりとりがかみあっているのか分からないまま、同じことを言い続けていたら終わったので、無事に手続きできたのではないかと…。電話って難しいですよね。

③ 就労先到着後のコミュニケーション
就労先に到着した日は、採用担当だった方がいて、施設の大まかな説明などをしてくれました。その後は、「今日は何もないから部屋で休んでいて良いよ。ご飯は〇時から食べられるから。」、といった説明があり初日終了、でした。英語は分かり易かったです。その他、就労先での手続きとして、書類の作成などがあったのですが、担当者が「ここに〇〇を書いて。」といったように、1つ1つ具体的に説明してくれたので問題ありませんでした。


④ 仕事中のコミュニケーション
Housekeeperというポジションで、毎日違う人とペアを組んで客室の清掃をしました。自分より先に現地に来ていた台湾人が仕事を教えてくれました(注釈:ヨーロッパやアジアからの参加者の多くは6月末頃から参加します)。マネージャーの英語は分かりづらかったですが、アシスタントマネージャーは海外からの学生とのコミュニケーションに慣れているのか、ゆっくり話してくれ、分かり易かったです。説明が分からなかった時は、ペアの相手に「なんて言ってた?」と聞いて、教えてもらうこともありました。
Housekeeperは2人1組で仕事をするのですが、日本人とペアになることは殆どなく、仕事の合間に色々と英語で話をする機会がありました。仕事については、「次、この部屋を掃除しようか?」とか、「バスルームの掃除とベッドメイキング、どっちを担当したい?」とかそのくらいで、普通のおしゃべりが殆どでした。
お客様に話しかけられることもありましたが、うまく聞き取れなかったり分からなかったりした時は、間違ったことを伝えてはいけないと思い、ヘルプを求めるようにしました。
一緒の時期に参加していた大学の友達は別のポジションで、トランシーバーで名前を呼ばれて英語で指示を受ける、ということもありました。音声の良くないトランシーバーで英語の指示されるのは大変そうだな、と思いました。友人はそのうち慣れていたみたいでしたけど…


⑤ オフタイムのコミュニケーション
他の国からの参加者とは、主にスタッフ用の食堂で交流をしました。
友達が先に到着していたのですが、初日は、友達がタイ人の参加者と一緒にいるテーブルに呼んでくれたので、すんなりと入ることができました。一人だったら…ちょっと勇気が要ったかもしれないですね(笑)。
やっぱり日本人がいると安心しましたね。まず他の日本人と友達になり、その日本人を介して他の国籍の友達ができて…というように交流の輪も広がりましたし。
最初は、「次の休みいつ?」といった簡単な話から始め、少し交流が深まってくるとお互いの国の話などをしました。彼らの英語力は日本人より高かったですが、ネイティブではないし、結構クセもありました。聞き取りづらいこともありましたが、「とにかく話そう!」と心がけました。他の国からの参加者やアメリカ人と交流をしたいなら、発音なんか気にしないでどんどん話した方が絶対良いです!下手でも発音が悪くても、話せば友達はできていきます! 一番多く交流したのはアジア人です。お互い分かり合い易かったですし、アメリカ人やネイティブ並みに話せる人たちのグループには入りづらくて…。でも、アメリカ人の中には外国人との交流が好きそうな人もいて、向こうから話しかけてくれることもありました。他の国からの参加者やアメリカ人と一緒にトレッキングに行くこともあったのですが、気負わず話せるアメリカ人もいて、自分からも話しかけるようにしました。自分が話しやすいテーマについては、アメリカ人とでも結構話せたように思います。
それ以外の交流の場としては、パーティーがありました。まさに、映画やドラマで見るようなパーティーで、そういった場で色々な国の参加者と話をする機会がありました。
仕事やオフタイム等の様々な機会を通じて、仕事が同じ担当の人とは気負わず話をできるようになりました。


英語に関する「失敗」エピソード

ハンバーガー屋で、「メニューB」を頼んだつもりが、「メニューD」が出てきたことがありました(笑)。「B」と注文した後に何か質問され、半 分くらい分からなかったのですが、「Yes」と言ってみたところ、「ということは、何も頼まないってこと?」と言われ、「????」と困惑し てしまい…。「任せておいて。」と言われたので任せてみたら「D」が出てきました(笑)。
習わない言い回しや単語、普段耳慣れない表現があるので日常会話は難しいです!

