ティーチャーアシスタント in USA 体験レポート From ユタ州 サンディ市 高倉 康佑さん

 

海外ボランティア、アシスタント体験へのその期待と不安、楽しさを体験した方の声を通してご紹介します。

今回は「ティーチャーアシスタントin USA」に参加し、ユタ州、サンディ市内の小学校で教員アシスタントを体験した高倉康佑さんのレポートです。
  (※校内での撮影が制限されているため、掲載写真は一部イメージ写真を含みます)

 

ティーチャーアシスタントin USA」とは
ホームステイをしながらアメリカの小学校(および1年生の準備コースである小学校付属のKindergartenを含みます)の1クラスに1人配属され、授業中、また休み時間中など1日の生活を共にし、担任教師のアシスタントを行います。 後教育に関係する職業に携わる方、今すでに教育の分野で就業している方にお勧めです。またアメリカの初等教育そのものに興味のある方、日本との違いを体験してみたいという方、座学ではなくアメリカの教育現場を直接体験し見識を広めたいという方にもぴったりのプログラムと言えます。 ------------------>>ティーチャーアシスタントin USA」の概要
 

 
 

<参加したきっかけ> 英語を教え始める前の経験に

アメリカと日本の初等教育の違いを体験してみたい、また将来自分自身が教育に携わりたい、と思ったからです。今年9月から大学院進学予定で、英語を母国語としない人たちを対象に英語を教える予定なのですが、これまでに教育に関する勉強や、教鞭を取った経験がないため、アメリカの教育を学び、このプログラムを通してどのように子どもを教えたら良いのか学びたいと思いました。大学の説明会で、このプログラムのことを知り、参加を決意しました。

<プログラム活動内容> 先生との良好な関係を築き充実した毎日

朝8時30分に学校へ登校し、その後小学生の授業を補助しました。具体的な内容は、テストや宿題の添削、教科書の音読、授業の資料の配布など様々です。また、休み時間には校庭で小学生の子たちといっしょにグラウンドで遊びました。昼休みになると、学食で子どもたちといっしょにランチを食べます。この時間は、子どもたちと積極的にコミュニケーションをとって仲良くなるチャンスです。通常は、15時に学校が終わり、その後は帰ってホストファミリーたちといっしょに過ごすか、自分がやりたいこと(買い物、散歩)をしていました。派遣先クラスの先生との関係もとても良く、プログラム期間中特に困ることはありませんでした。先生たちは、私がやりたいことを最大限配慮してくれ、30分授業以外にもパワーポイントを使い、日本の文化を紹介する機会も作っていただきました。

<30分授業> 「フルーツバスケット」をアレンジして日本のものを覚えてもらうゲーム

30分授業では、「フルーツバスケット」という日本の子供たちがよく遊ぶ椅子取りゲームをしました。椅子を内向きに並べた後、子供たちには4チームに分かれてもらい、それぞれのチームには果物の名前(リンゴチーム、メロンチーム等)を決めます。チームの名前を決めた後は、鬼を決めて椅子の数を参加者の数より1つ少なくしてゲームスタートです。鬼が、特定のフルーツの名前を呼ぶと、そのチームの人たち(鬼も含めて)は他の椅子に移動し、「フルーツバスケット」と言うと、参加者全員が他の椅子へ動くというものです。この際、残念ながら座れなかった子どもには、自己紹介と自分のチーム名を紹介してからゲームを続けていきました。

 

僕は30分授業を考えていく中で、ゲームをして楽しみながら、且つ日本のことを知ってもらえる方法を第一に考え、このフルーツバスケットに決めました。ゲームを通じて日本を知ってもらう方法として、最初の約5分間はチーム名をフルーツにし、その後、チーム名を“日本に関するもの”に変えました。例えば、「富士山チーム」,「寿司チーム」といった具合です。事前に写真を用意しておき、詳しくそれぞれ説明していきました。そうすることで、このゲームを通じて、子供たちは自分のチーム名、すなわち日本に関するものを覚えようとすることができます。もし鬼になった場合も他のチームは何チームなのかを考えていくときにも同様のことが期待できると考えました。私の30分授業は、フルーツバスケットを一種の言語トレーニングにアレンジしたもので、子どもたちは苦労している部分も見られましたが、最終的には日本のことをたくさん知ってもらうことができました。

 

<一番印象に残っていること> アメリカの小学生は積極的で好奇心旺盛

アメリカの小学生は「積極的な姿勢で様々な活動に取り組んでいる」ということです。日本のように先生が一方的にアウトプットするだけでなく、生徒たちが学んだことを「実践」する時間がたくさんありました。最初は、小学生の英語がなかなか聞き取れないこともありましたが、日を追うごとに慣れていきました。また、「授業の内容が日本語だったらわかるのにな」と感じるものが多くありました。しかし、逆に「英語ではこのような表現を使うのか」と勉強になった部分も少なくありませんでした。

