体験レポート インドネシア「日本語クラスサポート」

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“不安もあったけれど、自ら積極的に行動した経験から大きな自信に繋がり、自分の殻を破れた貴重な体験でした”

自己紹介

岩内 海斗です。春から大学3年になります。大学では教職課程を専攻しております。 将来英語教師になりたいため教師アシスタントがあるアリゾナ州に参加しました。 参加しようと思ったきっかけは大学の掲示板でCIEEのポスターを見て興味を持ち、まずは説明会に参加してみようと思いました。また、ボランティアがあるプログラムに参加しようと思った理由はボランティア活動を一度でも経験をした方が良いとアドバイスを大学でされ、自分でも一度は経験をした方が良いなと思い応募しました。説明会に行った後、両親にプログラムに参加したい事を相談すると、ぜひ行ってきなさいと背中を押してくれたので参加することに決めました。

今回渡航先をアメリカに選んだ理由は、私が小学4年生から6年生の3年間ロサンゼルスに住んでいた事と、アメリカなら行ってきなさいと言う両親の賛成が大きかったです。その中でもアリゾナを選んだ理由ですが、時期的にソルトレイクシティよりアリゾナの方が暖かく気候が良いなと思ったのと、申し込みが直前になってしまったため、アリゾナの方が参加者数も少なくまだ間に合うのではと思ったのも一つの理由です。

渡米までに不安だった点

一人で旅行をする事が初めてだったこともあり、羽田空港で家族と別れた時に、急に不安に襲われ普段は泣かない私も少し泣いてしまい、自分でも驚きました。無事に着いたことを知らせるために、乗継の間に一度家族に連絡をしました。

あとは、自分で説明書を見てESTAを取得することやホストファミリーへのお土産は何にしたらよいのか、お土産は気に入ってもらえるのか少し不安になりました。また、模擬授業で行う折り紙の英語表現方法に関して自信が持てなかったので不安でしたが、いざ実践してみると伝わったので自信になりました。

費用に関して

渡航費用はアルバイトで貯めたお金と、親からも少しだけ援助をしてもらいました。渡米した時に日本でUS$400現金を持って行ったのですが足りず、クレジットカードを使用しました。合計金額はUS$800ぐらいで主にお土産に使いました。

活動した小学校に関して

Silvia Encinas Elementary schoolはとてもにぎやかな小学校でした。私が担当したのは小学校2年生のクラスで、クラスの生徒の数は13人と他の学年と比べても少なかったように思います。 授業の時間割は毎日同じで、8時30分授業開始、給食の時間は学年により異なり、2年生のクラスは11時50分からとっていました。午後は15時に授業が終わりました。 最初の二日、三日までは何をして良いのか分からず戸惑う部分もありましたが、自分で考え行動をしたので、すぐに馴染めたと思います。

担当してくれたMs. Aguilar先生は教員歴が長くバイリンガル(スペイン語と英語)教育が専門のヒスパニック系の先生でした。私にはとてもフレンドリーで優しい先生でしたが、生徒の前ではとても厳しかったです。Readingのスペシャリストでもあります。アリゾナはヒスパニック系の生徒が多く、一人スペイン語しか話せない生徒がいて、先生はその生徒にスペイン語でフォローをしていました。授業中は本当ににぎやかで、生徒たちはよく先生に注意をされていました。私にすごく興味を持ってくれて積極的に話かけてくれました。

初日はテストだったため、いつもの雰囲気とは違ったようで緊張感があったように思います。そんな中の自己紹介でしたので、少し変な感じでした。二日目からは通常の授業でした。アシスタントとしてクラスに入りましたが、先生から特に指示はありませんでした。私は授業に集中できていない生徒に教科書のページを伝えるなど自発的にヘルプにまわりました。あとは先生から雑務を頼まれることがありました。

日本と違うなと思ったところは算数の教え方です。二けたの足し算・引き算の教え方が違ったように感じました。Ms. Aguilar先生に後で確認をしたところ掛け算は小学校3年生からとの事で、算数の進み具合も日本とは異なるなと感じました。また、毎週金曜日に保護者の方が1名クラスに来て私と同じようなサポートをしていました。

週ごとに科目が異なっていて、コンピューターのクラス・音楽のクラスが週替わりに行われているようでした。音楽のクラスでは担当教師とは違う先生が教えていました。レクリエーションのクラスもあり、面白いアクティビティもやっていました。

昼食

私が活動した小学校では食堂(給食)がありましたが、生徒とではなく先生と一緒に食べる事が多かったです。食堂ではトルティーヤやピザが多く、最初の2日間だけ食堂で食べましたが、残りの8日間はホストファミリーの家から持参したランチを食べました。電子レンジの使い方が難しかったので電子レンジを使わなくても良い食べ物(サンドイッチやポテトチップス)をホストファミリーと一緒に探し持参しました。分からないこと・困ったことがあれば常にホストファミリーに相談し、一緒に解決方法を考えてくれて、本当に協力的なホストファミリーでした。