経験を踏まえてのお勧めの勉強法(詳細は後述)

完璧な英語を話せなくても、単語さえ分かれば何とかなることが多いので、語彙を増やしておくとよいかもしれません。 また、自然な英語表現になるのでイディオムも勉強しておくと良いと思います。 
そして、映画でもYoutubeでもなんでも良いので、事前に英語をたくさん聴いて、英語に耳を慣らしておくと良いと思います。

参加を振り返って・今後のこと

渡航前にテストを受けたことがないので、英語力が上がったかどうかは正直分からないです。が、話すことには慣れたと思います。
将来何をしたいか明確に見えているわけではありませんが、英語を使う仕事をしたいな、とは思っています。

スタッフ後記

決して英語力に自信があったわけではない、という秋山さん。今回、お話を聞く中で、秋山さんがSummer Work & travel USAの参加中に出会った人々とうまくコミュニケーションを進めることができたことには、主に以下のポイントがあったかと思いました。

① 「上手く話すこと」や「完璧な英語」に拘らない 
読み書きと違って、人と人とのコミュニケーションでは、会話のテンポについていく必要があります。相手の言ったことが完璧に理解できなくても、ネイティブのような英語が話せなくても、「大体分かる/伝わる」でコミュニケーションは成立します。「完璧さ」に拘ってしまうと、発言の機会は逃してしまうでしょう。「英語の表現を考えているうちに別のトピックに変わってしまい、結局話せなかった…」という機会は減らしたいですよね。単語だけでも発してみる、他の人が使った表現を真似してみる、時には、自分の得意なトピックに変えてしまう、など様々な方法でどんどん発言するようにしましょう。数週間という短い滞在では、完璧さよりもいかに多くのコミュニケーションの機会をもつか、に拘ることをお勧めします。

② 事前の準備
「特別なことはしなかった」と言う秋山さんですが、映画を見たり、英語学習番組を見たり、きちんと準備をしていますよね。語学の習得は、毎日コツコツ、という地味な努力が実を結ぶので、継続し易い方法を選んでいるというのも良いポイントかと思います。
日々の「インプット」を、「アウトプット」できる機会も設けられると効果的です。秋山さんのように「授業での発言」も1つのアウトプットの機会だと思いますが、なかなかそういった機会がない…という方は、心に思ったことを「英語だったらどう言う?」と考えてみたり、独り言をブツブツ英語で言ってみたり、ということを1日1回してみる、というのでも良いと思いますよ!

③ 好奇心と度胸
最後は、いざという時に尻込みせずに「エイヤッ!」で挑戦する姿勢、です。人とのコミュニケーションにしろ、そもそもプログラムに参加するかどうかにしろ、最終的には挑戦するかどうか、です。自信がないからやめておく、というのも1つの選択肢として時として良いこともありますが、挑戦することで広がる交友関係、経験値は挑戦しないことには得られないものです。
秋山さんは、アルバイト期間終了後はニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルスを周って個人旅行も楽しんできたそうです。Work & Travelのworkの部分もtravelの部分も満喫し、夏休みをフルに使い様々な経験をされた秋山さん、次の挑戦がどのようなものか楽しみです!


(左)アメリカでの体験を語って下さった秋山さん。
(右) 取材を担当したcieeプログラムコーディネーターと。


ピックアップ!おススメの英語勉強法!

秋山さんがお勧めする 「ABCニュースシャワー」は、NHK BS1のWEBサイトで無料公開されている、英語で時事ニュースを配信してくれる番組で、以下の流れで1つのニュースについて学びます。

① 冒頭:本日のキーワード
② ニュース1回目:英語字幕付きのニュース視聴 
③ ニュース2回目:日本語字幕付きニュース視聴
④ ニュース3回目:字幕なしでニュース視聴
⑤ 解説: 「本日のキーワード」の日本語解説 
⑥ ニュース4回目:英語字幕付きニュース視聴

5分で完結するのでスキマ時間で続けやすく、英語勉強法としてお勧めです。是非お試しを!

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