また、子どもたちが日本の文化に大きな興味があった点も印象に残っています。たまたま、社会の授業で日本の文化を紹介するビデオをいっしょに見たのですが、見ている間にもたくさん質問を受けましたし、ランチの時にもいろいろと日本のことについて聞いてくれました。その時、自分は「実は日本のことを本当によく知っているわけではないな」と感じることもありましたし、日本の文化を英語で説明する難しさも経験しました。

<ホームステイ>  言いたいことははっきり言うのが良い関係を築くポイント

生活環境、食事、ホストファミリーとの関係、全体を通して満足しています。週末は、一緒に映画を見たりしました。滞在中困ったことは特にありませんでしたが、ホストマザーとホストファーザーがすごく仕事で忙しそうだったので多少気を使ってしまったような気がします。特に、ホストファーザーは平日22時過ぎに帰宅することも少なくありませんでした。

自分の意見を素直に言わなければいけないなと強く実感しました。いっしょにショッピング行ったときでも、自分の行きたいところがあるのになかなか言えずに、結果行けなくなったこともありました。アメリカの人たちは、日本のようないわゆる「暗黙の了解」という文化はないので、言葉で自分の意見をはっきり伝えることの重要性を感じました。この部分がホストファミリーといい関係を築く重要な点の1つだと思います。しかし、そういう違う文化を経験することで、自分の英語力の向上や成長にもつながっていくと思います。

<帰国後「自分が変わった!」と感じること> 積極的な自分。英語教育観にも影響

3週間という短い期間だったこともあり、なるべく多くの英語や知識を学ぼうという積極的な姿勢が以前と比べて身に付いたのではないかと思います。自分から行動を起こせば学べることも増えていきます。このような姿勢は、今後も続けていきたいなと思いました。また、アメリカの小学校を経験させてもらった中で、今後日本がどのような教育をするべきか深く考えるようになりました。私は、将来英語の教師を目指していますので、アメリカの小学校における英語教育も今後自分の教育観に大きな影響を与えると感じています。

<未来の参加者へのメッセージ> 参加中にどう成長したいのかを考えておきましょう

せっかくお金を払ってプログラムに参加するので、参加者の方にはより多くのことを吸収してもらいたいと思います。そのためには、事前に「自分はこのプログラムを通じてどう成長したいか?」を考えることが重要です。そして、プログラム中は積極的に行動しましょう。そうすれば、必ず多くのことを学ぶことができます。

将来、教育に携わりたい人は是非参加してください。このプログラムに参加することで、日本の教育とアメリカの教育を比較することができますし、両方の良い点、悪い点が見えてきます。そのような視点から考えることは、今後日本の教育が発展していくためには重要なことです。

 

【費用(3週間滞在の例)】
(参加費用) ¥234,000 (アメリカ・3週間)
※CIEEメンバー会費(¥5,000)はCIEEメンバー大学所属のため免除
(渡航費)¥147,000
現地で使用した金額:
(現金)約¥30,000 ※クレジットカードは使用しませんでした。
(費用合計)約¥411,000

【役立った物とその理由

(日本のお土産)
ホストファミリーの人たちがとても喜んでくれました。でも、食べ物は好き嫌いがあるので、置物とかがいいかもしれません。

(ノートパソコン)
やはり、30分授業を準備していく中で重要でした。また、5年生の授業のなかで生徒がパワーポイントを使って、プレゼンテーションをするというものがあり、私も先生にお願いしてプレゼンテーションをやらせてもらいましたが、その準備もパソコンがあったからこそ用意できました。
【持っていけばよかった物・準備した方がよかったものとその理由】
(授業の準備)
渡航前から、ある程度計画することが大切だと思いました。授業をした後、なにか景品のようなものを用意できたらもっと良かったかなと思ったので、日本の絵葉書か何かを準備すれば良かったと思います。

(調味料)
ホストファミリーと過ごしていく中で、何か日本食をつくってあげればよかったと思いました。けれども、実際材料を手に入れることはそこまで難しくないけれども、醤油やポン酢といった調味料は手に入りにくいので、もし何か日本食をホストファミリーに作ってあげたいと考えている人たちは事前に計画した方がいいと思います。

(子どもたちへのプレゼント)
子どもたちへのプレゼントをこっちに来るまで考えていなかったので、準備にすごく苦労しました。最終的には、画用紙に子どもたちの名前とメッセージを日本語で書いて渡したのですが、後になって、その画用紙を絵葉書にするなど、もっと用意していればいいアイディアが出てきたのになと感じています。


次はあなたが
「ティーチャーアシスタント in USA」は春期コースと夏期コースがあります。締切日に注意して、参加の計画を立ててください。
次はあなたのストーリーをここでご紹介できるのを楽しみにしています。

--->>>プログラム内容、料金

 

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