国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部
海外ボランティアとTOEFLテストのCIEE<空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空><空>
社会人になって振り返る海外ボランティア体験 堂免美希さん
 
 

CIEE海外体験プログラム参加経験のある方の成長とその後の活躍をお届けするインタビュー、 “Growing Up with CIEE”。
今回はエコ・ボランティアに2度の参加経験のある堂免美希さんにお話をうかがいました。前編ではエコ・ボランティア参加当時の想いや感じたことを、後編ではボランティア体験がどうのように現在の仕事の中で活きているかなどについてうかがっています。なお、今回は メールマガジン「CIEE倶楽部」の100号を記念して、プレゼントクイズもありますので是非最後までご覧ください。

前編 エコ・ボランティア体験を振り返って

―堂免さんはエコ・ボランティアに2回参加されましたよね。
はい。2007年にパースで3週間、2008年はアリススプリングスで2週間参加させていただきました。
(編集部註:1回目は2007年10月〜11月にかけて、2回目は2008年2月〜3月にかけて参加されました。)

―何がきっかけでエコ・ボランティアを知り、参加されたのでしょうか?
大学に貼ってあったポスターを見てパンフレットを請求しました。元から好奇心旺盛な方なのですが、学生の時にしかできないことは何だろうと考えていた時、大学の構内でエコ・ボランティアのポスターに出会いました。「生まれや育ってきた環境が違う人と一緒に衣食住をともにし、エコ・ボランティアを行う」という機会は今後なかなかないだろうと思ったのですぐに参加を決めました。それまではアルバイトをしたり、テニスサークルに参加したりゼミの仲間と遊びに行ったりと学生生活をenjoyしていましたが、就職活動が終わって残りの学生生活1 年間を充実したものにしたいと思ったことが大きかったですね。

―1人で海外の地に現地集合ということで、参加を決めた時ご家族は心配されたりしませんでしたか?
非常に厳しい両親なのですが(笑)、その時は特に反対はなく応援してくれました。最初は、CIEEさんのことを親は知らなかったので大丈夫なのか聞かれたのですが、大学にも説明会に来ているしTOEFLテストの事務局もされているということを伝えてその点はクリアでき、後は熱意を伝えたら意外とあっさりOKが出ました。バックパックを背負った姿を見せたらあまりにバックが大きくて驚いていましたね。

―パースとアリススプリングスを選んだのは何か理由がありましたか?
オーストラリアの東側には以前行ったことがあったので、まだ行ったことがなかった西側(パース)や中央(アリススプリングス)に決めました。

―アリススプリングスではエアーズロックを訪れる機会はありましたか?
はい。活動場所がまさにエアーズロックの周りだったので、毎日エアーズロックを背景に作業していました。

(写真)エアーズロックを背景に
エアーズロックを背景に

―それはとても良い経験でしたね。天候や時刻などによって色や見え方が違うようですし、様々な姿を見ることができたのではないですか?ボランティア活動はどのようなものでしたか?
はい、とても素晴らしかったです。朝日や夕日に照らされて、濃いオレンジや薄いオレンジ、時には白っぽくも見えたりして面白かったです。世界遺産にも登録されているエアーズロックをバックに作業ができるというのは夢のようでした。プロジェクトの内容は、外来種の草を除去するもので、イギリス人1名、ドイツ人1名、韓国人3名と一緒でした。プロジェクトは土・日は休みなのでその時はリーダーがエアーズロック周辺を案内してくれたりしました。

―日本人は堂免さん1人ですか?
はい、そうです。

―そのような環境の中で何か大変なことはありましたか?
特に「これは辛かった」というものはありませんでした。1回目に参加した時には、自分の身体よりも大きな不法廃棄された古タイヤを回収するというハードなプロジェクトでしたが、メンバーが助けてくれました。

(写真)ボランティア仲間たちと
ボランティアの仲間たちと
私はパースのプロジェクトオフィスに向かったので、もちろんパースでボランティアをするものだと思っていたのですが、プロジェクトリーダーから「MIKIは来週から2週間パースから東に600km程離れたところでプロジェクトを行うことになるよ」と聞きかなり焦りました。オーストラリアは国土が広いですから現地の人からすれば600kmはたいしたことがないらしいです(笑)。カルグーリーという都市近郊で行ったのですが、この都市は金の露天掘りで有名なところ。さすがにすごいところにきてしまったと思いました。宿泊施設は一面アウトバックが広がるところにある小屋でした。昔羊飼いが宿泊所に使っていたバラック小屋で2週間寝泊りしてたくましくなりましたね(笑) 。
近くの池でみんなでザリガニを釣って茹でて食べたり、アウトバックで生活する人たちが行くようなパブに連れていってもらったり、普段経験できないことばかりで貴重でした。
(写真)作業風景
植林した後の様子。硬い赤土なので苗を植えるための穴を掘
るのもドリルを使わなくてはならず、かなりの力仕事

―英語でのコミュニケーションはいかがでしたか?
「友達と遊ぶ」という意味で‘hang out’と言うべきところ‘play’を使ったら笑われてしまったこともありました。(あまりいい意味ではないらしい・・・)でもイギリス人のメンバーに、「英語が話せて世界のどこへ行ってもコミュニケーションできてうらやましい」と言ったら、「英語の他に日本語も話せるなんてMIKIの方がすごい」と言ってくれて、自信が持てました。あと、感情を伝えるのは日本語でもいいと私は思います。イラっとした際に、日本語で大きな声で主張したら「MIKIが怒ってる、大変だ」って周りは分かってくれました(笑)。

―なるほど。まずは気持ちを伝えることが大事ですね。堂免さんは2回参加していますが、1回目と2回目で何か心がまえで違う点はありましたか?
「2回目だから今度はこうしよう」というのはなく、現地ではメンバーとたくさん話をしよう、特にかまえずに思いっきり楽しもうと、それだけ思っていました。

―全体を通してポジティブでとても良い経験になったようですね。
目的を持ってエコ・ボランティアに参加したので、「学生時代にああしておけば良かったなぁ」という悔いは全くないです。就職活動が終わってから卒業までの間に2度参加したので、当時親は急にどうしたのかと驚いていました。しかし今でも両親とはエコ・ボランティアに参加したことを話すことがあって、あの時参加して良かったね、それでたくましくなったねといってくれています。今日も、インタビューがあると言ったら喜んでくれました。  後編へつづく

(写真)エアーズロック (写真)夕焼け (写真)Bobtail
(写真)エアーズロックを背景にボランティア (写真)作業風景 (写真)クリケットをプレイ
(写真)宿泊施設 (写真)宿泊施設 (写真)ボランティアの仲間たちと
(写真説明)上段左から: エアーズロック、宿泊施設のそばで撮った夕焼け、オーストラリアに住む爬虫類Bobtail
中段左から: エアーズロックのすぐ近くでの作業、不法投棄されたタイヤを集めている様子、休憩中にやったクリケット
下段左から: 宿泊施設(×2)、ボランティアのメンバーたち
 
上の写真のように、赤土に覆われた土地と大空に囲まれての体験は参加当時だけでなく今の堂免さんにも影響を与え続けています。

後編ではエコ・ボランティアの経験が今の生活や仕事においてどのように活きているかについてお話をうかがいました。さらに堂免さんのお母様からのコメントもいただいています。 引き続きお楽しみください。

>>「(後編) 今、活きていることは・・・」を読む


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