カナダ トロント郊外植林ボランティア「Green Legacy」体験者インタビュー

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  • 【参加者】 高橋 康太さん(大学生 ※参加当時)
    【参加プログラム】 カナダ夏季限定プログラム「トロント郊外植林ボランティア」
  • 【活動先】 カナダ オンタリオ州・グエルフ
  • 【参加時期】 9月:1週間
    【活動先】 Green Legacy

参加のきっかけ

高校時代は部活一途で、部活だけで楽しかったのですが、高校の卒業旅行で部活のみんなとオーストラリアに旅行に行った時に、今まで経験したことのない文化や雰囲気を味わえて、海外に興味が湧きました。 カナダは多文化で、色んな人を受け入れている雰囲気やおおらかさと、色んな人種が集まっていて、日本とは正反対というイメージを持ちました。友人も興味を持っていたので、一緒に申込み、参加しました。

大人になってからのホームステイは、なかなか難しいと聞いていたので、大学在学中に経験したいと思っていましたが、オーストラリアに行った後からその憧れが強くなりました。また、日常会話を学びたい、私生活で英語を使ってみたい、身体を使った活動がしたいという気持ちがあり、友人と話し合った結果Green Legacyプログラムに決めました。

普段味わえない、のんびりのGuelphの街

9月は半そで・短パンでも過ごしやすかったですが、僕たちはたまに長袖を着ていました。自然が多いので、イメージとしてはちょっとさわやかな涼しさがあって、とても過ごしやすかったです。

日曜日はトロントに行くため、朝10時位にトロント行きのバスに乗る予定でしたが、昼まで走っていませんでした。外に誰1人いなかったので、「こんな事ありえなくない?昼まで家に居ろってことなの?笑」と思いました。トロントのバスは山手線のように円を走っていて、僕のホームステイ先はトロント駅から対称点にあり、つっきってまっすぐ行けば時間に間に合うんじゃないと思い、日曜の朝からすごく走りましたよ。

犬の散歩をしていたおじさんに「え?日曜日の朝なのに、なんでそんな急いでいるの?」みたいな感じで見られたのをよく覚えています。

味わいたかった色んな人種の生活が間近で見られた!

僕のホストファミリーは70代くらいの年配の黒人夫婦とその息子、そして息子の子供(6歳)と、同い年くらいのブラジル人の男子留学生が居ました。ブラジル人の留学生は英語が流暢で、ホストマザーが忙しい時には、「何欲しい?」とか僕に優しく色々教えてくれました。彼はファミリーの前でギターを弾いていたのですが、僕は一芸がなくて、何すればいいんだろう?って思いながら過ごしました。彼はもう半年もここに居るので、生活は慣れたものでした。洗い物やベッドメイキングを自分でやりますが、僕は最初わからなくて、ぽーっと見ていたら「やれ」って言われこともあります(笑)ホストファザーは物作りが好きで、「ずーっと棚を作ってるんだよ、かっこよくない?」と自画自賛していました。僕のおじいちゃんも工場で製品を作る仕事をしていることを伝えると、「一緒じゃん!」ってなって意気投合しました。6歳の子とは、ずっと遊んでいました。本当に楽しかったです。

僕のファミリーは「遊んでらっしゃ~い」という感じの自由さと、家では音楽がずっと流れているような、南米の雰囲気でした。食事は米や肉が中心でしたが、友人のホームステイ先は、白人で、世話好きな感じで、欧米チックな感じでした。友人のホームステイ先に行く機会があったのですが、クラッシックみたいな音楽が流れていて、夕食はパスタでした。「フォークでパスタ巻かなきゃいけないし!ってすごい緊張しちゃって(笑)」友人は、その生活を楽しんでいて、僕は僕のファミリーと楽しみました。カナダでは多種多様な人が共存して生活しているということを、味わうことができてよかったです。

* 高橋さんのホームステイ先


* お友だちのホームステイ先

伝わった!ホームステイ先でのコミュニケーション

ボランティアは午後3時頃に終わり、結構疲れるのでそのまま帰宅することが多かったです。5時ごろブラジル人の子が帰ってきて、6歳の子と遊んで、ご飯食べて夜ゆっくり話したりとか、音楽聞かせてくれたりとかして、早く寝るというような生活でした。ボランティア活動があった時の方が、話題もあり、ファミリーとよく話しました。

