バーチャルキャンプ

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こんにちは。CIEE広報担当です。2020年3月下旬頃から新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、海外ボランティアに参加中の学生が途中帰国したり、出発前にキャンセルしたりすることが増え、4月に緊急事態宣言が出された頃には、CIEEから海外に派遣するボランティア数は0名になっていました。いつ事態が収束するかわからない不安・絶望の中、外出自粛、在宅勤務などの要請を受けながらも、数少ない海外ボランティア担当スタッフと一緒に動き出したのが、バーチャルキャンプの立ち上げでした。

元々バーチャルキャンプは、国際ボランティアプロジェクト(国際ワークキャンプ)を企画・運営する各国のNPOから成るヨーロピアンアライアンスの中心メンバーが立ち上げたムーブメントです。日本でもこの動きを加速化させるべく、まずは日本人学生に海外パートナーが主催するバーチャルキャンプを紹介するところから活動をスタートしました。

参加費が無料のプログラムということもあり、CIEE Japanで募集開始後、すぐに多くの大学生を中心とした個人が申し込み登録をされました。登録時の情報から判断すると、過去に海外ボランティアに参加したことがある学生は少数で、半数程度は海外渡航未経験でした。

海外パートナーが主催するキャンプは、テーマや期間も様々で、日本からは次々と申し込みが入り、参加枠の関係から希望していたプロジェクトに参加できない学生も多い状況が続きました。また、参加するキャンプが決定した後、キャンプ当日を迎えるまでのやり取りや、キャンプ期間中は全て英語でのコミュニケーションということもあり、慣れていない学生さんにとっては苦労もあったように思います。

申し込み人数が100名を超えた頃、私たちCIEEスタッフは自分たちで英語のバーチャルキャンプを立ち上げることにしました。オンラインプログラムを立ち上げることは、前例のない取り組みであり、スタッフだけが運営するのではなく、一般の学生にも、企画や運営に関わっていただくことで、学生目線で楽しめる、学びのあるプログラムを作ることができると考えました。

また、学生達にとっても、海外の団体が主催するバーチャルキャンプに"受動的に参加する"のではなく、企画・運営担当として、よりコミットした形で英語プログラムを作るところから経験を積むことで、プラニングの仕事体験や、英語で司会進行する力を高められると考えました。ボランティア学生の募集開始後、わずか4日で定員の3倍を超える申し込みがあり、意欲あふれるボランティアたち合計11名と3日間に渡って Discuss, engage and explore! というタイトルのキャンプを企画・運営することになりました。

本番までは、Zoomを利用して何度もMTGやリハーサルを重ね、開催したキャンプには最大49名、10か国以上(インドネシア、ロシア、ベトナム、アメリカ、メキシコ、イタリア、フランス、ウクライナ、フィリピン、台湾など)の若者が、参加してくれました。時差がある中でも、これだけ多くの参加者が集まってくれたことは、想定外で、ボランティア学生たちも嬉しい悲鳴をあげていました。

3日間のキャンプは以下のテーマで実施しました。

DAY1 ▶日本の観光地バーチャルツアー、国内・海外各国の観光業の実態&展望を語る
DAY2 ▶折り紙ワークショップ(手裏剣+鶴)、日本文化クイズ
DAY3 ▶プラスチックゴミ問題のディスカッション、知られていない日本食の紹介&各国の食べ物ディスカッション

