TOEFL メールマガジン

TOEFL iBT 体験レポート

バックナンバーはこちら

今回は、2012年TOEFLテストスカラシッププログラム受賞者の吉川 歩さんから体験レポートを ご寄稿いただきました。 皆さんもぜひご参考にしてください。

また、TOEFLメールマガジンでは、体験談等のご寄稿を随時募集しています!

吉川 歩さん

吉川 歩さん

・経歴
2008年4月 東京大学教養学部理科一類 入学
2012年3月 東京大学工学部 卒業
2012年9月 University of Chicago Ph.D. in Economics 入学
・iBTのスコア
2010年12月 115点 (R: 30, L:29, S: 29, W: 27)

受験目的

米国の大学院に出願するため。

受験時の英語力

幼少の頃と高校生の時に、海外のインターナショナルスクールに通っていた時期があり、英語による日常会話には全く問題ありませんでした。ただ、当たり前のことですがネイティブの人との差は大きく、主に単語力と細かい表現力が不足していました。

ここでは、上に書いたような受験目的と英語能力を有していた私がTOEFLテスト受験の準備をするに当たって感じた課題と、その対策について書いていきたいと思います。そして最後に、TOEFLテスト受験全般に関するアドバイスも記したいと思います。

課題

受験準備を始めるに当たり、まず模試を数回解いて自分の課題を洗い出してみました。そこでは、主に「単語力」と「文章を組み立てる力」の2つが不足していることが分かりました。単語力の不足に関しては、リーディングセクションの問題を解く際に障害となることや、スピーキングやライティングのセクションにて単語のバリエーションを持つことができないといった問題がありました。文章を組み立てる力の不足に関しては、スピーキングとライティングのセクションにて素早く回答のアウトラインを思い描き、論理的な構造を持つ文章に仕上げることが難しいといった問題がありました。

行った対策

(単語力)

なんともオーソドックスな対策ですが、TOEFLテスト用の単語帳を買い求め、愚直に暗記に務めました。また、米国の大学院に出願するためにはTOEFLテスト以外にもGREという英語と数学の試験を受けなければならないのですが、GREの英語のセクション用の単語帳も使用しました。TOEFLテストを受けるに当たって求められる英単語の水準よりも、GREを受けるに当たって求められる水準のほうが遥かに高いので、TOEFLテスト用の英単語を大体マスターしたと思われるのであれば、GRE用の単語帳に移るのも良いと思います。GREの対策にもなりますし、TOEFLテストのスピーキングやライティングのセクションにて、レベルの高い単語を使用した回答をすることが出来ます。

(文章を組み立てる力)

スピーキングやライティングのセクションの問題を見た方や、参考書に少しでも取り組まれた方はお分かりかと思いますが、回答を作成する際には、まず回答のアウトラインを作成し、その肉付けを行っていくというプロセスを踏むことになります。詳しくは他の参考書等を参照していただきたいのですが、回答のアウトラインにはある程度パターンがあり、与えられた問題に対しどのようなアウトラインが一番良く、そしてどのように具体的に肉付けしていくのかを考える力が必要となってきます。

このように書けば、いくつかのパターンがある中から最も良いアウトラインを選び、その構成に従って回答を作成すれば良いと、非常に簡単な作業に聞こえますが、実際にはそうは行きません。実際には、どのアウトラインの構成を選べば正解かということはなく、さらに肉付けの作業を回答作成時間内にて行い、それを口に出したり書き起こしたりする作業には訓練が必要となってきます。 そこで私が行っていたのは、日常生活の中で興味を持ったトピックや、話題になっていたトピックをメモに記し、時間のあるときにそのトピックについてのスピーキングやライティングの練習を行うということでした。そのトピックについて、大まかなまとめやそれについての自分の意見、さらには意見の異なる人達の紹介やその反論などを考え、それを適していると思う構成にまとめて文章にしてみるという作業です。この毎日の繰り返しによって、実際のTOEFLテストの回答時間内にて、回答の構造を素早く構築し、文章を作り上げるという事を可能にしました。さらに、自分の意見や他人の意見を頻繁に考えることができたので、実際のTOEFLテストにて、回答の中で何らかの理由付けをしなければならないとき、適当な理由がパッと思い浮かぶようになりました。扱うトピックが特に無い日は、その日の出来事や自分の行ったことをまとめ、感想や意見などを構築していきました。

TOEFLテスト受験全般について

最後に、試験全体についてのアドバイスですが、ひたすら繰り返しの練習を行うことが確実に点数を上げていく事になります。もちろん問題形式に慣れるなどのために、模試などを多数解くことが必要ですが、多くの問題を解くことにより、試験本番にて大きな安心感を持つことが出来ますし、さらには全てのセクションにて自分の必要回答時間を大幅に短縮することが可能となります。

読者へのメッセージ

私にとってTOEFLテストは、海外の大学院への道を開かせてくれる重要なステップでした。この試験で高得点を取ることで、志望校の幅を広くすることが出来ました。みなさんもTOEFLテストの対策をしっかりと行うことで高得点を目指し、より良い道を切り開いていってください。

 

TOEFLテストスカラシッププログラムの概要はこちら

TOEFLスカラシップ受賞者の声 111号 吉川さんのご寄稿文はこちらこちら

▲このページのトップへ戻る▲