教師アシスタント ボランティア 日本語クラスサポートボランティア

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“英語が苦手な人にとっても参加しやすい ”
“休み時間も一緒に遊ぶのがおすすめ”

今回はアメリカ・ボランティア「チャイルドケア」に参加された男性お二人にお話しをうかがいました。参加前から同じ大学の友人同士のお二人ですが、参加中は目的を明確にして自発的に活動に参加された様子をうかがうことができました。お二人が現地の小学校で体験されたことや感じたことをご紹介します。

原品さんと徳田さんが参加したアメリカ・ボランティア「チャイルドケア」

カリフォルニア州サンフランシスコ市内のレジデンスに滞在しながら、ボランティア活動をおこないます。人種や性別などに捕らわれない多種多様(ダイバーシティ)な文化が特徴のサンフランシスコで、自己成長できる体験をしませんか?アメリカでは、「何を学び、何を達成したいのか」といった、目的意識を持つことがとても大切です。「英語コミュニケーションの力を伸ばしたい」「サンフランシスコの日系社会を知りたい」など、どんな目的でも構わないので短期間でも目標に向かって努力できる方”のご参加をお待ちしています。>>詳細はこちら

参加したきっかけ

お二人が知り合ったきっかけはなんですか?

  • 原品:大学一年生の時、子どもボランティアのサークルで知り合いました。学生数は70~80人ほどです。地域の障がいのある子どもたちの団体で活動していて、年齢は4~5歳の子供や大人もいます。

  • 徳田:私はそのサークルの他に学童の先生のアルバイトもしています。将来同じ教員を目指していることで仲良くなりました。

アメリカ・ボランティアに参加した理由はなんですか?

原品:大学の英語の授業で先生が海外でボランティア活動しているプログラムをみせてくれました。アメリカの小学校での写真や色々説明を聞いている中で、外国に行って観光したい思いと将来教職を考えるうえで子どもたちと関われるボランティアなら、両方の望みが叶うなと思いました。その時、同じ教職を考えている徳田さんに声をかけたのがきっかけです。 申込みの方法がよくわからなかったので一緒に申込んだほうがいいかなと思っただけで、アメリカでは別々の行動でもいいとは思っていました。

徳田:私はその時誘われてプログラムをみました。私は英語教師を目指しているので、日本語クラスのサポートの活動が自分に合うかなとも考えましたが、「アメリカ人の先生が教える日本語クラスと日本人が教える日本語のクラスを一度体験しておくものいいな」と思ったのが決め手です。

原品:ボランティアのことを知ったのが遅かったこともあり、もっと早く申込んでいればもっと色々と準備ができたと思います。ちょうど2年生の春休みで大学が終わった次の週だったのでその時期でなければ行っていなかったです。参加時期は週単位で選べるのでよかったです。

アメリカの小学校の様子

現地では一緒に活動していたのですか?

原品:毎回、付く先生によって担当する学年が異なっていたので、活動中はあまり話をすることはありませんでした。観光は一緒に行きました。

子どもたちとの会話や反応はいかがでしたか?

徳田:授業は全部英語ですが、日本語の授業だけは日本語で進めています。日本語が大好きな子供たちがたくさんいるので、たまに会話で日本語があちこち飛び交う時もあります。 中国系やヒスパニック系やアジア以外にスペイン、オーストラリアなどありとあらゆる人種の子どもたちがいました。日本人の子どもたちもいました。

原品:他のボランティアの中には、日本人の子どもたちとばかり仲良くなり外国人の子どもとは仲良くなれていない人もいました。日本人の子どもたちは自国の年上の人が来てくれるとうれしいのだと思います。加えて、うまく他の人種の子たちとも仲良くすることが大事だと思います。

先生からは具体的な指示はありましたか?

原品:いいえ、先生は見守っているだけで特に何をしてほしいと言われることはありませんでした。参加する側の自発性次第で活動の密度が変わってくると思います。

日本語クラスではどんな活動がありましたか?

原品:季節に合わせた内容で、私が担当した4、5年生のクラスでは卵の殻でお雛様を作りました。

徳田:卵の殻は家で親が中身をくり抜いて持たせたようです。卵の殻を扱う時は、日本人のように器用ではないので絵を描いたあと一歩のところでグシャッと潰してしまう子や友だちと悪ふざけをして落としてしまう子もいました。完成したら皆の作品を展示しました。

原品:他には日本語スピーチコンテストもやっていました。子どもが目の前で原稿を読んでその指導を行いました。

徳田:発音と原稿の誤字脱字のチェックなどしました。

原品:硬い感じだったのでよりナチュラルに、流ちょうになるよう、強弱や読みについて教えました。それ以前に小学生なので覚えてくるのに必死だったと思います。 漢字もできる子は使っていました。

特に印象に残っていることや驚かされたことはありますか?

徳田:こちらが教えようとすることをすでに知っている場合があります。東京オリンピック開催が決まったりして日本の様子がテレビで放映され注目されていいて、けん玉や富士山など日本のある程度代表的なものはほとんど子どもたちも知っていると思います。昔ながらの遊びだけでなく、「フルーツバスケット」などパーティでやるゲームなども日本独自のものとして紹介できるかと思います。遊びが面白いと結構楽しんでくれました。ゲームの本を一冊持っていけばその場でも対応できていいと思います。

学校での過ごし方でアドバイスはありますか?