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【学生たちと今できる形での国際交流を🌍】English follows after Japanese 3日間に渡って実施したCIEE Japan主催バーチャルキャンプが無事終了しました。協力してくれたボランティア学生のみなさん、参加してくれた外国人参加者に心から感謝いたします🙏  Day3担当 都立国際高校 Megu 関西外国語大学 Mai 東海大学 Hal 成蹊大学 Hinata  テーマ:  ✨プラスティック問題 各国の現状&解決策(ディスカッション) ✨知られていない日本食の紹介&各国の食べ物(ディスカッション)  Day2担当 福岡女子大学 Kyoka 日本大学 Maki 関西外国語大学 Sakura 関西外国語大学 Sayaka  テーマ: ✨おりがみワークショップ(手裏剣&鶴) ✨日本文化クイズ  Day1担当 大阪府立大学 Manaba 関西外国語大学 Mina 信州大学 Mao  テーマ: ✨国内バーチャルツアー ✨日本と世界の観光業の現状&解決策(ディスカッション)  Thank you so much for actively participating as many as 50 members from more than 15 countries (Indonesia, Vietnam, Russia, Mexico, Ukraine, Philippines, Italy, France, Taiwan, the U.S).   It was overwhelming to see people gathering at same time, discussing, engaging and exploring for 3 days.   I would like to show our special gratitude for those who made their own presentation material. Also, people making comments and responses. It helped many Japanese facilitators to elaborate and reinforce what they wanted to do in discussion part.   Chat box and email box was full of energy and love!   As we concluded at the end of the session, it was once in a lifetime experience and we are proud of your courage to try something new for intercultural communication.  It was somewhat surprised to know that many of you have not been to Japan and want to come some days.  That gives us some hints for CIEEJ to what kind of program we will plan in the near future.   We also want to attract more members who have already been to Japan and speak some Japanese.   The lesson we learned as an organization is that our future program should be more diverse and smaller in size, I guess?   We love to hear feedback on our promotion, application process, facilitation and contents.  Until we see each other again, take care! #cieejapan #国際教育交換協議会 #海外ボランティア #バーチャルキャンプ #バーチャルキャンプミーティング #virtualcamp #japaneseculture #onlineprogram #virtualtravel #onlinetravel #virtualyoutuber #webseminar #webinar

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企画運営ボランティアに感想を聞いてみました(回答者:7名)▼
Q.プロジェクトのグループ目標は達成できましたか?
①海外の人が、もっと日本に興味を持ってもらえるようにする
達成できた 100%

②オンラインプログラムを企画・運営する力を高める
達成できた 71% まぁまぁ達成できた 29%

③日本語がわからない海外の人と仲良くなる
達成できたと思う 43% まぁまぁできたと思う 28.5% 思ったようには達成できなかった 28.5%

Q.イベント企画において、期待していた体験はできましたか?
・期待していた以上の体験をすることができたと思います。企画をする上で、コミュニケーションの取り方を工夫しました。何度もリハーサルを繰り返すことで英語力にも自信がつきました。

・企画というものに携わることがあまり無かったので、とても貴重な経験が出来ました。人が人の為に何かを創り出す、生み出すという行為が私は元々好きなのですが、(例えば、映画やドラマなどの作品)企画段階では本当にそれで海外の人達が楽しんでくれたり、学べるのかっていうまだ形の見えない相手に対する不安と、きっと楽しんでくれるっていう心の躍る感じがとても考えていて楽しい時間でした。 プレゼン資料作成はとても考えていて楽しかったです。出来る限り写真を活用して分かりやすくすることは心掛けました。 時間が合わなかったのでほとんど参加出来ませんでしたが、リハ段階や当日、もっと他の日のキャンプも見られたら自分の担当日の参考になっただろうなと思います。

・事前準備期間が想定していたよりも短く焦りましたが、かなり満足度の高いバーチャルキャンプを運営することができたと思います。 工夫したことは、実際のキャンプ内で事前に伝えていたエチケットが浸透しておらず焦りましたが、柔軟に対応したことです。

・アイスブレイクのバーチャルツアーで参加者が盛り上がってくれたのがよかったと思う。思いもよらない角度から質問がくるので、それにこたえられるように準備すればよかったと感じたうまくいかなかったことは、振り分けたグループによって話し合いの盛り上がりが異なったこと。グループごとに進行役となる人がいないと、話し合いが行き詰ってしまうと感じた。話し合いの指針となるパワーポイントを共有できれば改善できたと思う。

・グループのメンバーと協力して、役割分担をし、時間が無い中でイベントを成功させられた点が良かったと思いました。特に、パワーポイントを分かりやすくする為、自分で作ったスライドを共有して、分かりにくい点や、アドバイスをしてくれたり、反対に人のスライドにアドバイスを言ったりして工夫したことが、印象に残っています。また、グループのメンバーがとても協力的で、足りないところを補いながら、一丸となって企画できた点が良かったです。

