国内プロジェクトリーダー体験レポート

 

海外ボランティア体験へのその期待と不安、楽しさを体験した方の声を通してご紹介します。

今回は国際ボランティアプロジェクトの国内プロジェクトリーダーを務めた宮崎俊太さんの体験レポートです。

宮崎さんはウクライナでの国際ボランティアプロジェクトに参加経験があり、その翌年CIEEインターン第2期生として活躍。
  今回はプロジェクトリーダーとして日本国内プロジェクトの成功に尽力してくれました。

  

宮崎さんのインターン時の活躍はこちらから ------------------>>「インターンページ2011」

 

「国内ボランティアプロジェクト」とは
CIEEでは、日本各地の受入団体の協力のもとに、海外からのボランティア学生の受入を行っています。フランス、ドイツ、イタリア、フィンランド、デンマーク、韓国など 様々な国から、大学生を中心とする青少年が来日し、日本各地で開催されるボランティア活動に参加しています。 ボランティアワークを通し、地域住民の方々と相互理解、相互交流を促進することも目的のひとつとなっています。 ------------------>>「国内ボランティアプロジェクト」の概要
 
 
 
 
 





<参加したきっかけ> 震災ボランティアに来ていた外国人に心動かされて

「日本が震災で大変な時にも関わらず、はるばる来てくれる海外の人たちに素敵な思い出を作ってもらいたい、そしてその体験を自分の国で広めて欲しい。」 私が国内リーダーに申込んだ理由です。私が東北へボランティアに行った際にも海外から多くの方が参加されていて、被災地のために一生懸命働く彼らの姿に心を動かされ、彼らに日本人として何か恩返しはできないものだろうか?と考えていた時期でもありました。

私の国際ボランティアとの出会いは2010年の夏にウクライナのプロジェクトに参加したことがきっかけでした。国籍も文化も違う人たちと過ごす2週間は刺激的で最高に楽しかったのですが、その生活を支えてくれたプロジェクトリーダーは言葉も何も分からない国で頼れる唯一の人間でした。「もしあの人がリーダーでなかったら国際ボランティアでの思い出はこんなにも印象的ではなかったかもしれない」私が感じたその気持ちを今度は日本に来た人にも感じてもらえたら、そう思ったのが始まりでした。

<プロジェクト開始前日~初日> 英語で指示に不安・・・    出会った2人の気さくな仲間

 未だ見ぬメンバー、福井県越前おおのに想いを馳せ、夜行バスに揺られながら考えることはやはり英語力。リーダーの主な役割は“通訳”です。「英語で指示を出せるのか?日本の文化を説明できるのか?」など悩みは尽きません。集合場所に着くまでバス、電車の中では必死にいろいろなことをノートにメモしながら過ごしました。

けれど、いざ集合場所でメンバーと合流してみるともうノートを開く暇もありません、自己紹介もままならないまま市役所へ向かいみんなであいさつへうかがい、そのままプロジェクトのオリエンテーション。テストのために勉強した英語は全く役に立たず、この先2週間が少し不安に。でもメンバーの2人は気さくで仲良くなれそうです!

 

 

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<プロジェクト後半> 街を歩きつくしてオリジナルガイドブック作成   お祭りでの屋台は大成功

プロジェクト前半の農作業体験を終え、後半は「まちなか探索」。大野市は大野城をはじめ多くの寺院など歴史的な建築物が街中にあります。そこで海外からの観光客を獲得するためにメンバーが実際に大野の街を歩き、彼らが感じた魅力・見所をもとにガイドブックを作成することが目標です。今までずっと3人で行動してきましたがこの時だけはそれぞれが大野の町を自分が思うとおりに歩きました。小さな路地から普段なら見過ごしてしまうようなお店にも足を運び、自分のガイドブックに書き記していきます。

作業終了時にはメンバーも地名や通りの名前を日本語で言えるくらいに大野の街を歩きつくしました。 プロジェクト後半には「おおの城まつり」も開催され、メンバーのお国の料理を屋台で販売することに!ところが普段は全く料理をしないという2人…。必死にレシピを調べてイギリスのフィッシュ&チップスとロシアのパンケーキが完成。(物珍しさも幸いして?)見事完売しました!お客さんの「おいしい」の一言にメンバー一同安心の表情。そのほかにも万灯絵の設置など城まつりのお手伝いをしながら、花火大会や中学生みこしなど催し物も存分に楽しみました。

