CIEEレポート

CIEEが主催・参加したセミナーやイベント等のレポート

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第54回「第5回 TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座」開催報告


国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部
国際交流促進部

日時:2016年3月5日(土) 14:00~16:00
場所:ドーンセンター 5階 大会議室2
内容:第5回TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座

TOEFLアライアンスとの共催セミナーである『TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座』も5回目を迎え、計46名の先生方にご参加いただきました。

今回は、『第4回TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座』でも講師としてお招きした、立命館宇治高等学校のマイケル・プライド先生に再度登壇いただきました。
前半は、技能統合型アウトプット活動の柱となるQUADRATIC STRUCTUREの構造概念を解説いただきました。後半は、TOEFL® テストへの指導法アプローチとして、“Discussion”をキーワードにDiscussion Linesなど先生が独自に開発された概念を用いながら、ワークショップを実践する内容でした。

第54回「第5回 TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座」開催報告

前回同様、セミナーはメリハリのあるテンポの良い展開で進み、ところどころに談笑する場面も生まれた和やかな雰囲気でした。セミナー中、参加された先生からも積極的な質問が飛び交い、その掛け合いもセミナー全体の刺激となっていました。授業風景を撮影したビデオもふんだんに取り入れ、映し出される活き活きとした生徒の姿は、教育現場の先生方にとっても関心の高いものであったと感じます。
後半には、授業で行っているアクティビィティの実践内容が組まれ、参加者全員が立ち上がって取り組み、非常に活気あふれる時間となりました。“Can you count the grains of sand on the beach?”という斬新な問題提起に対し、楽しみながら英語でディスカッションされていた姿が印象的でした。

第54回「第5回 TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座」開催報告

英会話における【GDFC(=General ,Details ,Feelings, Conclusion)】という構造概念の重要性を謳い、この4パートを意識した会話構築をすることで話せる英文量が増えた生徒の実例も挙げられました。四季の流れ【春→夏→秋→冬】と似た意識感覚という表現も用いて、生徒にも馴染みやすい工夫がなされていました。アンケートには、「さっそく授業で実践したい」「TOEFL iBTテスト指導にも取り入れられる素晴らしいものだ」というご意見が多く寄せられました。

第54回「第5回 TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座」開催報告

TOEFLテストへのアプローチについては、
<TOEFLテスト→Discussion→Reflection→Writing→Reading→TOEFLテスト>という流れを軸に、<TOEFLテスト=Discussion>がポイントとなることを解説されました。Discussion Linesの活用例として、“Can you count the grains of sand on the beach?”という問いをテーマに挙げ、参加者全員でペアワークを実践しました。列を組み向かい合った人と意見を交換、各列がローテーションで移動しまた新しいペア同士で意見交換、を繰り返します。最後に、同様のアクティビティに取り組んだ生徒たちの動画を流し、独創的で感性豊かな意見は興味深いものでした。
相反する意見や全く違った角度からの考えを受け、それに対する興味関心が話すモチベーションへとつながり、会話を続けることで段階的な反応(=会話量)が増えていきます。その効果につながるアクティビティの一例として、斬新なテーマを与え自分たちの意見をとにかく伝える(=英語を話す)授業活動の取り組みを紹介されました。

セミナー後の質疑応答では、「斬新な問いのネタ元は?ひらめきのきっかけは?」といった熱心なご質問も多く、情報交換の場にもなっていました。英語4技能の向上が課題とされる教育現場に携わる参加者の方々にとって、授業展開・指導方法の工夫やアイデアの情報共有にもつながる講座となりました。

第54回「第5回 TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座」開催報告

 

第6回『TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座』(6月11日(土)開催)のお申込は、下記ページにて受付を行う予定です。
第6回『TOEFL iBT® テスト指導者向け養成講座』(6月11日(土)開催予定)申込はこちら

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。