国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部
国際ボランティアプロジェクト体験談
 PROFILE
桜美林大学 文学部 言語コミュニケーション学科 4年(参加当時)
片柳早佳(かたやなぎ さやか)さん (2)
プロジェクト実施国:
メキシコ
プロジェクト実施期間:
2006年8月23日〜9月10日
プロジェクト内容:
「ウミガメの保護」
プロジェクト参加動機:
いろんな国の人と生活でき、サバイバルな英語が身につくと思っての参加。(留学ではなかなか身につかないという経験上(笑)旅行では味わえない体験がたくさん味わえるという魅力にひかれ、なんだかんだで3回目。

基本情報
◆ワークの内容・場所等:
メキシコシティから14時間ほど離れた海沿いのCorolaという小さな村。住む場所は海を目前にした海の家。夜、ウミガメの卵を保護し、埋めなおす。  パトロールなど。
◆平日のボランティアスケジュール:
10時前後〜
早い人はこれくらいから起きだして、トイレ、水浴び、洗顔、朝食等、思い思いに過ごす。昼間:お昼ごはんを食べて、ビーチに行ったり、近くの町に行ったり、音楽聴いたり、話したり。夜ゴハンまで更に思い思いに過ごす。
22時ごろ〜 現地のボランティアと合流し、エリアごとに別れてパトロール。エリアごとに1〜4時くらいに解散し、寝る。
◆休日の過ごし方:
ちょっと遠くの街までみんなで出掛けて、ユースホステルに泊まったり、買い物したり、観光したり、ご飯食べたり。
◆参加者の国籍:
ドイツ7人(内2人カップル)
オーストリア1人
フィンランド2人(姉妹)
イギリス1人
日本人3人
リーダーはドイツ人、
サブリーダーはオーストリア人で2人とも女性。
◆宿泊施設と食事:
やしの葉と木でできた海の家。キッチン棟。トイレは簡易式。お風呂は雨水を貯めた井戸からくみ上げ  た水を使用。周りはジャングルのため、虫や爬虫類、動物が多数出現。すごくサバイバルなカンジ。食事  は各日3人程度のチームでの自炊。基本タコスだったり、パスタだったり。たまに各国料理が出ることも。
◆渡航について:
持参した金額:現金5万円、T/C2万円
実際に使った金額:現金5万円、T/C2万円
クレジットカード:使用せず
(前後に旅行で使用した金額も含む)
◆持参して役立ったもの、不要だったもの:
  【役立ったもの】
 
CD、ノート、化粧水、乳液、洗剤、プリクラ、洗濯紐、蚊帳、ベープ、うちわ、カレルー、旅の指差し会話帳
  【不要だったもの】
 
多すぎるビニール袋、べたべたす るお菓子、折り紙
 
滞在の様子
  すごくサバイバルな生活でした。生活用水は雨水。(飲み水はミネラルウォーター)トイレはたまに水が流れなかったり。お風呂は雨水を汲み貯めた水を使ったり。太陽熱で温まっている昼間に使用しないと、冷たくなるなど、数週間で、生き抜く知恵を勝ち得ました(笑) 初めはそんな生活が辛かったけど、一回腹をくくってしまってからは、楽しくて仕方なかったです。普通に裸で水浴びしてました(笑)だって、普段日本じゃこんな生活できないもん!!キャンプが終わってからのユースホステルのシャワーとベッドがありがたくて仕方なかったです(笑)仕事が夜からなので、昼間は少し離れたビーチに行ったり、サッカーを見に行ったり、近くの町に行ってインターネットをしたり、本を読んだり、音楽を聞いたり、話したり、ハンモックで昼寝したり、ビーチバレーをしたりetc、思い思いに過ごしていました。目の前は波の激しい海。白い砂浜。周りはジャングル。広い青空。天然素材の宿泊施設。考えようによってはすごく贅沢な空間でした。
滞在の様子1滞在の様子2滞在の様子3
滞在の様子4滞在の様子5滞在の様子6
 

ただ、ワークが単調かつ、少し専門的だったので、ワークを始めて数日後に、私たちではなく、現地のボランティアだけでやってもいいんじゃないか、他にできることはないのか、という議論になりました。結果、結局はウミガメのボランティアを続行することになったのですが、それぞれがもっとこうしたい、という意見を現地ボランティアに言うようになりました。 また、それ以降、それぞれが思ってることを言い合う機会をリーダーが定期的に設けてくれ、より良いボランティア生活になるようにと気にかけてくれました。何人かはスペイン語が全くできなかったので、みんなで受験勉強のように単語表を作って、キッチンに貼ったり、みんなで仲良くなるように、ゲームや、キャンプファイヤーをしたりもしました。こうして、それぞれ思い思いに過ごしながらも、意見を言い合える環境ができ、とても心地よい生活を送ることができました。


【参加して思ったこと】

今まで全く関係ない国だと思っていたメキシコも、今や大好きな国のひとつ。現地の人と話せば話すほど、興味深く、楽しい国だなぁと感じます。料理もおいしいし♪絶対x2、また行きます♪こうして今まで知らなかった国が、好きな国になっていくのも楽しいですね♪

今回はムリすることなく、かなりマイペースに参加してました。英語を話したくなったらみんなと話すし、(もちろん話しかけられれば話しますがw)スペイン語を話したくなったら、昼間待機してる現地の人と話すし。日本語で話したかったら、もう一人の日本人のKayoと語り合ってたし。今まで、英語を話したいと思って来たんだから話さなきゃ!と思って無理してたのですが、おかげで2回とも無理がたたって体調を崩していたので(苦笑)。今回はほとんどKayoといましたね(笑)。

ものすごく気の合う子だったので、普通の会話から恋バナ、人生について、夢について、、、色々語りました。 もちろん、他のみんなが嫌にならないように、2人きりの時だけですけどね。日本じゃ恥ずかしくてできない、海に向かって叫んだり、歌ったりしたこともいい思い出です。キャンプが終わった後に2人でプチ旅行もしました。

そんなことを通し、思ったことは、とにかく何でも挑戦してみる。でも、無理はしないことが、楽しく過ごすコツなのかな、ということです。考え方によっては何でも楽しくなるし、何でもつまらなくなるし。いろんな国の人と、いろんな経験をし、いろんなことを考え、自分について振り返るきっかけにもなるのが、この国際ボランティアの醍醐味のひとつではないかなと思います。

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【参加を考えている方へ】

英語ができなくても十分この中で生きていける、そう気づいてなんだかんだで3回も参加しちゃってます(笑)。でも、本当にボランティアらしいボランティアがしたい人は、よーーーーくプログラムを比較検討してみてください。ほとんど仕事をしないプログラムも中にはあるので。。。まぁ、実際行ってみないと分からないですけどね(苦笑)。

英語、現地語はできるに越したことはないです。そのほうが、グループや現地の人とも交流でき、何十倍も楽しいので。できなくても、『旅の指差し会話帳』と電子辞書と、ジェスチャーと勢いと好奇心があれば、何とかなります!!何よりも必要なのは、協調性と、個性と、勢いとユーモアですね。それさえあれば何とかなります。マジで。迷ってるなら行っちゃえばいいじゃん。何十年もある人生のうちのたった数週間で、絶対に何か得て、変わって帰ってくるはず!


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