日本からのお土産に、風呂敷とおせんべいを渡しました。風呂敷はすごく喜んでくれて、飾ってくれました。「風呂敷は包むものなんだよ」と説明したのですが、富士山が描いてある風呂敷だったので、「綺麗だから飾っておきたい」って言って、飾られました。そういう風に言ってもらえて、すごく嬉しかったです。

困ったこともいくつかありました。日本人なのでご飯を出してくれましたが、タイ米とかでパサパサしており、味つけも濃かったです。あと、シャンプー、リンス、ボディーソープはありましたが、僕に合いませんでした。 その問題をしっかりホストファミリーに話すと、食事を薄味にしてくれたり、シャンプーは「これJapanese?」って言って、日本製のビオレに変えてくれました。

また、最初は門限のことがよくわかってなくて、トロント行った日に夜11時くらいに帰ってきたら、「うちの門限は10時だよ」言われてしまいました。自分の確認ミスだったので、「sorry」って謝りました。

コミュニケーション取らないとわからない事が多かったのですが、徐々に言えば伝わるし、困った事はたくさんありつつも、聞けば対応してくれました。困ったらちゃんと言った方がいいです。話せば、自分も嬉しいし、「伝わった!よし!」みたいな感覚も味わえたので、よかったです。

ボランティアに行く道中と活動先でのこと

ホームステイ先の最寄りのバス停からボランティア先までは、1時間20分ぐらいで結構かかりました。でも、バスの中は日本人が多いので、しゃべっていたらすぐ着く感じでした。バスで乗り合わせた人が、「トロント行ったらバスの方が融通きくよ」とか、「こうやってチケット買うんだよ」「何した方がいいよ」「以外とこの距離歩けるよ」とか教えてくれました。

1~2日目は外国人がたくさん乗ってきて、僕は無言が嫌いなので、友人に「何か話してよ」と言い、話かけてもらいました。僕も次第に話すようにしました。「僕は英語が得意じゃないんだ」と前置きしても、会話が弾んだので、バスでの会話がすごく楽しかったです。

Green Legacyのスタッフはすごく優しくて、わからなかったら教えてくれたり、他愛のない話をしてくれたりしました。トロントやカナダで有名なものを聞いたら、全部教えてくれました。各作業時間は短くて、やったら休憩・やったら休憩というスタイルで、楽しく作業できました。

作業はボランティアのイベントで使う苗木の植え替えを3日間ずっとしていました。すでに現地に居た日本人ボランティアと話をしたんですが、森での作業や、苗木を植え替える作業は、タイミングが良かったのでできたようです。苗木を抜くのと植え替える作業が両方あり、大変でしたが、ラジオ流しながら現地の人達と一緒に作業していたので、あっという間に作業が終わって、楽しかったです。

英語は1回では聞き取れないので、聞き返したりとか、友人に聞いたりしていました。ホームステイは「日本人だからわからない」という前提で聞いてくれたんですが、ボランティア先での英語は普通のペースで、それで「ちゃんと理解して」という感じでした。最初はわかんなくて、苗木をポンポンって抜いてたら、「No」って言われて(笑)苗木の長さが大き過ぎるとダメとか、短すぎるとダメとかあったんですけど、全部入れてたら、「No,no」って言われちゃいました。でも、本当に楽しかったです。

印象的な活動がない時のトロント観光

ボランティアがない初めての日に、友人がトロント大学を見たいということで、1時間で回れる説明会みたいなものに参加しました。あとは、博物館・美術館とかにも行きました。友人とナイアガラの滝に行き、帰りもマーケットなど見学しました。

同じ日に、友人のホストファミリーに「野球がすごい好きで、メジャーの試合が観たい」と伝えたところ、日曜日のデイゲームのチケットが販売されるという話を聞きました。ユニフォームを借りて、友人と二人で観に行くことになりました。ただ、次の日はボランティアの最終日で、ファミリーで夕ご飯を食べることになっていたので、「6時くらいには帰ってらっしゃい」って言われていました。デイゲームは午後2時からだったので、少ししか見れなかったんですが、メジャーの試合を間近で見れたことが、一番印象に残っています。一方友人はサッカーファンなので、ちょっと冷めていました。でも、僕はすごく興奮してて、「これってすごいことなんだぞ!」って説明しました(笑)

自信が持てるようになった!

