こんなにもニュージーランドが好きになるなんて思っていませんでした 教師アシスタント ボランティア 日本語クラスサポートボランティア

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“本当に充実した3週間で、勇気を出してchallengeして良かったです”

今回はオセアニア・ボランティア「幼稚園」のプログラムに参加した大学生の女性の体験レポートをご紹介します。出発前に不安になったり、ニュージーランドの幼稚園での活動中、英語力の力不足を感じたりしても最後にはニュージーランドが大好きになって帰国されました。同じく、不安を抱えている方はぜひご参考にしてください。 (※参加者のご希望により匿名で紹介させていただきます)

参加のきっかけ

大学在学中にどうしても海外に行きたく、ボランティアもしたいと思っていました。幼児教育の過程を専攻しているので、実習のない最後の長期休みに幼稚園か保育所のボランティアと3~4週間のホームステイができるものを探していたところ、このプログラムを見つけました。ニュージーランドを選んだのは豊かな自然、温厚な気質に惹かれたためです。また、予算も理由のひとつです。

心配だったこと

語学力

元々、英語が得意ではないのに、今年度から大学での授業までなくなり、勉強不足を痛感していました。
この理解力でコミュニケーションがとれるのかとても不安でした。
対策:日常英会話帳を用意しました。/日常会話で使う単語を勉強しなおしました。

食 事

偏食があるため、心配でした。
対策:食べられない物や症状を説明する英単語を勉強していきました。

安 全

オセアニアは治安がいい方だと聞いていましたが、日本の何倍も犯罪があるので少し恐かったです。
対策:ニュージーランドの治安について調べたり、大使館についての情報を入手したりしました。また、夜道に一人で歩かないなど、最低限、自分の身を守れる行動をこころがけました。

ボランティア活動内容

業務内容

日常生活のアシスタント: 絵本の読み聞かせ ・砂遊び ・折り紙 ・パズル ・けんかの仲介 ・ブロック ・ダンス ・食事etc

[ある1日のスケジュール]

7:00 起床
7:30 朝食&昼食作り
8:30 活動場所まで移動 (徒歩30分 ※雨天の場合、車で5分)
9:00~15:00/15:30 活動
   (15:00で帰るときは 散策 (スーパーや図書館など)
16:00 帰宅
    自由時間 (ピアノ、日記、お昼寝、買い物、団欒、散歩など)
19:00 夕食
         自由時間 (シャワー、テレビ、折り紙、団欒など)
     ※基本的にホストファミリーとの時間を大切にしていました
23:00~ 就寝 (疲れている日は家族に一言告げ、早く就寝)

活動についての感想

基本的に個人の自分を尊重しているため、集団活動は昼食ぐらいで、片付けの時間やアフタヌーンティーのおおよその時間は決まっているものの毎日違う活動をそれぞれにしていました。自分に今何ができるかを考えて、部屋の整理・整頓をしたり、けんかの仲介に入ったり、三歳未満児の補助をしたり、遊びを見守ったりしていました。

幼稚園の先生から特に指示されることはありません。スタッフの皆さんも子どもたちもとても温かく迎えてくださり、子どもたちは初日からすごく懐いてくれたので毎日充実した時間を過ごせました。当然ながらall Englishなので英語力の不足は毎日痛感しました。できるに越したことはないです。

学んだこととしては、ニュージーランドは多文化共生の素晴らしい国だということが分かりました。保育所にはインド系、スパニッシュ系、アジア系、欧米系など様々なルーツやバックグラウンドを持ったスタッフ、子どもたちがいます。肌の色も瞳の色もそれぞれですが、それが当たり前で、私が活動したチャイルドケアセンターでは、それぞれの文化を尊重し、shareできるように工夫されていました。ニュージーランドの原住民であるマオリ族についても絵本やパズルが多く用意されており、私も話を聞かせていただきました。また、日本では集団行動が当たり前ですが、そうでない方法の保育を見て、お互いの長所・短所を学べたと思います。自分の文化やルーツについて見直す機会にもなります。全体を通しては、やはり言語はコミュニケーションを図る一番の要素だと思うので、準備しておく必要があり、現地でも前向きに学ぶ姿勢が大事だと思いました。しかし、言語に自信がなくても、おびえず前向きな姿勢で、笑顔を忘れず積極的に行動することが何より大切だということも学びました。

ホームステイについて / 活動以外の時間

私のステイ先では60代後半の仲の良いご夫婦と、一時帰省中の息子さん(30代)が迎えてくださいました。 とても温かく、おちゃめで、聡明で、優しい家族でした。食事について、朝食はコーンフレークやパンなどを用意してくださり、夕食はスープ、メインディッシュ(牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉などと野菜類)、パスタ、芋類、米(タイ米)などを用意してくださりました。昼食はサンドイッチの材料を用意していただいていたので、自分で毎日作っていました。また、元々イギリス領だったからなのか、アフタヌーンティーの習慣があります。私の保育所や家では三食の後に軽食やおやつを食べる習慣があったので、日本人からすると食べる量が少々多いかもしれません。