・海外の方とお互いに意見を発信し合うという求めていた体験ができてとてもよかった。役割分担を決めたことで仕事が非常にスムーズに進められた。少人数チームに分かれたことで話し合いや決定が早く進められたが、一方で予定が合わなかったり連絡を取るのに苦労した。

・期待していた経験ができました。工夫したことは、オンラインキャンプなので、LINEで、みんなでideaをシェアしたりするようにしました。 4人での話し合いなどの日程調整が難しい部分がありました。 作業はうまく分担できて良かったのではないかと思います。

Q.イベント運営において、期待していた体験はできましたか?
・期待していた以上に英語力にも自信をつけることができ、交流も積極的に行うことができました。

・途中参加者の対応をどこまでするのか、参加者がどんどんディスカッションを進めていくので、そこを止めるのは良くないけれど、どのように輪に入って結論は持っていくかということが難しかったです。 どうしても、思っていることを英語で説明する時に咄嗟に出てこないことが多かったです。ですが、これを機会にもっと英語を勉強しようというモチベーションになりました。

・実際の進行だけでなくチャットを有効活用し、参加者とコミュニケーションを取ることができたのは大きな発見でした。

・私はサポーターの役割を担っていたけれど、もっと参加者の声にチャットや声で答えられれば良かったなと思う。

・zoomの操作を役割分担していた点が良かったです。また、スムーズに運営できるように、リハーサルで流れをつかんでいたのも、本番の成功につながったと思います。 チーム内で協力して企画できたことが1番良い経験になった。

・zoom操作のホストと、話してパワーポイントを動かす人を別にしたことでスムーズに回せるように工夫しました。 できるだけ多くの参加者が、会話できる機会を作れるようにブレイクアウトセッションでは話を振るように意識しました。

Q.CIEEスタッフのサポートや対応について、良かった点と、不満に感じている点を教えてください
・コロナの影響で海外との交流が難しい今、オンラインでも国際交流を行える場をつくっていただいて本当にありがとうございます。ミーティングで欠席する人のために、動画を残していただいたり、話しあったことを教えてくださったりして本当にサポートが充実していると感じました。

・LINEグループを作成してくださったことで、参加者同士の連絡を取りやすくしてくださったり、その都度臨機応変に対応してくださってありがとうございました。

・Yukaさん、Manamiさんはお二人とも小さいことでも私達参加者が出した意見を肯定して、少しの行動や反応に対して褒めるという行為を積極的に行っているように見受けられました。その姿勢を私自身も見習わなければなと思います。ありがとうございました。また、お二人と関わる機会がある際にはよろしくお願いします!

・事前準備期間をもう少し長く設定していただきたかったです。

・毎回細かい連絡をしていただいてとても力をいただいた感じです。

・ミーティングの日程を決めるのに時間がかかっていたので、ミーティングの日程は、事前に決めておいて欲しかったです。

・スタッフさんに質問したい時など、LINEを送ったらすぐに返信してくれたので作業が捗った。何をすれば良いのかを明確に指示してくれたのでスムーズに企画できた。

・私たちのアイデアに寄り添ってサポートしていただき本当にありがとうございました。

Q.今後も英語オンラインプログラムの企画・運営をしてみたいですか、なぜそう思いますか?
・はい。今後もぜひ参加したいと思っています。オンラインでも国際交流を深めることができたからです。

・はい。機会があるのであれば、企画・運営に携わりたいです。次回、もしやる機会があるのであればと、私がプログラム終了後インスタグラムで参加してくれた海外の人とやり取りをしていて感じたことを書かせて頂きます。彼ら彼女らの話を聞いていると「日本語を勉強したい」という声を多く聴きました。私達が英語を学びたいと思っていると同時に、海外の人達は日本語を学びたいと思っていて、私達日本人が(作ろうと思えば、学べる場は作ることはできますが)海外の人よりも英語に触れる機会が決して多くないのと同様に、海外の人達も中々日本語を学ぶ場というのは少ないんじゃないかと思います。使用言語は英語でも、日本語を学ぼうというコンセプトでやってみるのも楽しい企画になるのではないかなと思いました。

