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TOEFL Mail Magazine Vol.43
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留学生インタビュー

今回のインタビューは、カナダのThe University of Western Ontarioの4年生である
福居奈名絵(ふくい・ななえ)さん
です。

 
 略歴:
2000年4月 帝塚山学院大学 国際文化学部 入学
2002年9月 ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)交換留学
  ※専攻:Political Science
2004年9月 The University of Western Ontario3年生に編入学
  ※専攻:Social Justice and Peace Studies
  現在に至る

留学時に必要だったTOEFLテストのスコア
 TOEFL-PBT:550点/TOEFL-CBT:213点
TOEFLメールマガジン 留学生インタビューイメージ画像
TOEFLテスト受験の感想を教えてください。

私が編入を希望していた大学は、TOEFLテストスコアを550点(TOEFL-PBT)としていました。私は580点近くを取得して希望する大学へ出願したことを憶えています。TOEFLテストの勉強はとてもきつかったです。しかし今思うと、あの時に培った忍耐力は現在の自分の基盤になっていると確信できます。TOEFLテストの勉強をしていた時期に体験したこと全てが、自分を成長させてくれました。勉強を始めた時は、大阪にある留学予備校の授業を3ヶ月程受講し、その後も一人で勉強を約4ヶ月続けました。もちろん自分自身の勉強への動機が一番大切だとは思いますが、予備校で知り合った講師の方や友人にさまざまなアドバイスを頂いたり、テスト対策について話し合ったりしたことも、目標としているスコア獲得への道を早めたと思っています。

海外の大学へ留学を希望する際に気をつけなければならないことは、TOEFLテストのスコアが合否の全てではないということです。TOEFLテストはあくまで北米の大学において、授業についていくだけの必要な英語力をみるためのものであり、合否に一番大きな影響を与えるのは、高校・大学時代の成績だそうです。ですから私は大学編入の際に、高校3年間と大学3年までの成績を提出しました。海外の大学へ留学を希望される方には、TOEFLテストもさることながら、日本の学校での勉強をしっかりと頑張ることをお勧めします。
カナダに留学するきっかけは何だったのですか?
カナダの大学で勉強することは、高校時代からの夢の一つでした。大阪生まれの私にとって、カナダの大自然とゆったりとした生活はとても魅力的でした。現在通っている大学はオンタリオ州ロンドンという小都市にある、カナダでも最も古い大学の一つです。
学校が9月から始まると、毎日宿題(予習)と授業の復習等に追われます。留学生であった私は、気持ちに余裕が持てなかった為、初めの一年はとても大変でした。しかし、いたる所にある木々や川の季節折々の美しさが、いつも心を和ませてくれたのを憶えています。
留学中つらかったことはありますか?

TOEFLメールマガジン 留学生インタビューイメージ画像つらかったのは、大学での勉強に熱心になればなるほど、友人と過ごす時間が少なくなり、ホームシックになったり、孤独になる時間が多かったことです。私は、とても親切な2人の韓国からの留学生と仲良くなりました。しかし、彼らと過ごすことのできた時間は少なく、気分転換などのお誘いを勉強のため断らなければならなかったことがたびたびありました。
留学生活を成功させる鍵は、この孤独な時をどう捉えて、どう進んでいけるかではないでしょうか。海外へ行ったら、自分のことを親身になっていつも思ってくれるような人は、自分の両親ぐらいだという覚悟をしてから行ったほうがよいと思います。そうすると仮に寂しい思いをしても、これくらい当たり前なんだという覚悟をしているから、辛い時を乗り越えられます。しかし、あまり期待をしすぎると、現実とのギャップにショックを受けることになるかもしれません。もちろんよい友人を作るのは自分次第だと思いますが、彼らといつも一緒にいることは不可能なので、留学する目的をしっかりと持って行ったほうがいいでしょう。

留学生活の魅力を教えてください。

魅力のひとつは自分と違う文化を持つ人達と友達になれることでしょう。互いの違いを尊敬する心が自分にあれば、きっと素晴らしい留学生活になるのではないでしょうか。
留学生活は大変なことも多い分、日々の充実も大きいと思います。私は、両親や知っている人達が沢山いる母国を離れ一人で生活し、勉強するという留学生活が、自立心を養い精神を鍛えてくれると信じています。毎日が挑戦の連続ですが、そうやって頑張ったあとに得られるものはとても大きいと思います。中国からの留学生である私の友人も、毎日が挑戦の連続である留学生活がとても好きだと言っていました。
孤独な時間もありますが、自分と同じような状況で頑張っている留学生が大学に沢山いるので、海外での生活は決して心細いものではありません。

留学生活では、今まで日本の中では感じなかったことや見えていなかったことに気づかされたりもします。外の世界から日本を見たとき、今まで見えていなかった、その国の素晴らしい点、改善すべき点などを沢山見つけることができるでしょう。私自身カナダに留学し、多文化、個人の持つ "違い"="個性"に対する寛容の精神の大切さを肌で実感しました。このさまざまな人間の持つ "違い"に寛容な精神を忘れてしまっては、本当の意味での平和はないとも思いました。

将来のビジョンについてお聞かせ下さい。

私は卒業まであと半年となりました。大学卒業後の進路を現在はまだじっくり考えているところです。しかし一つ分かっていることは、自分の専攻:Social Justice and Peace Studiesとつながった仕事、世界の平和、人々の幸せのために動くことのできる仕事に就きたいということです。また、自分自身に挑戦でき、成長していけるもの、世界のさまざまな国の人々と出会え、世界平和の架け橋に役立てる仕事に就きたいと思っています。

これから留学をしようとしている方々へのメッセージをお願いします。

TOEFLメールマガジン 留学生インタビューイメージ画像もし、時間と条件が許せば、そして留学してみたいという気持ちが不動のものならば、私は是非留学に挑戦されることをお勧めします。私の経験はまだまだ浅いですが、私なりの経験から、留学生活は若者を大きく成長させてくれるきっかけを沢山与えてくれるものだと思います。日本という国から一歩外へ出て、違った環境、多文化に触れながら生活し、世界のさまざまな国からやってくる人々と友達になることのできる留学はなにものにも変えがたい貴重な経験になると思います。自分の視野が一層広くなることはもちろんのこと、柔軟な考え方も身に付くのではないでしょうか。
目的意識をしっかりと持ち、あとは情熱と努力で、後悔のないように突き進んでいってもらいたいです。自分の力を信じ、頑張っていれば、必ず何かが味方をしてくれると信じながら。

ありがとうございました。
(インタビュー:2005年11月 TOEFL事業部 稲吉 美和子)
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