海外ボランティア初心者ガイド

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第4回 何を持っていかなきゃいけない?
     何を持っていくと便利?【Part1】

国際学生証って何?

国際学生証とは、WYSTEC(世界青年学生教育旅行連盟)が発行するユネスコ承認の世界共通の学生証です。身分証明や各国の文化施設・宿泊施設の各種割引に使えます。CIEEからの参加決定通知の書類の中にも詳細事項が入っており、ネットにも割引が使える施設案内の情報があるので、一度目を通していくと良いかもしれません。
CIEE内に設置された「カウンシル・トラベル」でも国際学生証を発行しています。
詳しくはカウンシル・トラベル 国際学生証のページをご覧ください。

国際学生証の取得は必須ではなく持たずに参加した学生も勿論いますが、持っていると様々な場面で便利です。

 

 

    お金はどのくらい持っていくべき?


    基本的にキャンプ中の宿泊地、食費は参加費に含まれているので(一部のプロジェクトでは現地での追加支払いがあります)皆さんが持っていく必要があるのは交通費とお小遣いということになります。渡航先の物価に左右されることもあるのですが、週末の小旅行やお土産代を考え5~10万円前後を持っていく人が多いようです。
    しかし!海外では何が起こるかわかりません!
    スリにあった、財布を紛失したなど不測の事態に備えお金は極力分散させて持ち、慎重に取り扱いましょう!

    ●現金
    どの地域でも交通機関を利用する際には必須であり、特にアジア地域での現金依存度は高いです。欧米でもチップを払う際には細かい現金があると便利です。日本円にして5万円もあれば十分でしょう。
    現地についてから両替してもよいとは思いますが、日本の銀行で両替可能なものはしておいた方が後々焦る必要もなく楽だと思います。

    ●クレジットカード
    現金を多く持ち歩くことに不安を覚える方にはクレジットカードをお勧めします!
    多額の買い物も簡単にでき、持ち運びや支払いの手間が省けます。ただし小さなお店では現金のみしか使用できない場合もあるのでご注意を!
    万が一紛失してしまったとしても現金と比べてリスクは少ないのがメリットです。カード会社へ連絡し即座にカードの使用を停止することが可能です。また、ホテルなどに宿泊する際にカードを提示すればデポジット(保証金)を支払う必要がありません。身分証替わりとして使うこともでき、パスポートと合わせて提示すれば何よりの身分証明となります。

    ●キャッシュパスポート
    渡航前に入金をするプリペイド型のカードです。クレジットカードは使い過ぎたり、盗まれたりした時に不安・・・という方にお勧め! 渡航前に入金した金額を上限に、海外のATMにて現地通貨で引き出すことができ、またクレジットカードのように、会計の際に提示するだけでお支払いすることもできます。万が一、紛失や盗難にあっても、被害を最小限に抑えられるというメリットがあります。

     

      Case さぶちゃん

      お金は15万円ほど持って行きました。
      現金で5万円、カードに10万円。財布の中にはその日使う分のみをいれ、残りはバックパックの取り出しやすい場所に少しと、奥の方に残りの全てを入れていました。
      カードについてですが、私はキャッシュパスポートを利用しました。これは指定の口座に振り込まれた分しか使用できないのでもし盗まれたとしても大きな被害がでません。また、スペアカードもついてくるのでオリジナルのカードを無くした場合や盗まれてしまった場合でも会社へ電話すればすぐにスペアカードのみの利用に切り替えることができます。

     



    バックパックとスーツケースのどちらを選ぶか

    スーツケースとバックパック、どちらを持っていくか悩むところだと思います。インターン4期生も1人がスーツケース、3人がバックパックという結果でした。 下記の表を参考に、自分が重視するポイントから適した方を選んでみてください!

      スーツケース バックパック 判断材料
    安全性

    ◎鍵がしっかり閉まる

    △完全に鍵をロック出来ない

    どちらにせよ預ける荷物に貴重品は入れないことを心がけよう!

    重さ

    △スーツケース自体が重いので、飛行機の荷物の重量制限に注意が必要

    ◎バックパック自体は軽いものが多い

    飛行機にある荷物の重量制限と他に持って行く荷物の重さは?

    頑丈性

    ◎丈夫である

    △スーツケースよりも強度が劣る

    荷物にお土産など割れ物はあるか

    移動

    △砂利道・階段はキャスターが引っかかって運びづらい

    ◎やや肩へ負担がかかるものの、両手が空きスムーズに移動が出来る

    活動場所の路面状態

    雨天時

    ◎外側が濡れても、中身は濡れない

    △カバーをかけないと中身まで染み込みやすい

    渡航する国の気候

    使い易さ

    △現地で、荷物を広げるためのスペースが必要

    ◎荷物を広げる必要がないので、狭いところでも大丈夫

    宿泊場所の状況

     

    いかがでしょうか。その他現地にて小さいスーツケースとバックパックで来ていた参加者もいたとのことです。また選ぶ容量にもよりますが、バックパックは持ち運びが便利な反面荷物を詰める際に1つ1つを小さく纏める、背中側に重い物を入れバランスを取るなどコツも必要なようです。 一度実際に取扱店へ出向き、現物を見てみることをおすすめします。

     

     



    寝袋やマットはどうやって買うのか

    寝袋の種類としては主に封筒型とマミー型の2種類に分けられます。封筒型は封筒のような長方形で布団と似たような形をしており、マミー型はミイラのような形をしており体全体を包み込む形状です。機能面での違いとしては以下の3つが挙げられます。

      封筒型 マミー型

    保温性

    密着度が低く、温暖地に向いている

    密着度が高く、寒冷地に向いている

    圧迫感

    布団と同じような感覚

    やや圧迫感がある

    持ち運び

    重くて収納時に大きい

    軽くて小さく纏まる

    ネットで検索をかければより詳しく情報が得られると思います。どちらの形状にしても、寝袋選びのポイントは現地の気候にあった耐寒温度のものを選ぶことです!
    ヨーロッパの殆どの国は日本より気温が低く、参加時期によっては夜間など肌寒さを感じることがあるかもしれません。逆にアジアでは気温・湿度の高さから薄手で通気性の良いものを選ぶなど、まず現地の夜間平均気温を調べてから購入してください。
    マットにおいてもポイントは変わらず、一般的に広く使用される銀マットは夏向けであり、寒冷地であれば断熱力の高いEVAマットが適しています。夏開催の国際ボランティアプロジェクトに参加するのであれば、銀マットで十分かもしれません。 空気注入式のマット使うキャンピングマットもあります。

    また実際の購入方法としては、ホームセンターやアウトドア商品取扱いショップでの購入に加え、節約も兼ね通販サイトで安価なものと高価なものの中間を購入したとの体験談もあります(通販サイトは信頼のおけるものを利用しましょう)。まずはショップにて実際の現物を確かめ、店員さんにどのような機能があると便利かを質問してみるといいでしょう。

     



  • なるほど…。
    自分が渡航する先の状況を考えて選ぶことが大切なんですね。
    あ、あとケータイって持っていきましたか?


  • ちょっとブレイクしよう。それは次のページで説明するよ。
  •  

    【Part2 】へつづく