原品:私は、休み時間によく子どもたちと外に遊びに行ったのはよかったと思います。休み時間にさりげなく一緒にドッジボールしたり、廊下でコミュニケーションとった後などは子どもたちの反応も違いました。たいてい休み時間は職員室でじっとしているよりは外で汗をかくまで一緒に遊ぶことで仲良くなることもできました。お昼休みにランチを食べた後、次の授業まで時間があったので、先生に「子どもたちと遊びに行ってきていいですか?」と聞くと「いいよ」と言われたので、校庭に出てテニスやバスケットボールをやっている子どもたちの中に入っていきました。

先生方との関係はいかがでしたか?

原品:優しい先生方でしたが、こちらから進んで行動しないと活動自体が濃くならないと思います。こちらの意思を伝えると任せてくれるので、私は積極的に行動して良かったなと思います。

徳田:忙しそうで最初は遠慮していたのですが、1~2週間と一緒に過ごしていくうちに、いろいろ任せてくれるようになりました。

現地の生活

レジデンスでの生活はどんなものでしたか?

原品:僕はよく外国人に話しかけられました。外に出ようとしたときにロビーでアメリカ人に話しかけられたり、ブラジル人の女の子に食堂の場所を聞かれたり。

徳田:日本人はCIEEのプログラムの人とあと何人か知らない日本人がいるというぐらいです。あとは韓国人や、ブラジル人などで、入れ替わりが激しいです。

原品:食堂で朝コーヒーを入れている時に声をかけられたり、どこから来たのかと聞かれたり、そのようなコミュニケーションがよくありました。

徳田:外国人は挨拶するのが当たり前で、アクティブなので最初の交流はほどんど向こうから話しかけてきました。

食事はどうしていましたか?

原品:学校の近くに大型スーパーがあったので、基本的にそこで買って作ったり、レンジで温めたりしていました。朝は食堂のパンとコーヒーが無料で支給されました。あとは持参した味噌汁を飲んだりしていました。

徳田:お昼は先生方と一緒に食べたり、学校の近くにお店がたくさんあったのでお弁当を買ったりしました。

支払はカードと現金と使い分けていましたか?

原品:ショッピングの時はカードであとは現金でした。

徳田:日本食をたくさん持ってきていたので、お金をあまり使いませんでした。日本食とアメリカ食(外食や自炊)を交互に繰り返して節約していました。

街の様子で印象に残っていることは?

原品:日本人街であったりチャイナタウンであったり、いろんな国の文化をサンフランシスコが受け入れているので、アメリカに行ったのですが他の国の感じも見られたので観光は色々な街を歩いているだけで面白かったです。 ゴールデンゲートブリッジには自転車で行きました。ヨセミテも行きました。

徳田:天気は曇り晴れが多かったので傘はあまり使わなかったです。二月の時期は寒いと思って服を用意していったのですが、暑かったです。

帰国後感じたこと

どんな人にこのプログラムをおすすめしますか?

原品:日本語教師を目指している人にはとても良いと思います。帰国してから友だちに話すとやってみたいと希望する人が多かったです。 準備や手続きで忙しくなるので、大学1~2年生の時が時期的にも余裕があっていいのかなと思います。

徳田:その他に、海外に出たことのない人にもおすすめです。日本語学校なので英語はやさしいほうで、視野の広げたい人にとっては一気に変わる体験だと思います。 現地の先生からすると、男性は珍しかったようで子どもたちにも喜ばれたので男性にもおすすめです。

原品:個人的に一番よかったと思ったのは子どもたちに英語を使えたということです。お店などでいきなり試すよりも学校での子供たちとの会話で少しずつコミュニケーションを取ることが習慣になっていき、お店やレジデンスで声をかけられても困りませんでした。英語ができない初心者にとってはちょうどよいと思います。

参加して自分が変わったと思うことや、今後のためになりそうだと思うことはなんですか?

徳田:私はこれから教師を目指していく上での勉強の目標や目線が変わりました。 日本の英語は受験のための勉強で固い表現がたくさんあるので、授業中に面白いことやこんな表現を入れたらいいなということのヒントがたくさんありました。試したいことが頭の中で増えてきてアクティブになったと思います。

原品:私のバイト先に外国人のお客さんが来た時に対応をお願いされ、 以前から話しかけられ対応はしていたのですが、質問内容をぼんやり理解していたことが帰国後は内容もはっきり理解できコミュニケーションが取りやすくなりました。 自分も将来教師になったら、一人ひとりとのコミュニケーションをもっと取り入れたいなと思います。自分の成功談や失敗談も話して、そこから生徒たちの次につながるとよいなと思います。

これから参加する人へアドバイスをお願いします。

原品:休み時間にコミュニケーションを取った方がいいです。自発的なことをしていかないと物足りなくなってしまうのではないかと思います。現地の学校では目的をもってやることに理解があるので、積極的にいくと良いと思いました。

徳田:私も、やはり積極的に動くことが大切だと思います。あとは子どもたちの目線に合わせて対応していくことですね。

お二人とも今日はどうもありがとうございました!


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