模擬授業に関して

模擬授業では40分間で2つの題材を考え実施しました。 一つ目は折り紙のかぶとの折り方を教えましたが、「KABUTO」と言う言葉を知っている生徒が二人ぐらいいたのにはびっくりしました。みんな上手に折ることができていたので、自分の英語がきちんと伝わったのだと安心しました。

二つ目は日本から準備した写真のアルバムを生徒に見せました。発表の時には、スクリーンを貸してもらい自分で行ったことのある観光地の紹介をしました。まず日本はどこにあって、アリゾナから飛行機でどのくらいかかるのかを説明し、その後観光地の写真を説明すると生徒達はすごく興味を持ってくれて、沢山の質問をしてくれました。意外にも、一番盛り上がったのが写真の中の私の母親と姉がとてもよく似ていたという点でした(笑)

現地コーディネーターに関して

初日、ホストファザーが学校のオフィスまで一緒に行ってくれて、そこで学校のコーディネーターKatieと初めて会いました。初日のオリエンテーションは15分程度で主に生徒との接し方の注意事項の確認をしていきました。あとは、コーディネーターと週1回ミーティングがあり、情報収集等特に困ったこともありませんでした。

ホームステイ生活

とても優しいホストファミリーで到着日にはホストファザー手作りのWelcome boardで待っていてくれてとても嬉しかったです!

ホストファザーは古い車が好きだったので、家のガレージにも古い車があり、私にも車のモデルカーをくれました。初めて日本からの留学生を受け入れた家族だったようで、今でも(帰国後2か月経っても)ホストマザー、ホストファザーとメールでやり取りしています。同居人は一人、中国からきた留学生がいましたが、彼とは生活のリズムが合わずあまり会話をしませんでした。部屋の広さは十分で、とても過ごしやすかったです。プールもありましたが、さすがに冬だったため泳ぎませんでした・・・。

たまたまホストマザーの両親もシアトルから来ていて、ホストファミリーの家に滞在していたので食事は5人で過ごす事が多かったです。沢山の人と交流できたのがとても良かったです。学校までの通学方法についてホストファミリーと相談したら、車で送迎してもらえることになり、とてもラッキーでした。時々学校から帰る途中、買い物に連れて行ってくれたりしました。Net環境に関しては、Wi-fiを使っていましたが、たまにインターネットが使えない時がありましたが直ぐに修理の方が来て直してもらいました。ネット環境は家で使うことが主で、自分のスマートフォンを使用しました。

最終日はコーディネーターKatieの子供が風邪をひいたため出勤しておらず、修了書は空港でもらうというハプニングがありましたが、子供たちから手紙付きのThank you cardをもらいとても感動しました。大切な思い出の品になったので、これから一生大切にしていきたいです。

トラブル

帰国時、フェニックスからサンフランシスコに行く飛行機が1時間半遅れたため、乗継便に間に合うかどうか分からず、10分で乗り継ぐなど慌ただしい中の帰国となりました。また飛行機の遅延の影響でスーツケースの一つが羽田空港で行方不明になった時は本当に不安になりました。子どもたちからもらったカードやホストファミリーの方から頂いた大切な思い出の品が入っていたスーツケースだったので・・・。でも、2日後無事に届きました!

経験して変わった点・将来に向けて

2週間はとても短く、あっという間に過ぎてしまったので、正直もっといたいと思いました。渡航する前は引っ込み思案で、自分から行動するというのも苦手だったのですが、積極的に自分で動いた経験が自信に繋がり、自分の殻を破ることができたように思います。周りの人からも成長したねと言ってもらえました。これからは、もっとアクティブに活動していきたいと思っています。日本でTeaching assistantの経験はまだないので、今年はしてみたいと思います。また、近い将来CIEE主催の国内ボランティア活動や、オーストラリアでの環境保護に参加しようと考えています!

 

岩内さんが参加したプログラム

アメリカ「教師アシスタント」プログラム

一般家庭にホームステイをしながら、現地の小学校で授業サポートと教師体験。英語漬けの日々を送ることで、短期間でも英語力がグッと伸ばせます!

ユタ州ソルトレイクシティ近郊およびアリゾナ州フェニックス近郊の小学校でアメリカ人教師のアシスタントを行うプログラムです。授業以外にも、昼食、休み時間、放課後など1日の大半を子供たちや教師と共に過ごし、期間中最低1回、約20分~30分間のオリジナル授業を1人でおこなうことでアメリカの教育現場を本格的に体験することができます。 当初は教職員を対象にアメリカ教育現場体験プログラムとして実施していましたが、現在は教員を目指している、または、日本以外の教育現場を体験したいという学生を対象としたプログラムとなっております。日本にはない教育方法や価値観に触れることで、日本の教育や子どもたちのことを真剣に考えるきっかけになるでしょう。将来教員を志望しているかどうかに関わらず、「子どもとの交流、世話することが好きな人」であれば素晴らしい体験ができるプログラムです。

アメリカ「教師アシスタント」プログラムの詳細はこちらをご覧ください