CIEEレポート

CIEEが主催・参加したセミナーやイベント等のレポート

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文部科学省グローバル人材育成推進事業
TOEFL® テストを中心とした英語教授法セミナー」開催報告
同志社大学/国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部 共催


国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部
国際交流促進部

去る3月29日(金)、昨秋開校したばかりの同志社大学烏丸キャンパスにおいて、「TOEFL® テストを中心とした英語教授法セミナー」を開催しました。

今回は、同志社大学のグローバル人材育成プログラムの紹介も含めて3部構成(第1部:同志社大学による趣旨 説明 第2部:TOEFL® テスト英語教授法セミナー 第3部:セミナー内容に関するディスカッション)とし、同志社大学との「共催」という形を取りました。

年度末にもかかわらず、同志社大学の関係者を中心に全国各地から33名の方にご参加いただきました。

第1部は国際連携推進機構の副機構長 山内信幸先生よりご挨拶いただいた後、同事業における同志社大学の取り組みについてお話いただきました。海外へ留学する学生を増やすだけではなく、国内でもグローバル人材育成に力を入れていく構想について、そのための学習支援体制の確立やその他具体的な取り組み等をご紹介いただきました。

そして第2部は「TOEFL® テスト英語教授法セミナー」として、立命館アジア太平洋大学で教鞭をとられているETS専任講師の五十峰聖先生にご登壇いただきました。

文部科学省グローバル人材育成推進事業~TOEFLを中心とした英語教授法セミナー~

最初に、参加者同士が英語で自己紹介を行い、5つの共通点を見出すウォームアップを行う事で会場は自然に和やかな雰囲気となり、それまでの静寂から一気に賑やかなセッションとなりました。五十峰先生の自己紹介では、ご自身のTOEFL iBT® テスト受験体験談も披露していただき、その取得スコア(119点)に会場からは感嘆の声があがる一方、先生からの「教員といえども、初心に帰って定期的にTOEFL iBTテスト受験をする事が大事」というお話に頷く参加者の姿が印象的でした。

レクチャー自体はまず「TOEFLテストとはどのようなテストか」という概要からスタートし、TOEFL iBTテストの4セクション(Reading、Listening、Speaking、Writing)で出題される問題の内容やセクション毎の対策ポイントや、学習・練習方法、どのように指導していけば良いかなど、実際の問題を解きつつ、丁寧にご説明いただきました。

またレクチャーのポイントの一つでもある「TOEFL ITP® テストを土台としたTOEFL iBTテスト対策」については、TOEFL ITP® テストの中でTOEFL iBTテストをカバーできる問題と出来ない問題に関して、タイプや長さの違いなどが紹介されました。実際にTOEFL ITPテストを導入している大学や高校の参加者からは「TOEFL ITPテストを実施しながらTOEFL iBTテストにうまく繋げていきたい」といった声が聞かれ、TOEFL ITPテストの有効活用について参考になったのではないかと思います。

Writingでは、Integrated TaskとIndependent Taskに分けて、問題形式の説明、注意点、サンプル問題の実践、指導のポイントが説明されました。

4セクションの中で一番関心が高いSpeakingは、Writing同様にIndependent Task とIntegrated Taskに分け、参加者同士による実践を行いつつ問題形式やスコアアップのために有効なポイントが話されました。特に、ETSが採点する際に重要視するポイントについては参加者の関心が非常に高く、「解答時間の長短ではなく“内容”が大事」という情報はTOEFL iBTテストを指導する上で有益だったようです。

参加者からは「実践面と理論面のバランスが良く、とても参考になった」「担当する授業で今日の内容を活用したい」といった声が多く聞かれ、4月からの新学期に向けて、英語授業のアイディアを持ち帰っていただく事ができたのではないでしょうか。

文部科学省グローバル人材育成推進事業~TOEFLを中心とした英語教授法セミナー~

第3部では、この4月から同志社大学にTOEFLテスト専任講師として着任された村上絵美先生、丸田祥一先生、小島直子先生と2部の講師である五十峰先生を加えた4名の先生方をパネラーに迎え、ファシリテーターを教育支援機構副機構長の勝山貴之先生にお願いし、パネルディスカッション形式にて意見交換が行われました。

勝山先生の「TOEFL ITPテストからTOEFL iBTテストへの繋げ方について」といった問いから始まり「グローバル人材とはどのような人材か」といった質問まで、4名の先生方から様々な意見が交わされ、話は尽きませんでした。

その後、全学共通教養センターセンター長三ツ木道夫先生より閉会のご挨拶をいただき、無事教育者セミナーを終える事が出来ました。

新学期を数日後に控えた慌ただしい時期にもかかわらず、ご参加いただきました参加者の皆様と、共催という形でご協力いただいた同志社大学関係者の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。

将来、国際的に活躍する人材がより多く輩出される時代が来る事を切に願うと共に、同時に効果的な指導方法を含めたTOEFLテスト情報が今求められている事を再認識しました。今後、CIEEではTOEFLテスト日本事務局として、また非営利の国際交流団体として、国際的人材育成の一助となるような活動をより積極的に取り組んでいきたいと思います。

最後に・・・ CIEEでは英語教員向けTOEFL iBTテスト教授法ワークショップを定期的に開催しています。次回開催については決定次第CIEEのWebページ「イベント情報」でお知らせ致しますので、ぜひご参加ください。 

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。最新情報は関連のWebページよりご確認ください。