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前回の環境保護ボランティアについてのコラムはこちら

  • パッカー先輩!! 友人に環境保護ボランティアを紹介したら、「オーストラリアやニュージーランドは自然が豊かなのにどうして環境保護ボランティアをする必要があるの?
    日本やもっと自然が破壊されている国でやった方がいいじゃないか」
    と言われてしまって、、、
  • あぁ、まだいってなかったから話そうか。実はオーストラリア・ニュージーランドでは昔ヨーロッパからの入植により、家を造ったり、農地を作ったりしてどんどん森を切り拓いていったんだって。さらには入植者が外来種を持ち込み、その外来種がオーストラリア・ニュージーランドの固有の動植物達との生存競争に勝ったために増殖をしてしまった。そんな歴史がこの地域にはあったんだ。しかし、それぞれの国に本来いた固有種を増やして、特有の生態系を取り戻すことで生物多様性を維持しようとしているんだ。
  • そんな過去があったなんて知らなかったです。
  • ただ、自然が豊かだと思っていたけど、その背景には様々な事があるんだね~
  • 今回は環境保護に対して熱い思いを持っている
    インターン5期生の“ひらひら”こと松日楽くん
    に聞いてみよう!
  • ―ひらひらさんが招待されましたー
    ―ひらひらさんが参加しました―

  • インターン5期生のひらひらこと松日楽達哉です。オーストラリアとニュージーランドで2度オセアニア・ボランティア「環境保護」に参加しました。今回はその中でも2つ、今年の春にボランティアに行った際に直接現地で見て聞いた話をするね。きっとボランティアとはどんなものかがイメージ出来るはず。
  • 聞きたい、聞きたい!
  • ~私たちの生活が南の島まで影響~

    (ひら)ニュージーランドでボランティア活動をしていたある日、ある自然保護公園に行ったんだ。その時、思わず目を疑うような光景に出くわしたんだ。ニュージーランドといえばのどかで緑がいっぱいなイメージだったけれど、山頂から隣の山を見渡したら、無残にも木々が切り倒されている荒涼とした世界が広がっていたんだ。

  • えーっ!!そんな状況になっているの!?
  • (ひら)だから、僕らのリーダーに『なんでこうなったの?』って聞いたんだ。 そうしたら、リーダーはこう言った。
  • 『実はその場所は昔、ほとんどがマツの森だったんだ。でも、その木のほとんどが今では日本のトイレットペーパーになっているんだよ。』

  • えっ!!!!
  • (ひら)それを聞いた瞬間、とても複雑な心境にさせられたよ。
  • そうなんですか~。
  • まさか、自分たちの普段の生活にそんなに直接関わっていたとは思わないよね。
  • (ひら)そうなんだよ。今まで日本で普通に生活していた中でそんな事を考えた事なんて無かったよ。
  • 僕は教科書とかノートの後ろに、紙を作る為に木々をなぎ倒してる写真は目にした事があったけど、それが今の世界で本当に起こっている事なんだね。
  • (ひら)教科書とか新聞とかニュースで知る事と、実際に自分の目と足で現地に行って見て感じて知る事は全く違っていて本当に衝撃的だったな。
  • もっと紙などの資源を大切にしてムダ遣いをしないように気をつけなきゃいけないですね。
  • (ひら)そうだよね~。
  • なんか、そういう事を聞いたら、日本人がニュージーランドの木々を使った分のお返しとして、
    植林活動などの環境保護ボランティアを通して何かをしてあげたいですね。
  • そうだね。その気持ちが環境保護ボランティアにはすごく必要な事なのかもしれないね。
  • (ひら)ボランティアはみんながやらなきゃいけない事では無いけれど、誰かがやらなくちゃいけない事。きっと、「自分が何かをもっと良くしたい、変えたい」って気持ちが自分を突き動かすんじゃないかな。
  • 僕たちの地球はたった1つしかないんだから、これからは様々な国で協力し合って出来る限りお互いの国にとってプラスになるようにみんなで自然を護り合いたいね。
  • (ひら)そうだね。それはなにも日本人だけがそう考えているわけじゃなくて、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、イギリス、ベルギー、スイスの人などたくさんの国のみんなが思っていたよ。
  • えっ、ひらひら先輩はボランティア活動中にそんな話もしていたんですか?
  • (ひら)「うん。みんなそういう話をしている時は真剣な眼差しだったな。
  • ひらひらはすごくいろいろな事を自分で聞いてきて帰ってきたんだね。
  • そういえば、前回のコラムで僕達が環境保護活動にどれくらいの影響力があるのか話をしていたよね。
  • (ひら)では、最後に実際にニュージーランドで直接聞いたある1つの島を救った話をしよう。
  • ~人々の想いが実を結んでいる島~

    (ひら)実は、ニュージーランドの環境保護活動はすでに成果をあげていて、その舞台はオークランドからフェリーで約1時間半の場所にあるティリティリマタンギ島。この島はかつてほとんど全ての原生林を失ってしまったんだ。しかし、あるボランティア集団を中心に1984年から1994年の10年間でたくさんの木を植樹した結果、約60%の原生林を再生する事に成功し、今ではニュージーランド固有の珍しい鳥がたくさん住んでいるんだって。
  • すごいな〜。環境保護活動って実際に自然を再生する所までもうすでに進んでいるんですね。
  • (ひら)僕が参加した時のリーダーは、『この島でニュージーランドの絶滅危惧種をたくさん育てて、将来は自分たちの手で失ってしまった原生林を再生して、希少な動植物をニュージーランドの本島に戻すのが私の夢なんだ。』って言っていたよ。
  • (ひら)人間は自然を破壊してしまう力を持っているけど、同時に自然を再生させる力も持っているんだね。
  • 現地のボランティアの人たちもそれぞれ熱い思いを持っているんですね。
  • 国境を越えても同じことを本気で考えている人たちと一緒に活動をしてみたくなってきたな~。
  • 自分の行動が他の人や環境問題に少しは役に立つことができるのかな・・・
  • ぜひ、貴重な経験が出来るからオススメするよ~!!

 

 

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