|
--ニュージーランド留学に必要な条件を教えて下さい。
それぞれに必要な英語力は、留学の種類や学校によって異なりますが、教育機関への入学には、要求されているTOEFLやIELTSのスコアなど英語運用能力の証明が必要です。現地でこれらの試験を受けることも可能ですが、いずれにせよ留学生は何かしらの英語能力の証明が必要になります。
ニュージーランドにおける留学生受け入れ態勢は、2つの政府による制度で保証されています。まず1つは、学校の資格審査・認定機関であるNZQA:New
Zealand Qualifications Authority (国立資格審査局)です。ここからの認可(大学の場合はNew
Zealand Vice-Chancellors' Committee
(NZVCC)が審査)がないと留学生を受け入れられませんし、学生はビザが下りませんのでご注意ください。2つめは、Code
of Practiceという留学生受け入れに関する規程です。これは、急増する留学生に対して、受け入れ態勢をさらに整えようという目的で、去年から留学生受け入れを希望する機関全てが対象になりました。この規程は、受入校が留学生に与える情報の内容やホームステイの管理等、全ての責任を負うという厳しいもので、留学する側には安心材料となりました。どの教育機関がNZQAから認可されているか、Code
of Practiceに署名しているかは、NZQA、Code
of Practiceそれぞれのホームページからチェックできます。
--ニュージーランドで学ぶにあたっての重要な態度や心構えを教えてください。また、日本にいる間にどのような準備ができますか?
目的をもつことは、とても大切です。また、異文化で学ぶ心構え・態度をもって、何度もでてきますが「郷に入っては郷に従え」の精神が必要ではないかと思います。特にワーキングホリデーはトレンドになってしまっていて、「とりあえず行ってみよう」という考えでいかれる方が最近多いように思います。目的がないまま結局すぐに帰ってきてしまうケースもあります。特にワーキングホリデービザは一生に一度のビザなのでもったいないですよね。ですから、目的意識を持って、しっかりと色々なことを吸収してきて欲しいと思います。
それから、コミュニケーションを持つことは大切です。文化が違うということをきちんと認識して、遠慮という概念はむしろ捨てた方がいいかもしれません。「YES」・「NO」をはっきりさせて、「何をどうしたいのか」を伝えることが重要です。ある留学生は、寒い日に毛布一枚欲しいというのは悪いと遠慮して我慢をしていたら、寒くて、風邪を引いてしまい寂しくなってホームシックになってしまったという話もあります。ステイ先も急に留学生が泣き出したらどうしたらいいのか分からないですよね。英語があまりはなせなくても、その日の授業では何をしたかなど常に、コミュニケーションを取る努力もしてみてください。黙っていては、日本人は何を考えているのか分からないといわれてしまいます。
ニュージーランドは観光局が「世界の箱庭」と表現するほど山有り、海あり、フィヨルド有りといった自然豊かなすばらしい環境にあります。この自然環境を利用したアウトドアスポーツも盛んです。何度か出てきていますが、国民性も温かく、親切な人の割合が多い国です。日本との姉妹都市も41都市あり、日本との交流が深い国でもあります。島国で魚介類も豊富で、日本と環境が似ていることも関係していますが、カルチャーショックを受けることも少なく、すべての方に住みやすい環境であることは確かです。日本語は第二外国語として教えられていることも多く、他国に比べると、戦争被害者が少ないので親日家も多いのが特徴です。先入観を持たず、新しい発見をしつつ楽しい充実した留学生活を送ってきてください。
--本日はありがとうございました。
|