現地スタッフが紹介する ~サンフランシスコの街ってこんなところ~ アメリカ「シニア福祉」

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世界中からボランティアが集う
ベトナムの街と「PEACE HOUSE」

ベトナム「児童福祉」プログラムとしてCIEEがボランティアを派遣するハノイとホーチミンには、日本人の他にも世界の各国からボランティアが集まり、活動しています。
今回は、CIEEスタッフが現地を訪れ撮影した写真を通して2つの街とボランティアたちが生活する滞在施設をご紹介します。

空港の到着口には出迎えの人がたくさん

成田から出発し、到着したホーチミンのタンソンニャット国際空港では、入国審査官は無言でパスポートをチェックするだけで、何の質問もされずに通過。荷物をピックアップして出ると、通路の両サイド、正面に人が連なり名前を書いた紙を持って到着する人を待っていました。この中から自分の名前を書いた紙を持った人を探すのは大変ですが、現地受入団体Volunteer for Peace Vietnam(VPV)よりご案内している通り、「No.10」の柱の所に集合すれば戸惑うことなく出迎えのVPVスタッフと会うことができます。


この日到着したボランティアのお二人も無事に出迎えのスタッフと合流

道を埋め尽くす数のバイク

ホーチミン空港から移動を始めるとまず目に飛び込んでくるのはバイクの数の多さです。ホーチミン、ハノイ滞在中は街中でバイクを見ない瞬間は無いほど、走行量は多く、タクシーに乗っていると常にバイクに囲まれながら走ることになります。ホーチミンは特に多く、街の中心部の大きな交差点付近では歩道にまではみ出す数のバイクが入り乱れます。広い大通り以外は横断歩道がめったにありませんが、バイクや車の流れが途切れるのを待っているとずっと渡れません。ゆっくりと進んで行けばバイクや車が当たらないように気を付けてくれます(止まって横断を待ってくれるわけではありません)。渋滞が多いため、車もバイクも時速30km程度までしかスピードが出ていませんので、慣れれば怖くはありません。逆に、一気に走って渡ろうとする方が危険です。

交通量が多い街の中心部は空気も悪いので、移動する際はマスクやスカーフなど口を隠せるものやサングラス、または花粉症対策用の眼鏡などを用意して行った方が良いと思います。


空港からの移動中


街の中心部では渋滞発生

ベトナムで美味しかったもの

ホーチミンの街は新しく綺麗で大きな建物と古く雑然とした建物が入り乱れて立っている、「発展途上」という言葉がよく合う、暑くもあり熱くもある場所です。

ベトナムといえば最初に思いつくもののひとつは「フォー」。ベトナムに着いて最初に食べたのはやはりフォーでした。滞在中に何度も食べましたが、どこのフォーを食べてもスープが美味しいのです。牛骨を7~8時間も煮込みエキスを抽出したスープがフォーの命です。(日本でベトナム人と知り合ったからって気軽に「フォー作って」と言わないように注意しましょう。)

飲み物としては練乳を入れるとても甘いベトナムコーヒーが有名ですが、おすすめはスムージーです。ストロベリーとココナッツのスムージーが滞在中に飲んだ物の中で一番でした。

フォーのスープ、スムージーと液体が続きましたが、最後におすすめの食べ物はバインミーです。サンドウィッチなので日頃口にしているものと似ていながらベトナムらしさも感じられて食べやすいです。ただし、注意点は「バインミー(bánh mì)」というのはパンの総称なので、メニューにbánh mìと書いてあっても思い描いているバインミーの姿をしていない場合もあります。あるレストランで注文したところ、普通の食パンのトーストにトマトとチーズを挟んだだけのただのサンドウィッチ(間違ってはいないのですが)だったことがありました。下記の写真のようなバインミーは専門店を探しましょう。

下3桁は省略 -ベトナム・ドンー

現地の通貨ベトナム・ドン(VND)は、10,000VND VNDで50円ちょっとという換算であるため、何を払うにしても桁数が大きくなります。ペットボトルの水が10,000VND前後です。お土産を買って100,000VND、タクシーに乗って350,000VNDなど物価も違う上に通貨の単位も全く異なるので慣れるまでは金銭感覚がつかみにくいのですが、1万VNDが約50円と考えておくとざっと計算できると思います。ただし、現地の人たちは下3桁を省略して値段を言ってきます。20,000VNDであれば「20」、550,000VNDであれば「550」と1000単位になり、タクシーのメーターも表示されている数字は4桁目からで、横に小さく×1000と書いてあります。メーターで「250」と表示されている時は250,000VNDです。日本語で考えるより英語の読み方で数字を読むようにした方が慣れやすいかもしれません。


