国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部
国際ボランティアプロジェクト体験談
 PROFILE
九州大学医学部 保健学科3年(参加当時)
田口 真理子(たぐち・まりこ)さん (2)
プロジェクト実施国:
ドイツ
プロジェクト実施期間:
2005年9月4日〜9月24日
プロジェクト内容:
農作業、小学校で文化紹介
プロジェクト参加動機:
他の国の人々と生活することで、他国の文化や習慣に触れたかった。また、自分を見つめなおすチャンスだと思った。

基本情報
◆ワークの内容・場所等:
近隣の畑の芋ほり、草むしり、りんご摘み、牧草を集め、乾かす、芋の仕分け、小学校訪問で各国の文化紹介等
◆平日のボランティアスケジュール:
8:00- 起床
9:00-12:00 作業

12:00-13:00

昼食
13:00-15:00 作業
15:00- 夕食・自由時間
23:00 就寝
◆休日の過ごし方:
ベルリン、ドレスデンへの旅行、サイクリング、ドライブ
◆参加者の国籍:
・リーダー:ドイツ人2名
・参加者:計9名(男性2名、女性7名)
◆宿泊施設と食事:
ファームの隣にある家
台所、トイレ、シャワー、ベッドルーム2つ
食事はキッチン班が交代で自炊
◆渡航について:
持参した金額:現金5万円、T/C2万円
実際に使った金額:現金5万円、T/C2万円
クレジットカード:使用せず
(前後に旅行で使用した金額も含む)
◆持参して役立ったもの、不要だったもの:
  【役立ったもの】
 
レイルパス、ガイドブック、国際学生証、日記帳、折り紙、日本食、厚手の服、サンダル、現金
  【不要だったもの】
 
スーツケース(タイヤがこわれた)、T/C(使えない店が多かった)、不安
 
滞在の様子
 今だから笑える話、苦労したこと

滞在の様子1
キャンプ開始3日目に、15km先の町へサイクリングに出かけたとき、途中で仲間の一人が迷子になってしまいました。その子はそのときに携帯も持っていなかったし、連絡もできずにとうとう警察を呼んで捜索してもらうことになりました。結局は見つかったのですが、そのときは皆大変ドキドキで、キャンプ開始早々こんなことになって、ちゃんとこのキャンプを皆で無事に乗り過ごすことができるのだろうかと大変心配になりました。意外にも遭難者本人はケロっとしていて安心した記憶が残っています(笑)

またサイクリング話ですが、今度は森にサイクリングに出かけた際に、皆で道に迷ってしまい、ロシア軍の射撃練習場みたいな場所に迷い込んでしまいました。夕方になり、段々と暗くなり、みんなでまだ死にたくないよぉーと話しながら、人生まだあれをしたい、これをしたいと夢を真剣に語っていました。そうこうしているうちに、森を抜けられたので、ほっと一安心して、皆で家に帰ることができました。

苦労したことは、ワークがあまりに単調なため、メンバーのなかに、この作業(いもほり・いもの仕分け)に飽きたという人が多数いたので(私は意外にもたのしんでいたのですが・・・)、ちょうどワークの中間の時期にhalf time revolutionと名付けて、革命を起こそうという話し合いを設けました。そこで、対人関係、ワークについてなど、不満やいいところを存分に話し合い、その結果を元に、ワーク内容を変えてもらったりしました。また、キャンプ最終日の前日にfinal revolutionという話し合いの場を設けて、今までの反省などを行いました。

ちょうどキャンプ中にドイツでは選挙があっており、政治の話になると苦労しました。自分自身の知識不足と表現力不足(言語面で)が相重なって、日本人の若い子は政治に興味がない、と勘違いされてしまいました。やはり、自分の国のことをきちんと知っておくこと、それを的確な英語で表現することは大変重要だと感じました。なんせ、日本人の代表くらいの目で見られるものですから・・・(苦笑)。

また、ある日の夜中には、肝試し大会をしよう、と、数人で夜中に家を抜け出し、近くの森に行き探検をしました。昼間よく行っていた場所なのですが、夜行くと恐くて、結局皆で恐く滞在の様子2なって家に帰って、庭で横になって星を眺めていました。
キャンプ地から見る星空はプラネタリウム以上で、もう一生こんな素晴らしい星空は見ることができないなと思いました。そのくらい美しかったです。
裏をかえせば、それほど田舎でキャンプをしていたということなんですが・・・。(インターネットは15km先の町までいかないとありません。。。公衆電話はあるけれど、壊れていたのか、つながりませんでした。。。)

 

休日の過ごし方

滞在の様子3休日は週に3日あり、主に週末2日は小旅行に出かけ、もう1日はサイクリングや各自のんびりする時間に当てていました。
小旅行は電車でベルリンに行き、2泊3日しました。リーダーやその彼氏にベルリンを案内してもらったり、ベルリンにいる他のキャンプと合流して、ハイキングをしたり、自由時間を使って各自行きたいところに行ったりしました。大変おもしろかったです。

日帰り旅行として、ドライブでドレスデンやデッサウ、ポツダム、ウィッテンベルクなどに連れて行ってもらいました。大変充実した休日でした。
また、ワークが終わったあとも、時間があれば、サイクリングに出かけたり、プールに行ったり、近くの湖に行ったり、近くをお散歩したり、バレーボールをしたり・・・
とにかく、いろいろなことを楽しみました。

滞在の様子4私が浴衣を日本から持ってきていたので、それをみんなに着せて、ファッションショーみたいなこともしました。
また、休日ではないのですが、近所で夜中にダンスパーティが開かれていて、近くの町から若者が大変いっぱい集まってきました。音が聞こえたので、私もキャンプのメンバーと飛び入り参加をしました!彼らも歓迎してくれて、夜中まで、踊って飲んで楽しみました!

 

 
おススメ!
キャンプに行く前に1人旅をしておくと、自信がつきます。
私はフランス、スイス、ドイツを計1週間以上旅して、キャンプに参加しました。
これが初めての海外1人旅です。

キャンプ後はキャンプで仲良くなった仲間と共に、旅行をして帰るのも楽しいと思います。事前に自分で計画しておいても良いとは思うのですが。どちらにせよ、キャンプ後は数日時間をとって、帰るのが良いと思います。私はキャンプ仲間と共に、3泊4日旅行しました。この旅も大変楽しかったです。また、他のキャンプ仲間は、リーダーのうちにホームスティしたりと、それぞれ楽しんでいたようです。
せっかくのチャンスなので、キャンプのみに終わらず、貪欲に他のことにも挑戦してみるとよいと思います。

 
参加を考えている方へ
 

国際ボランティアに参加できて、本当に良かったと思います。一生に残る素晴らしい体験ができました。とにかく楽しかったです!!世界中から集まった仲間たちと、共に笑い、共に感じ、共に泣き、いろいろなことを共有できた、夢のような3週間でした!!別れは涙々でした。。。

この旅は自分をみつめるチャンスでもあり、達成感が得られ、勇気や自信もつきました。また、視野が広がり、人間的にも、一皮むけて大きく成長できた気がします。
行ってみないと、このおもしろさ・すごさは体験できません。行く前は不安で仕方なかったけれど、実際に行ってみたらそんなものは吹っ飛んでしまいました。

行動あるのみ!!前進あるのみ!!
英語は中学生レベルくらいあれば、なんとかなります!
必要なのは、みんなとコミュニケーションをとろうとする努力、協力して頑張ろうという気持ち、そして笑顔だけです(^^)