休日は自由に過ごす時間もありましたが、洗たく(週1回でした)をしたり、街へ出かけたり、近所の散策をしました。自分でリクエストしたこともありますが(積極的に自分の意見が言える方がおそらくbetter)、オーケストラのfreeコンサートに連れて行ってもらったり、近所の山に登ったり、farmに行ったり、shopping、museumなどを楽しみました。家の近所に、ホストファミリーの知り合いの日本人女性(ホストファミリーの家に、以前ホームステイに来たことのある27歳の日本人女性が、語学留学のために再度ニュージーランドに滞在中)が住んでいたので、彼女と帰省中の息子さんと3人で出かけることも多かったです。

室内はスリッパで活動していました(保育所内は靴でした)。節水・節電の習慣が日本よりあるので、冬でも暖房はつけないか、つけても日本ほど暖かくなりません(※ニュージーランドの季節は日本と逆です)。夜は冷えることもあり、私は風邪を引いてしんどくなってしまったこともあったので、室内でも羽織れる温かい服や、常備している風邪薬などがあると便利です。

参加してみて

とても楽しかったです。失礼な話かもしれませんが、正直、こんなにもニュージーランドの文化、人、自然を愛するようになるとは思っていませんでした。私は渡航前に軽いホームシックになりましたが(両親と別居していたため、不安も大きかった)、こちらに来てからは一度もホームシックにならずに楽しめました。2週間目に入ったときに英語力不足にヘコみましたが、ヘコんでいても仕方がないので、今できることを全力でやって、楽しもうと気を取り直すことができました。

ボランティア先のスタッフはとても温かい人ばかりで、子どもたちともすぐ打ち解けられて、幸せを感じる毎日でした。受け入れ、力不足な私に親切にしてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。家族も本当に素敵な方々で、この家に来られて良かったと思います。英語力不足だけは本当に痛感して、もっと聞きたかったし、もっと喋りたかったです。そのことだけは本当に残念で申し訳なく思います。ただ、本当に充実した3週間で、勇気を出してchallengeして良かったです。英語をしっかり勉強し直して絶対また来たいです。素敵なニュージーランドが大好きになりました。関わり、支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

これから参加される方へ

英語に自信がない方は少なくないと思いますが、やっぱり極力準備しておく方がbetterだと思います。私は本当に力不足を毎日痛感していました。また、ニュージーランドでの英語の発音は日本で習うものと違うので、Speaking, Listeningのときは意識することが必要です。(ex. a→aiと発音)ただ、どんなに英語の力が不足していると感じていても、相手の目をしっかり見ること、笑顔を忘れないこと、感謝の気持ちを忘れないことを守ってジェスチャーや文字、絵などで工夫すれば伝わります。おじけづかず、前向きにしていれば絶対たのしめると思います。

基本的に、「特別に何かを用意してもらえる」ということはあまり考えない方がいいと思います。話の話題や、日本を紹介できるグッズを用意しておくと喜んでもらえると思います。私は自分の勉強していることや、故郷や家族・友達についてもよく聞かれました。また、写真は分かりやすいので用意しておくと便利です。 日常生活に必要なものは現地でも買えますが、安くはないのである方が気楽です。(ex.ハンドクリーム、シャンプーetc)困ったら、ホストファミリーに気軽に相談したらいいと思います。現地スタッフの方も日本人の方なので、困ったことがあっても解決できます(私はバスを乗りまちがえましたが)。勇気をもって全力で楽しんでください。

旅メモ

航空券代金
約¥220,000(成田-オークランド往復、8月出発)
持参した金額
現金 約¥40,000円、トラベラーズチェック 無
実際に使った金額
現金 約¥35,000円(荷物重量オーバー代20,000円含む)、クレジットカード 約¥10,000円
役立った持ち物
辞書、日本を紹介するもの(折り紙、写真付きの本等)、趣味を紹介出来るもの、カメラ、常備薬、日記帳
無くて困った物
シャンプー、リンス(言えば貸してくれますが自分のものがあると便利)
その他の準備○と×
〇 自分の携帯に入っている友達や家族や日本の写真を見せることで話が盛り上がった。また趣味などの教え合いをした(私からはピアノや折り紙、ホストマザーからは手芸など)。

×日本の文化や自分に関連すること(大学で勉強していること、住んでいる町のこと、家族、友人)についてもう少し英語での知識を増やして行けば良かった。

大学生Fさん(女性)が参加したプログラム

オセアニア・ボランティア「幼稚園」

オーストラリア・ニュージーランドの一般家庭でホームステイをしながら、幼稚園・保育園でボランティア活動を行います。
移民の多い環境の中、個性をのばすゆとりある教育に携わり自分の視野を広げるとともに、園児の安全に気を配り成長を促す保育士の仕事を体験することができます。元気な子供たちの笑顔に囲まれながら、自分が貢献できる何かを見つけることができるでしょう。

オセアニア・ボランティア「幼稚園」の詳細はこちらをご覧ください