・はい。とても有意義な体験だったからです。

・はい。今度はファシリテーターにチャレンジしてみたいからです。

・はい。とても楽しい経験になりました。予想していたよりもかなり大人数だった為、また少人数キャンプなども開催してみたいです。貴重な経験をさせて頂き、大変感謝しております。

・はい。参加者はもちろん、自分と同じように国際交流に興味がある同年代の大学生と協力できたことがとても良い経験になったから。

・はい。今回の経験を生かし、他のプログラムも企画、運営をしてみたいです!

海外からの参加者に感想を聞いてみました(回答者:11名)▼
Q.Have you participated in a Virtual Camp before?
  Never 7名 Once 2名 More times 2名
 
Q.What did you learn during the Virtual Camp?
・I learnt about Japan and another various country's culture. It was interesting
・I've learned how to make origami
・I learned about each country face the problems right now.In this situation i know how the other country fight against corona virus. it is very interesting for me
・A lot of different point of views from all around the world. Ideas about how to fixe plastic issues. Japanese culture.
・I learned a lot about other countries' cultures and way of communication. I also learned more about Japan's pollution issue. As for Japan's culture, I have known a lot of it from anime, manga, and Japanese TV series. But I learned more about the food. I didn't know what Uiro is before. Now, I am hunting for it as I am curious about its taste.
・I learned that every country has its own regulation on managing plastic waste, I learned how to make origami
・How to made a crane with origami Basically all the Japan cities they showed us
 
Q.Share your comments, evaluation. Tell us your ideas for improvements!
・First of all, thank you again for your effort. Your team tried your best to hold this camp. All the team members did a good job. Secondly, through this letter, I want to thank you for teaching me many things. I don't think that I'm confident enough to talk in front of too many people in English. I leant about Japanese culture and cuisine and many global issues. Origami workshop was truly interesting although it'll be more interesting if we can see the guides in person. Moreover, I want to express myself more and share with you more useful information when the chance comes. That's the reason why I'll try to practice English more. Last but not least, this camp is a chance for people all around the world to come closer, make friends and learn together. We can make the world better. I hope I can support CIEE Japan in the future. If you need my help, please let me know. Hope to see you again.

・Hello guys! Thank you so much for the incredible work you've done! I've already left my feedback for you. And I wish we could spend more time together next time.

・I particularly like the day 3, because there was an interactive session with all the members. Where the day 1 and 2 was more like if you have a question feel free to ask style. I'd like to interact and get to know all of the other members!

・The camp was incredible and I'm sure we could make the most out of it if we had more time to get to know each other better and discuss more things. Thank you for your effort, guys! You did it well! Looking forward to having another event with you.

・So far so good. CIEE team are so friendly and smart. They are communicate well. Ht e information they share completely understanding for us.I love this virtual workcamp. it makes me easier to meet all people around the world and courage me to do a offline workcampe in the future. I hope there are some virtual camps on the future.

・the little groups of discussion were really handy to discuss topics !

・I think everything was great for a virtual camp. Online camp has its own limitation, but CIEE did a great job moderating the event. Maybe having longer duration during group discussion and workshop would make it even more memorable.

・Reflecting on the event yesterday, I think the Q&A session has to be at the end of each presentation, not during the presentation when the presenter is talking.


2020.10月 新着情報
2020年夏季シーズンに開催されたバーチャルキャンプは全て終了いたしました。 現在は参加者募集を行っておりません。

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バーチャルキャンプは、WEB上に集まった世界各国からのボランティアと一緒に力を合わせながら取り組む期間限定の短期オンラインプログラムです。 国際交流を推進するネットワークに加盟する世界各国の様々な教育交流団体が主催しており、多種多様なテーマの中から自分の希望に合ったキャンプを選択することができます。 新型コロナウィルスの世界的な影響を鑑み、パイロット的な試みとして開始されましたが、これまでに多数の国の教育交流団体が参画しており、既に200名を超える世界中のボランティアが計80以上のキャンプを体験しています。 >>詳細はこちら

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