 

<最終日> 緊張した、市長さんへの報告  完成したガイドブック発表会

最終日は今回のプロジェクトの報告会のために市役所へ。2週間お世話になった方々も出席してくださいました。はじめに大野市長のもとへ今回このプロジェクトを開催させていただいたことのお礼へ。いつも騒がしいメンバー2人もさすがにこのときは緊張していたみたいですが、しっかりと大野の街並み、人の温かさなど伝えることができました。

その後の報告会ではまず2週間私たちのお世話をしてくださった受入団体の方からの報告。真夏の暑い中歩き回って感じたそれぞれの大野の魅力・見所を盛り込んだガイドブックの発表!やはり外国人の2人には情緒あふれるお城やお寺の風景に心惹かれたよう。そうした歴史的建築物に対する知識を深められるような英語のパンフレットがあれば海外からの旅行者にも受け入れられるとのこと!最後にメンバーから「また大野に遊びに来たい」という言葉が聞けて、受入団体の方々も私も一安心でした。最後に副市長からプロジェクトの修了証を頂きました!

  

◆1日のスケジュール

(とある1日)

8:30

起床、朝食

9:30

農作業 (稲の手入れ、畑作業)

12:00

受入農家にて昼食

13:00

野菜の直売所へ配達に

16:00

作業終了

17:00

夕食の材料の買い出し

19:00

調理&夕食

21:00

まったりおしゃべりTime

23:00

就寝

(とある休日)

9:30

起床、朝食

10:30

川遊び

12:00

河原でBBQ

13:30

ダム見学

15:00

帰宅、自由時間

18:00

近くのBarでみんなでおしゃべり

22:00

解散、帰宅

24:00

就寝

 

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<参加してみて> 海外メンバーの「日本の思い出」に深く刻まれることがやりがい 

初めて会う人たちと初めての場所で一緒に過ごす。こんな経験は普段の生活ではもうあまりないように思います。それは参加者にとっても同様で、全く異なるバックグラウンドを持った人同士が、日本で2週間過ごすということ、メンバーだけでなく現地の方とのふれあいを含めた体験を通しそれぞれが成長していく、その手助けをすることがリーダーの仕事です。

今回のプロジェクトには複数の受入団体が関わっていて、それぞれの団体のプロジェクトに対する理解が違っていたため、“リーダー”というポジションで少し苦労することもありました。お互いのことを全く知らない者同士どうしたらより理解を深められるのか、それは国も文化も違う参加者に限った事ではなく、私たち日本人の間でも身近にあることです。「国際ボランティア」、「国際交流」と聞くと何か特別な能力が必要なように感じてしまいがちですが、相手に一から自分のことを知ってもらうこと、その延長線上に国際交流があるのだと思います。私が当初考えていた“通訳”という役割もそれを実現するための一つの手段に過ぎず、英語力以上に必用とされていることあることに気付かされました。

 「リーダーでいてくれてありがとう!」別れ際にメンバーから言われた言葉です。1年前、私が憧れたあのリーダーのように役割を全うすることが出来たかはわかりませんが、私がリーダーであったことで彼らの日本で過ごした2週間が少しでも特別なものになったのならその役目を果たせたのかなと思います。

誰かの“日本”という思い出の中に深く刻み込まれるかも知れない、そんなところにも国内リーダーのやりがいがあります!

次はあなたが

CIEEでは夏に行われる国内ボランティアプロジェクトのリーダーを募集しています(毎年4月頃から募集開始)。
英語を使ってボランティア活動をしたい方、海外に行ったときに現地の人に親切にされたのでその恩返しをしたいという方、将来海外で活動したいという方、
世界と日本を結ぶ架け橋になりませんか? 次はあなたのストーリーをここでご紹介できるのを楽しみにしています。

--->>>リーダー募集情報

 

 

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