オーストラリアへ旅行した時は、本当に海外が怖くて、もう死ぬんじゃないか、命投げ捨てて行くんじゃないかと思っていましたが、今回ボランティア終了後にニューヨークへ旅行したとき、気持ちは逆でした。気持ちに余裕があって、ハプニングもありましたが、ワクワクの方が強かったです。

友人がブロードウェイのチケットを取ってくれましたが、外出時にパスポートを持ってくるのを忘れて、「パスポートないとブロードウェイが見られないから、戻るけど、お前はどうする?」と言われました。僕はちょっと自信があったので、一人でニューヨークを回ることにしました。

一人旅状態の中、ブルックリンの橋を歩きたかったので行きました。橋の入り口で黒人のパフォーマンスを見ていたら、「Hey Japanese!」って言われて、パフォーマンスに出されてしまいました。そのパフォーマンスは列に並ばされて、端からお金を払ったら反対側に行けるみたいなもので、最初の人が5ドル払って「いいね~」パフォーマーに言われてて、僕の番では10ドルを出しました(笑)最後の人は韓国人で20ドルくらい払っていたので、それ見たら「かわいそうだなー。俺10ドルでよかった~」って思いました。

その後橋を渡ったのですが、思ったより超長くて。すぐ終わると思ったのに、長くって。で、渡り切ったところの駅から電車に乗って、ブロードウェイ行って、友人と落ち合いました。一人旅をして「あっできたし!」って思って、すごく楽しかったです。一人でも行けるなっていう自信が持てました。

将来について

今回海外がもっと好きになったので、もちろん留学も行ってみたいし、旅行も行きたいです。今まで大きな国ばっかりだったので、聞いたことがないような国に行ってみるのもいいのかなって思っています。 大きな都市は行って自信がついたので、今度は聞いたことがないような国へ行って、失敗するのも楽しいと思うし、人生経験になるだろうし、東京では味わえないような国に行ってみたいです。

カナダでのホームステイやボランティアの経験で、「伝わる」ことが学べて、今までは「やばいかもな」って思っていたのが、「多分何とかなる」に変わったので、そこが大きいです。本当に感謝しています。

 

思い出の品

Green Legacyでもらった修了書は、最終日にサプライズで出されて、すごいテンションあがって、「めっちゃかっこいい!!」って思いました。自分の名前が入っていて、額縁もあって、家に記念で飾っています。これを見たらこの旅自体を思い出せるし、これが一番思い出深いです。僕は3日間しかボランティアをしていないので申し訳ないと思いましたが、「やってくれたことに価値があるから」って言ってくれました。

高橋さんが参加したプログラム

カナダ トロント郊外植林ボランティア&ホームステイ

【夏の限定プログラム】北米最大の植林活動ボランティア団体で、環境保全や地域社会に貢献

Green Legacyはカナダ オンタリオ州ウェリントン郡のグエルフ市で植林活動を行う北米最大のボランティア団体です。 グエルフ市が誕生して150周年を迎えた2004年に「15万本の植林」を目標に活動を始めました。 2010年にはこの活動が「Billion Tree Campaign(地球温暖化の対策)」であることが、国連にも認知されました。

1本1本の植林は地道なものですが、緑が増えることで水質や空気の質が良くなり、気温が安定し、 人々の健康状態や、野生動物の生態系を守ることにも繋がります。 活動12年目を迎えた現在も、多くの市民や子供たちが積極的に携わっており、海外からのボランティアも積極的に受け入れています。

CIEEでは2010年からボランティアの派遣を開始し、既に約100名以上の方にご参加頂いている人気のプログラムです。 

トロント郊外植林ボランティア&ホームステイプログラムの詳細はこちらからご覧ください
(※期間限定プログラムのため、参加者募集終了後はリンク先が存在しない場合もあります)