TOEFL Mail Magazine Vol.37 CIEEホームページへ
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受験者インタビュー

今回のインタビューは、大学時代に米国に交換留学され、現在は社会人として働いている酒井 佑介(さかい・ゆうすけ)さんです。TOEFL-CBTのReading section 30点満点を取得したこともあるという酒井さんに、TOEFLテスト受験のアドバイスから留学の経験、今後の展望までを率直に語ってもらいました。

酒井 佑介(さかい・ゆうすけ)さん
2000年: 早稲田大学 法学部 入学
2002年8月: Grinnell College(Iowa, U.S.A.)に交換留学
2004年9月: 早稲田大学卒業
TOEFL-PBT:600点(TOEFL-CBT:250点)
合計3回受験
1回目: 213点(TOEFL-CBT)
2回目: 233点(TOEFL-CBT)
3回目: 260点(TOEFL-CBT)

 

 

●TOEFLテストについて
---TOEFLテスト受験の感想を教えて下さい。
  初めて受けたときはやはり難しいと思いました。私は特にListeningセクションが苦手だったので、時間をかけて対策をしてもなかなかスコアが上がらず、もどかしい思いをしました。それでもあきらめずに、時間のある時に英語ニュースやラジオ講座をひたすら聞いて、英語に慣れようとしました。また語彙力不足も痛感していたので、単語もできるだけ覚えました。その結果、最終的には満足のいくスコアを得ることができました。

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---これから受験する人へのアドバイスをお願いします。
  個人的には、Listeningセクションは特にスコアを上げにくいと思うので、早めに取り組んで基礎力をつけることをお勧めします。Structureは問題に慣れるために、より多くの練習問題をこなすとよいかもしれません。Writingは手をつけにくいと思いますが、少し勉強をするだけで書き方がぐっと変わってきます。比較的短期間でスコアを上げやすいと思うので、ぜひ取り組んでみてください。Readingセクションは時間に多少余裕があると思うので、気を抜かずにしっかりと見直し、ケアレスミスをなくしていくと良いと思います。また、どのセクションにおいても語彙力が必ず必要になってくるので、一日何個、と決めてこつこつと覚えていくことをお勧めします。
今後TOEFLテストにスピーキングが導入されるそうですが、実際にスピーキングができないと例えば留学などでも苦労することになります。TOEFLテストのためだけではなく、自分の将来を見据えてスピーキングの対策をするといいのではないでしょうか。
TOEFLテストの勉強は決して楽なものではありませんが、特に「スコアのための勉強」をしてしまうと、辛いしストレスになってしまうかもしれません。それより、「こんな風になりたい」とか「留学したらこんなことをしたいな」といった、自分なりの「支え」のために勉強をしたほうがよいと思います。そうすれば勉強が辛くなったときでも、TOEFLテストを通して「なりたい自分」をイメージして、モチベーションをあげることができると思います。

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●交換留学について
---交換留学の経緯を教えて下さい。
 

TOEFLメールマガジンイメージ日本の大学で国際法を専攻しており、その当時は国連の職員になりたいと思っていたため、米国留学に興味を持ちました。また英語を上達させたいという思いや、日本の大学の授業とは異なったディスカッション中心のレベルの高い授業の中で自分を高めたい、自分がどこまでできるか試したいという思いもあり、留学を決意しました。留学先はGrinnell Collegeという、米国アイオワ州にある、学生数1300人ほどの小さなリベラル・アーツの私立学校です。最大の特徴は1クラスの平均人数が20人程度で、教授との距離が近いことです。また他大学と比較して留学生が多く、設備も充実しており、自由な雰囲気がありました。学校の周りにはほとんど何もなく、予想以上の田舎町だったので遊ぶのには少し物足りませんでしたが、勉強をするのには良い環境だったと思います。

【写真:雪がたくさん降る冬が終わり、春の兆しが見えてきたGrinnell Collegeの寮】

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---留学生活の中で得たものは何ですか?
 

「状況は自分の姿勢次第で変えることができる」と体感でき、自分に自信がついたことですね。留学直後は、英語と友達作りに苦労しました。始めのうちは英語もままならない状態で、授業についていくのが精一杯でした。できると思っていた英語がわからず、授業でも発言できず、落ち込むこともありました。そして、英語ができないことで消極的になり、友人をうまく作ることもできませんでした。
その後英語上達への近道は友達作りだと気がついてからは、とにかく積極的に行動しました。疲れているときでも自分から積極的に挨拶をしたり、日本語のクラスのアシスタントをしたり、様々なイベントにもほとんど出席しました。日本文化を教えるパーティでふるまったお寿司をきっかけに友達ができたこともあります。このように主体的に活動に参加する過程で英語力もつき、多くの友人もできました。この経験のおかげで、今では常に「自分がどうなりたいのか」を考えるようになりました。それによって目標がはっきりし、自分の姿勢も自然と変わってくるからです。

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●今後の展望について
 

当初は国際機関で働きたいと思っていましたが、帰国後インターンシップを経験する中でビジネスに大きな魅力を感じるようになりました。現在は民間企業にて勤務しています。ファイナンスや経営に興味を持っているので、MBA留学も考えているところです。将来的には世界を舞台にして働きたいですね。

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ありがとうございました。

(インタビュー:2005年4月 TOEFL事業部 稲吉 美和子)

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