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国別留学情報「あの国で学びたい!」

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第5回 ニュージーランド編

留学に興味がある、または留学をしたいという方が、その夢を実現させるにはなにが必要なのでしょう? このコーナーではTOEFLテストのスコアを利用して留学できる、英語が公用語の国をシリーズでご紹介しています。

第5回目の今回はニュージーランド。Education New ZealandのCommunications SpecialistであるMichelle WaitzmanさんにEメールインタビューをしました。

1.ニュージーランドの留学情報入手方法

ニュージーランドの教育機関の様々なコースやその地域について知るには、New Zealand Educated のWebサイトを見ていただくのが良いでしょう。トップページ一番上の”preferred language”で、”I’m from Japan”を選ぶと、日本語でご覧いただけます。
また、在日ニュージーランド大使館のWebサイトには、簡単な留学情報が日本語で掲載されており、各教育機関の紹介などが掲載された「ニュージーランド留学ガイド」の入手方法もこちらからご覧いただけます。ニュージーランドへの留学に興味を持ったら、まずこれらのWebサイトをご覧ください。

New Zealand Educated Webサイト

在日ニュージーランド大使館 Webサイト

2.ニュージーランドの教育制度

ニュージーランドには世界で最も評価され、認められている高い教育課程があります。どのレベルの教育機関においても教育省の定める水準に達していなければならず、そのためどこに留学しても等しく優れた教育を受けることができます。留学生は初等教育からセカンダリースクール、英語学校、大学、ポリテクニック、民間のトレーニング機関といった教育をどのレベルでも受けられます。

ニュージーランドの教育は13年間で、5歳から初等教育が始まり、セカンダリースクールではNCEA(National Certificate of Educational Achievement)と呼ばれる全国共通学力試験で学力を測ります。この試験は世界中数々の国で認められているものです。

州立と私立の学校があり、多くの地域では男子校・女子校、そして共学を選ぶことが可能です。高等教育はサーティフィケートから学士、修士、博士といった学位があります。全ての大学とポリテクニックは州立で、高等教育機関は公立でも私立でもニュージーランド資格審査局(NZQA)によって管理され、制度を通して高い基準を維持するよう保障されています。

また留学生にとってのメリットとしては、留学生がきちんとした教育を受けられるよう管理するCode of Practiceという条例があります。これは、最低限の基準を設定することによって、留学生本人や、そのご両親、エージェントにさらなる安心感を与えるために作られました。この条例は、教育機関に以下のことを守るように定めており、正規に認定された教育機関であれば、安心して行き届いた対応を期待できます。

  • 高水準を維持すること
  • 倫理的かつ責任ある態度で留学生誘致を行うこと
  • 留学生へのインフォメーションは、わかりやすく、正確で、最新のものであること
  • 契約などの前に情報が留学生に提供されていること
  • 留学生への接触は倫理的で責任ある態度で行われること
  • 留学生独特の需要を認識すること
  • 留学生は安全な住居にいること
  • 留学生の苦情について公正かつ平等な解決手続きをとること

もし万が一、不公平な扱いがあったと感じた場合には、苦情手続きをとることもできます。

詳細について、また認定校のリストについては、下記をご覧ください。

ニュージーランド教育省 Webサイト(英語のみ)

3.ニュージーランドの教育機関のメリット

仕事や生活に有益なスキルや知識を身につける

ニュージーランドでは、カリキュラム以上の事柄を学べます。例えば、自分自身で物事を考え、知的な質問をし、責任感を強める方法などです。先生が言うことをただノートに書き写すのではなく、活気ある討論やディベートに積極的に参加することが求められます。 こういった経験によって、学術的にも職業的にも、キャリア全体に有益となる生涯のスキルを身につけることができます。

安全で自然豊かな環境での学生生活

ニュージーランドは日本と同じくらいの国土ですが、人口は400万人しかいないので、広々とゆったりした安全な場所です。美しい風景を楽しめますし、国民の気質は親しみやすいので、特別な留学生活を味わえるでしょう。多くの学校は、学生にユニークな機会を提供するような特別な自然環境をもった地域にあります。教育はもちろん、ゴルフやサーフィン、スノーボード、セーリング、カヤックなども学べるでしょう。素晴らしい環境の恩恵を受けた経験は、忘れがたいものとなるに違いありません。

4.留学生のデータ

・ニュージーランドの大学・大学院に在籍する留学生総数
2008年 88,000人 (前年比約3%減)
2007年 91,000人 
減少の理由としては、2002年から2004年に学生が激増し、その学生たちが卒業してもその時ほどの人数の学生が入学してこなかったためです。この現象は、あと1、2年は続くと見られています。
・日本からの留学生数
2008年 10,600人 (留学生全体の約12%)
2007年 12,000人以上 
・留学生出身国上位10カ国
1.中国、2.韓国、3.日本、4.インド、5.サウジアラビア、6.ドイツ、7.タイ、8.ブラジル、9.アメリカ、10.マレーシア
・日本人留学生に人気のある留学先
1.民間のトレーニング機関(語学やビジネス、IT、航空学、観光、ホスピタリティ等の科目)
2.セカンダリースクール(13~19歳までの中等教育のこと)

5.留学準備・心構え

3ヶ月以上留学する場合には、学生ビザを取る必要があります。これはニュージーランド移民局で手続きすれば、留学先機関からサポートしてもらえるでしょう。ビザを得るには、ニュージーランドの教育機関から入学許可を与えられ、健康・資質基準を満たしていなければなりません。また、高等教育機関に入学手続きをする場合には、その機関が定める英語能力基準を満たす必要があります。求められるレベルについては各教育機関にお問合せください。さらに英語力を向上させる必要がある場合には、コースを始める前に英語クラスを取ることも可能です。大半のコースは英語で進められますから、一番の準備は英語を学ぶことです。

また、留学する場所について下調べしておくことをお勧めします。ニュージーランドについての本を読んでおけば、心構えとなるでしょう。(最新の情報であることを確認のこと!)旅行ガイドブックも、町や村がどのような雰囲気か、天候はどうかなどを知るのに有効です。南半球ですから、1月と2月が最も暖かく、7月と8月が寒い月です。文化について詳しく知りたい場合には、” Whale Rider(クジラの島の少女)” and “The World’s Fastest Indian(世界最速のインディアン).”といったニュージーランド映画をぜひご覧ください。

6.TOEFLテストについて

第1言語は英語ですので、TOEFLテストはもちろん有益です。英語力があればあるほど、ニュージーランドでの留学滞在をより良いものにすることができるでしょう。

7.ニュージーランド留学経験者の印象

ニュージーランドに留学した学生たちは英語力向上以上のものを得て帰国しています。ニュージーランドでの生活が彼らの人生の幅を広げ、将来の方向性を決めるのに役立っているそうです。外国で生活することによって、新しい文化や物事の進め方を知ったり、生涯続く新しい友情関係を築いたりと、新しい世界への扉を開くきっかけとなりました。グローバル化していく昨今、異なる文化背景を持った人々と交流する経験は、キャリアにも素晴らしいメリットとなっています。

8.TOEFLメールマガジン読者へのメッセージ

ニュージーランドにはいろいろな可能性があります。信頼性のある高水準の英語教育、安全で居心地の良いライフスタイル、素晴らしい景色とレジャーアクティビティ、そして多民族社会に生きる人々の寛容さ、心の温かさなどです。ニュージーランドで学ぶことは、自分自身を知り、交流した学生たちとの繋がりによってその後の人生にも影響する良い経験となるでしょう。ニュージーランドでお会いするのを楽しみにしています!

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