TOEFL Mail Magazine Vol.36 CIEEのホームページへ
TOEFLは、エデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)の登録商標です。
留学生インタビュー

今回のインタビューは、日本の大学を休学してアメリカの大学に編入し、卒業を控えている石井 智康(いしい・ともやす)さんです。

石井 智康(いしい・ともやす) さん

石井 
                          智康(いしい・ともやす) さん

TOEFLメールマガジン留学生インタビュー

St.Mary's College of California

Anthropology(人類学)

2000年:
早稲田大学入学
2002年9月:
St.Mary's College of California編入
(早稲田大学は休学)
2005年5月:
同College卒業見込み
その後、早稲田大学4年に復学予定
TOEFL-PBT:550点(TOEFL-CBT:213点)
合計4回受験
1回目:
2001年3月ごろ 470点(TOEFL-ITP)
2回目:
193点(TOEFL-CBT)
3回目:
207点(TOEFL-CBT)
4回目:
230点(TOEFL-CBT)

留学までの経緯を教えて下さい。
  米国の大学について親からよく聞かされていたので、留学は漠然とですが高校生の頃から希望していました。日本の大学に入学して2年間通う中で授業内容やカリキュラムに物足りなさを感じ、また興味を持ったAnthropologyの本格的な勉強が本場の米国かイギリスでしかできないことを知って留学を決意しました。この大学を選んだ理由は、希望するAnthropologyの専攻があったのと、日本の大教室授業とは全く異なったリベラルアーツ系のカレッジに行きたかったからです。また、適度に都会に近いというのも魅力の一つでした。

ページトップへ

現在の留学生活はどうですか?
  以前から短期留学などは経験していましたが、やはり長期間米国の大学で学ぶことによって様々な刺激を受けます。まず勉強の量が日本での大学生活では考えられないほどあり、毎日膨大な量の宿題(リーディング)に追われています。速読が苦手な私は、指定範囲を読み終えるのに現地の人の何倍も時間がかかります。
St. Mary's Collegeは日本の大学に比べてかなり小規模な大学なので、クラスの人数も少なく10人〜30人です。そのため手を抜くことができないなど、大学環境も全く異なっています。それにより日本の大学時代の私からは考えられないような、勉強ばかりの生活を経験しています。こちらの授業では、ただ漠然とテキストを読むだけではなく、ディスカッションやレポートを通して読んだ情報を自分の頭でしっかり考えることをみっちり教えられます。生活はかなり忙しいですが、おかげで日本の大学に通っていた頃とは比べられないくらい読んで考える習慣がついたと思います。

ページトップへ

留学生活の中で得たものは何ですか?
 

TOEFLメールマガジン留学生インタビュー米国だけでなく他の国も含めて、外国がもっと身近に感じられるようになりました。例えば留学生や移民を考えてみても、さまざまな国で生まれ、それぞれのバックグラウンドを持っている人々が身の回りにいます。今まで全くピンとこなかった国でも、その国出身の友達がいればニュースにも興味を持つようになります。それが異世界のことではなく現実のものとして受け止められるようになったのは、私の留学の大きな意義だと思います。
あとはロックが好きなのでいいライブに安く行けることですね(笑)

【写真:North Californiaの町Chicoに行った帰りに運転していて出逢った夕日】

ページトップへ

現地で苦労したことを教えて下さい。
 

とにかく英語ですね。発音が日本語と根本的に違うので、最初の1年間くらいはかなり苦労しました。簡単な単語すら満足に発音できないためにコミュニケーションがとれないこともよくあり、多少はがゆい経験もしました。特に生活に必要な手続き(家賃の払い方、電話線の引き方、銀行口座の開設etc)も全て自分でしなければならなかったため、英語でコミュニケーションがうまく取れない上に手続きの仕方も日本と異なったりするので苦労しました。

ページトップへ

TOEFLテストの準備はどのようにしましたか?
 

私は留学に際しPBTで550点、CBTで213点が必要でしたが、初めて受けたときはITPで470点ほどしかありませんでした。その後はとりあえず単語をたくさん覚えましたね。文法問題は比較的短期間の勉強で点数が上がりそうだったので、多くの問題を解いて慣れるようにしました。ライティングはTOEFLテスト対策としてだけではなく、留学に備えて勉強しました。その時の勉強は今でも無駄になっていないと思います。留学ではやはりレポートなど英語で文章を書くことが増えてくるので、ある程度練習をしておくとTOFLテストの対策と一石二鳥ではないでしょうか。
最初に英語で苦労した経験から、TOEFLテストの点数をある程度満足に取れるくらい日本で英語を勉強してきたほうが、こっちに来てうまくいくと思います。新しいTOEFLテストにスピーキングが入ると聞きましたが、それはコミュニケーションのツールとしての英語能力を図るテストとして、このような最初のつまずきをなくすためにも正しい方向だと思います。スピーキングの練習は留学生活でもかなり役立つはずです。

ページトップへ

今後の展望を聞かせて下さい。
 

当面は、5月にこの大学を卒業後、日本の大学の4年生として復学し、就職活動をしようと思っています。Anthropologyという自分の専攻と米国で培った根性、発言力、そしてたくましさを生かし、他文化と関わる仕事がしたいです。そして将来は大学院で研究がしたいですね。

ページトップへ

今後、英語圏へ留学を希望する人へのメッセージをお願いします。
 

英語も含め、日本でいろいろ経験してから留学をしたほうが友達もできやすく、留学生活を通して自分を見つめなおすことができると思います。留学は楽しいだけではなく、苦労することもかなり多いので、留学を考えている人は少なくともどうして留学したいのかをきちんと考え、覚悟を決めてから来たほうがいいと思います。

 

ありがとうございました。

(インタビュー:2005年3月8日 TOEFL事業部 稲吉 美和子)

上記は掲載時の情報です。予めご了承ください。 最新情報は関連のウェブページよりご確認ください。
©2005, CIEE All Rights Reserved.