TOEFL iBT® テスト ミニアドバイス

受験に関するお役立ち情報を紹介

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「もっとボキャブラリを増やしたい」「もっと読むスピードを上げたい」と感じている方向けに、簡単な練習方法が掲載されている無料のガイド


第10回 「TOEFL® Test Prep PLANNER ‐Reading編‐」

今回は前回に引き続き「TOEFL® Test Prep PLANNER」の中から、Readingセクションで提案されている勉強方法をご紹介します。

Chapter 4 Reading (P.21 – P.25) 

TOEFL® Test Prep PLANNER

TOEFL iBTテストの試験では、皆さんご存じのとおり最初に始まるのがReadingセクションです。受験者の多くが、長文でアカデミックな内容、しかも出題数も結構あって、最初から集中力を高めていくことがとても難しいと感じたのではないでしょうか。

確かにAcademic Reading Skills(P.21)にも「Readingセクションでは、大学レベルのアカデミックな文章やパッセージを理解する能力を測ります。世界の多くのアカデミックな環境では、学生は英語で書かれたテキストブックやアカデミックなマテリアルから情報を読み、理解することが求められます」とあります。

Readingセクションで問われるのは以下の3つの種類で、これらがAcademic Readingで要求される能力となります。

Reading to Find Information 情報を見つける
  • 文章にザッと目を通して、重要な事実や情報を見つける
  • 読むスピードを上げる
Basic Comprehension  基本的な内容を理解する
  • 概要や主旨、主要なポイント、重要な事実や詳細、文中の語彙や代名詞の使い方を理解する
  • 何を暗に伝えているのかを推測する
Reading to Learn 文章の特徴やその構成を把握する
  • パッセージの構成や目的を認識する
  • 見解間の関係性を理解する
  • 重要なポイントや詳細を理解するために、カテゴリチャートやサマリーに情報をまとめる
  • パッセージを通して、どのように見解どうしが関連するのかを推測する

具体的にはどのような練習をすればよいのでしょうか。Targeted Activitiesには、それぞれの練習方法も紹介されていますので見てみましょう。(P.24 – P.25)

Targeted Activities

Reading to Find Information
  • パッセージをザッと読み、重要な事実(日付、数字、期間)や情報を見つけてマーカーでしるしをつける。大文字や数字、記号、特別な書式(イタリック体など)を探す
  • パッセージの中で同じ意味を持つ単語を探し、それぞれに同じ色のマーカーでしるしをつけて、なぜこれらの単語を使ったのか、筆者の意図を理解する

Reading for Basic Comprehension
  • 単語やセンテンスを1つずつ注意深く読むのではなく、全体的な印象をつかむために、パッセージの流し読み(skimming)の練習をする
    パッセージの要点を把握するために、パラグラフの導入部分、パラグラフごとの最初のセンテンス、結論部分を読む練習をする
  • 早く流し読みをする能力や、重要なポイントを見つける能力を高める。パッセージを流し読みしたあとで、もう一度注意深く読み返し、文章全体の論旨、重要なポイントや事実を書きだす
  • パッセージの中の知らない単語をいくつか選んで、文脈(前後の文章)から意味を想像し、その後、辞書で意味を調べる
  • 全ての代名詞(例:he、him、they、them など)にアンダーラインを引いて、パッセージでそれらがどの名詞を指しているのか見つける
  • 文章中の個々のセンテンスを言い換える(パラフレーズ)。その後、パラグラフ全体を言い換える

Reading to Learn
  • 文章を読むときにはパッセージの種類を把握するようにする(原因/結果、比較/対象、分類、問題/解決、描写、叙述)
  • 情報を整理する
  • ― 重要な情報のリスト、それらを支持・裏付けている情報のリストを作る
  • ― 情報を分類する際には、チャートを作り、適切なカテゴリーに情報を置く
  • ― チャートやリスト、アウトラインを使って、パッセージの概要を口頭や書面で作る

これからTOEFL iBTテストを受験する方は、巻末Sample QuestionsのReading Section(P.43‐P .51)にある問題文を使って、今回紹介したTarget Activitiesに沿った練習方法で取り組んでみてください。そうすることで、さらに具体的な練習方法が理解できるはずです。

またGeneral Reading Activitiesでは、「もっとボキャブラリを増やしたい」、あるいは「もっと読むスピードを上げたい」と感じている方向けに、簡単な練習方法が掲載されていますので抜粋してご紹介しましょう。(p.23-p.24)

General Reading Activities

  • 新しい単語のジャーナルをつけて、語彙を増やす
  • ― アカデミックなテーマごと(生物学、地質学、心理学など)に分類したワードリストを作り、何度も繰り返し覚えられるようにフラッシュカードを作る
  • ― 接頭語や接尾語の意味、言葉の語源の意味を理解する
  • 読むときには時間を計って、読みのスピードを上げる練習をする。
    短い文章を一度読み、かかった時間を計る。そして再度同じ文章を読んで、読むスピードを上げていくようにする。

以上のように、Readingの練習をする際に、Targeted ActivitiesやGeneral Reading Activitiesでご紹介した勉強方法で、繰り返し取り組んでみることをお勧めします。だんだんとReadingのスキルが上がり、アカデミックで長い文章もあまり苦にならなくなるでしょう。

TOEFL® Test Prep PLANNER」のReadingセクションには、この他にもReading問題のパッセージについて、また問題形式についても書かれていますので(P.22)、ご自分でもじっくり読んでみてください。

この「TOEFL® Test Prep PLANNER」は、ETSウェブサイトの「Prepare for the Test」から、あるいはこちらからダウンロードしてください。

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。