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海外体験プログラムの紹介

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TOEFLテスト日本事務局のCIEEでは、グローバルな視野を持つ人材育成を推進するために、「海外体験事業」も行っています。このコーナーでは、そのプログラムをご紹介することによって様々な形での海外体験・国際交流のあり方や意味、受けた影響などについてお伝えしていきます。

今回ご紹介するのは、「米国企業研修」です。これはご自身のバックグラウンドや履修内容に沿った研修を行う研修計画があり、正式に米国国務省の規定をクリアしている場合にのみ研修生に発行される「J1」というビザを利用して参加するインターンシッププログラムです。CIEEでは、参加者及び研修先企業を規定に基づいて審査し、DS2019という証明書類を発行しています。
一般に、学生としても現地で就学後研修を行うことは可能ですが、このプログラムでは日本で履修した分野に関連して、渡航後すぐに、滞在期間を通して最大で12ヶ月間研修を行うことが可能です。(* 社会人は最大18ヶ月です)
今回はこのプログラムを利用してビザを取得し、現在アメリカ・カリフォルニア州の企業でインターン中の小倉一峰さんにEメールでインタビューしました。

  • 小倉 一峰さん(24歳、男性)
  • 早稲田大学 基幹理工学研究科 情報理工学専攻 (在学中)
  • 派遣先企業名:Space-Time Engineering, LLC
    (アメリカ・カリフォルニア州 ロサンゼルス近郊)
  • 派遣期間:2009年11月19日~2010年6月20日
    (実質的な研修期間としては6ヶ月)
  • 研修計画概要:
    スーパーバイザーの指導を受け、シミュレータを実際に作成する業務に携わる。
    所属研究科の専攻内容に合致するとともに、大学の講義や研究室では学べない、作成過程で起こる現実的な問題や事例を体験することを目的とする。2月現在、約3分の1の研修期間を終えており、今後研修の後半には、様々なシチュエーション(携帯・スマートフォン・ラップトップ・デスクトップ)で有用なビデオ会議ネットワークアプリケーションを一から作成することで、総括的なソフトウェア開発のプロセスを学ぶ予定。

【参加まで】

1.「留学」ではなく、「インターン」として渡航することを決めたきっかけを教えてください。

知り合いの方がインターンに誘ってくださったためです。また、将来するであろう仕事内容であり、自分との適合性を知りたかったからです。

2.インターン参加を決めてから、どのような準備をしましたか?

英語の勉強はもちろんありましたが、仕事で使うプログラミングの勉強を行いました。

3.準備で一番大変だったことは何ですか?

ビザの申請です。自分の履歴などを調べたり、様々な書類を作成したりする必要があり、不慣れだったので大変でした。* (*編集部注:小倉さんの場合にはビザの申請はご本人が個人申請で行っています。有料になりますが、通常CIEEではスムーズなビザ取得のため代理申請のお申込みを同時にされることをお勧めしています。)

【研修について】

4.研修先企業、配属部署の雰囲気を教えてください。

オフィスは建物の中の一部屋を借りています。コーヒーが無料で飲めたり、お菓子や飲み物を買う自販機があったりします。また、近くにモールがあるため、歩くだけで、いろんなお店に行けます。

5.小倉さんの仕事内容をできるかぎり具体的に教えてください。

データ通信(インターネットなど)に接続するための様々な規格(無線LANなど)がありますが、これらはまず本当に動くのか、性能がどの程度なのか検証する必要があります。そのために実物を作る前に必要となるのが、シミュレータであり、そのシミュレータを作る仕事をしています。

6.仕事内容の中で、難しいと感じるところ、また反対にやっていて充実していると思えるところがあれば 教えてください。

スケジュールを立てて、なるべくその通りに仕事をしていくことです。学ぶことが多く、環境が新鮮であるので充実していると思えます。

【日常生活について】

7.お住まいは、どのようなところですか?また、どのようにして見つけましたか?

インターン先の人から紹介してもらったアパートに住んでいます。丘の上なのでモールを除いたら歩いていけるところにはあまり何もありません。オフィスまで徒歩15分くらいです。

8.食事はどのようにされていますか?

基本的に外食ですが、軽く自炊するときもあります。

9.週末はどのように過ごしていらっしゃいますか?

大学での研究や、英語の勉強をするため図書館(結構大きいのがオフィス近くにあります)に行きます。

10.アメリカで、これは日本よりもいい!もしくは便利!と思ったことは?反対に、日本の方が暮らしやすい!もしくは難しい!と思ったことはありますか?

まず、一番良いと思ったのはインターネットがどこでも繋がることです。こちらは大体スーパーやモールに行けばインターネットに繋がります。難しいのは、やはりこちらの人との感覚の違いです。食事もそうですが、時間にルーズで、家でインターネットするのに申し込んでから繋がるまで2週間かかりました。

【その他】

11.小倉さんがインターンシップに参加されて、現在数ヶ月が過ぎました。参加する前と、参加中の今で、アメリカやインターンに対する印象は変わりましたか?

仕事内容が研究内容と近いこともあり、予想していた通りでした。

12.初めての海外での「長期」滞在だと思いますが、以前も学会参加などでご経験がある、「短期」の訪問と違うところはどんなところですか?

異なる環境に慣れることにより新しい生活リズムや習慣ができ、新しい生活が始まるところが根本的に違いました。例えば、今住んでいる場所は比較的暖かいため、冬のこの時期でも朝布団にまだ入っていたいと思うことがほぼないです。

13.日本にいる間にこうしておけばよかった、もしくはこのような準備をしてくればよかった、と思ったことはありますか?

やはり仕事で時間が無くなり、大学にいたときほど自分の時間が作れないので、もうちょっと英語やプログラミングを勉強しておけばよかったとは思います。

どうもありがとうございました。
小倉さんご帰国後にまたインタビューを予定しています。どうぞお楽しみに!


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