海外ボランティア初心者ガイド Season 4 

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渡航先からの通信手段

海外ボランティアに初めて参加する方の不安を各回ごとのアドバイザーが解消します。今回は国際ボランティアプロジェクトに参加した大嶋さんに、渡航先から日本の家族や友だちへの連絡手段について経験に基づいたアドバイスをしていただきました。

 

みなさんこんにちは。アイスランドの国際ボランティアプロジェクトに参加し、現在CIEE東京オフィスでインターンをしている大嶋理子です。

学生の方々は待ちに待った夏休みが始まりましたね!長い夏休みを利用して海外に行く方も少なくないと思います。海外で充実した時間を過ごせるように、準備や下調べを早めに!入念に!やりましょう!

みなさん海外に行ったら、日本にいる家族や友達とどのように連絡を取りますか?
「ボランティア参加中は、連絡を取らない!」という方もいるかもしれませんが、現地に無事到着したら、一度は家族の方に無事ついたことを連絡しましょう。また、週に1回程度はご家族の方と連絡を取れると安心ですね。でも初めて海外へ行く場合「海外で自分のスマートフォンを使えるの?」「通信費が高いのでは・・・」と疑問や不安がある方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、海外に行った際、何を使って、どのように連絡を取ればいいのか紹介したいと思います。

1. Wi-Fiを使う

まず、1つ目の方法として自分のスマートフォンを持っていき、Wi-Fiにつないで、SNSを使って連絡を取るという方法があります。 下の画像は、iPhoneの設定画面例ですが、海外にスマートフォンを持っていく際、到着後、モバイルデータ通信をOFFにすることを忘れないようにしましょう。そして、Wi-FiをONにして、使います。


    <スマートフォンでの設定画面例>

     

    ここで、どこのWi-Fiを使うの?と疑問に思いますよね。海外で使えるWi-Fiは主に二つあります。

    現地のFree Wi-fiにつなぐ

    大抵の国の主要空港には、Wi-Fiがあります。ただし、空港によって登録(パスポート番号)が必要だったり、使用時間が決められていたりするので、注意しましょう。また、駅やバス、カフェにもWi-Fiがある場所もあります。 使える場所には「Wi-Fi」のロゴが掲示されていると思います。

    モバイルWi-Fiルーターをレンタルする

    モバイルWi-Fiルーターは、Wi-Fiを飛ばせ、持ち運びができるデータ通信端末です。事前に予約し、日本の空港で受け取り、持っていくのが、一般的です。

    ここで、海外ボランティア参加経験のあるインターン8期生4名はWi-Fiをどう活用したのか話を聞いてみましょう!


    <大勝 渡航国:フランス>
    私は、AndroidのスマートフォンでWi-Fiルーターは借りませんでした。親との約束で、毎日1分電話をしていました。電話をするときだけ、モバイルデータ通信をONにしていました。それでも通話料は3週間で約5,000円程でした。


    <大嶋 渡航国:アイスランド>
    私は、iPhoneでWi-Fiルーターは持っていきませんでした。アイスランドはカフェや観光地に比較的どこでもWi-Fiがつながったのでそれを利用していました。また、ワークキャンプ地でもWi-Fiがつながりました。


    <菊池 渡航国:インドネシア>
    僕は、iPhoneでWi-Fiルーターを持っていきました。羽田空港で出発前に借りました。料金は1か月で15,000円くらいかかりました。少し高いですが、いつでも連絡がつき、インターネットが使えるのはとても便利でした。


    <斎藤 渡航国:インドネシア>
    私は、iPhoneでWi-Fiルーターは借りませんでした。ホームステイ先の家にWi-Fiがなかったのですが、ホストファミリーの1人がデータ通信共有をしてくれたので、その時はスマートフォンが使えました。

    国、参加する地域によってWi-Fi環境は大きく違うので、注意してください。また、公共の場所でつながっているWi-Fiは、情報セキュリティが弱い場合が多いです。特に、ホテルのWi-Fiはセキュリティが甘く、情報漏洩のリスクが高いと言われています。必要以上にスマートフォンは使わず、ボランティア生活を楽しみましょう!

2. SIMカードを使う

利用しているスマートフォンがキャリア契約の場合、SIMロック解除する必要があります。解除は各通信会社のマイページから無料で行える場合が多いので、自分の契約キャリアを確認してみましょう。 海外のプリペイドSIMの中には通話・データ量・SMSがすべて込みのパックになっていたり、データ量だけだったりと自分の使用量に合わせてアレンジが可能です。

3. 国際コーリングカードを使う

国際コーリングカードとは、テレフォンカードと同じように、前払いのカードを買うのですが、公衆電話だけでなく、自分の携帯電話や固定電話でも使用できるのが特徴です。電話をかける際、まずアクセスポイントまでフリーダイヤルで掛け、その後自分の購入したカードの番号を入力して相手の電話番号に掛けると、利用した通話料はすべてカードから差し引かれます。日本でも現地でも買うことが出来ます。会社は100社以上あり、それぞれ価格体系が違うのでいろいろ比較してみましょう。

4. コレクトコールを使う

コレクトコールとは、簡単に言うと電話料金着払いのシステムです。交換台を通して電話の相手にコレクトコール受入れの了承を得てから通話ができる仕組みです。国や地域、利用する通信会社によって料金やアクセス方法が異なります。交換台への番号にかけ、“Overseas correct call to Tokyo, please”と言って、交換台のオペレーターに国名、都市名またはエリアコード、電話をしたい相手の電話番号を伝えましょう。オペレーターが相手方に確認し、了承が得られれば、電話することが出来ます。コレクトコールで注意するべき点は、一般の国際通話と比べて、通話料と手数料もかかるため割高になることです。

5. 携帯電話をレンタルする

海外の回線が契約されている携帯電話をレンタルすることも手段の1つです。空港のカウンターで借り、返却することもできますし、ネットで予約しておいて郵送で受取ることも可能です。

最後に、国際ボランティアに参加する予定の方に向けてです。
国際ボランティアに参加する方は全員、ピクセルワイヤレスという携帯電話をレンタルします。この携帯電話は、基本的に緊急連絡用で、CIEEスタッフが急な集合場所や時間の変更があった場合に使用します。

緊急時CIEEから電話した場合、通話料の負担はありませんが、個人的に利用した場合、通話料がかかります。国際発信(日本にかける場合)は1分当たり€1.0です。通信手段も1つに限らず、2つ以上は確保しておくと安心だと思います。家族の方と連絡する通信手段をピクセルワイヤレスとは別に考えておくことをお勧めします。

紹介してきたように、海外から日本に連絡する手段はたくさんあります。自分の行く国や地域の情報環境を調べ、自分の連絡頻度に合わせて最適の手段を考えましょう!

気を付けて行ってらっしゃい!