55Kは55,000VND

ハノイ旧市街

もう一つの都市、ハノイではOld Quarter(旧市街)を拠点に滞在したため、観光客も多く街を歩いていました。日本人や中国人も見かけましたが、欧米からの観光客が特に多かった印象です。シクロという観光向けの三輪人力車は、日本のガイドブックにはぼったくりなどのトラブルが多いので注意するよう書いてありましたが、欧米の人たちはシクロが好きなようでシクロに乗って観光している姿をよく見かけました。



古い教会の周りを散策すると、雑貨を売っているお土産屋さんや靴屋さんなどがたくさん並んでいます。ちょっと気を付けていただきたいのは、歩いていると急に靴を指さして「○%☆□*▽!」と声をかけてきて(ベトナム語なので不明。意訳「ちょっと!それやばいよ!」)近寄り、勝手に靴を修理したり磨いたりしてお金を取ろうとする人がいました。されるがままにしていると料金を請求されるので、立ち止まらず断りましょう。

PEACE HOUSEの内部を紹介

ここからは、ベトナム「児童福祉」プログラム期間中の滞在先となるPEACE HOUSE(ハノイではVPV HOUSEと呼ぶ)をご紹介します。

ハノイ、ホーチミンともに滞在施設は1階がVPVのオフィス、2階がキッチンやボランティアたちが団らんする共有のスペース、3階~5階が宿泊用の部屋という構造です。参加時期により異なりますが、アジアとヨーロッパ諸国を中心に世界各国からボランティアが来ています。他の日本人ボランティアや現地のベトナム人だけでなく、様々な国から来たボランティアたちとも交流し、意見を交換し仲間を作る機会になるので、積極的に話かけてみましょう。

PEACE HOUSE【ホーチミン】


外観(白い門の建物がPEACE HOUSE)

空港からタクシーで約40分かかりPEACE HOUSEへと到着しました。到着後、チェックインの手続きを行います。ベトナム「児童福祉」プログラムは月曜日が到着日となり、火曜日の午前中にオリエンテーションが行われます。この週、ボランティア活動を開始するのは日本人5名の他、中国、台湾、香港、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペイン出身のボランティアたち。PEACE HOUSE内のルールや食事など生活面についての説明後、派遣先に分かれてプロジェクトの背景や行き方、スケジュールが案内されました。


1階はVPVのオフィスとなっていて、ボランティアが到着後チェックインします


火曜日午前中に1階のVPVPオフィス奥の部屋でオリエンテーション



2階共有スペース(テレビ1台あり)


2階キッチン(冷蔵庫、飲み水が注げる蛇口あり)


貴重品は個人用ロッカーで管理(監視カメラあり)



寝室(10名分のベッドがありますが通常は最大8名までで使用)



最上階のバルコニーからの眺め

 

VPV HOUSE【ハノイ】


外観

ハノイのVPV HOUSEも空港から約40分(交通状況によって30分~60分)のところにあります。ベトナム人スタッフの他、以前ボランティアとして滞在していたスペイン人の女性がインターンとしてVPVスタッフの業務をサポートする仕事を行っていました。


2階共有スペース


2階の共有スペースからつながるバルコニー


2階キッチン


個人用ロッカー(鍵付き)



3階~5階に2部屋ずつ寝室


VPV HOUSE周辺の街並み

 

ベトナム「児童福祉」プログラムの行われるハノイ、ホーチミンの2つの街と滞在施設をご紹介しましたが、現地の暑さ(熱さ)、味、匂い、音は実際に行かなければわかりません。観光旅行とは違った生活の中でこそ発見できるベトナムの一面を見ながら地域の人々に貢献し、人生の糧となる滞在をぜひこの記事を読んでいただいた方にご経験いただければ幸いです。

ハノイ、ホーチミンでVPVスタッフがボランティアとして到着する皆さんをお待ちしています!


 

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ベトナム「児童福祉」

枯葉剤の影響が今も残るベトナムで子どもたちに愛情を与える

1960年から1975年まで続いたベトナム戦争では、アメリカ軍が使用した枯葉剤が人体と自然に多大な影響を与えました。ベトナムでは今でも心身に様々な障がいを抱えた子どもが生まれてきます。そして、貧しい家庭では十分な治療が受けさせられないため、子どもを捨てたり、孤児院や施設に預ける親は、後を絶ちません。このベトナム「児童福祉」プログラムは、過酷な状況の中でも一生懸命に生きる子どもたちの生活のお世話や一緒に遊ぶ活動を通じて、愛情を与えるプログラムです。

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